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自然とかくれんぼする。カモフラージュ・ゲーム。~プロダクトが出来るまで~

we know enough< を立ち上げて1年が経つ。当初はコロナの影響もあり、悶々と過ごすなか、新しいチャレンジが必要だと思い、危機感に身を委ね勢いで始めた。第一弾プロダクトの焚火台はぼちぼち順調で、多くの方から「自然を守る」というアプローチに共感をしてもらえている。

一方で、2ndプロダクトはどうしようかとずっと考えてきた。僕らとしては、we know enough<は、キャンプギアブランドではなく、あくまでアウトドアライフを楽しむアイテムを作っていきたい。だから、キャンプギアにこだわらず、色々とやってみたいし、その方が僕らも楽しめそうな気がしている。

ゲームを作る

さて、2ndプロダクトは何のアイテムにしようか。

“ゲーム”を作ることにした。アウトドアシーンで楽しめるアクティビティだ。

焚火台の時もそうだったが、自分達がアウトドアライフを満喫する中で感じた、不満や違和感みたいなものを解決するようなアイテムを作っていきたいと思っている。既に世の中にあるようなアイテムは、わざわざ僕らみたいなガレージブランドがやる必要はない。足を知り、作る責任についてもきちんと向き合いながら、活動していきたい。

個人的な側面から言うと、僕の本業は建築家だ。その傍らでこういった活動をやっているからこそ、目先の成果や結果に捉われず、ゆっくりと楽しみながらやっていきたい。そして、時間を使い、社会的責任みたいなことを考えながらデザイン、開発していくことが、今後何十年もブランドを持続させていくために大切なことなのではないかとも思っている。

ということを、1年に1個程度の商品開発しかできていない、言い訳にしている。笑
(これからは徐々にペースアップはしていきたいとは思っています。)

で、2ndプロダクトに話を戻すと、
なぜゲームなのか、アクティビティなのか?

第一弾では「焚火台」という、キャンプギアの中でも王道。群雄割拠、スーパーレッドオーシャンでもあり、アイテムとしてもストイックなデザインが求められる部分もあり、なかなか苦労も多かった。だから、次はもっとカジュアルなアイテムで、ゆるめのアウトローを攻めたくなった。と言うのは、半分冗談だが、半分本当だ。ブランドイメージとしての幅を広げておきたいという想いもある。

とは言うものの、本当に自分達が欲しいと思えるもの、必要だと感じるものを作るとことは大前提だ。そこでキャンプやアウトドアシーンにおいての新たな遊び、アクティビティを作れないかと考え始めた。

キャンプは意外に暇?

実際にファミリーキャンプをしていると、意外にもやることがなかったり、暇な瞬間があったりする。2泊3日で行く時なんかもそうだし、設営や食事の準備に慣れてくると、時間を持て余す瞬間がある。特に子供たちは。キャンプなんだから、のんびりした時間を楽しむんだよ。とお叱りを受けるかもしれないが、残念ながらそれは大人の理屈で、子供には通用しない。子供はハンモックに静かに揺られて、鳥の囀りを聞きながら、物思いにふける。なんてことはしてくれない。

子供たちには、「何して遊べばいい?? youtube見ていい??」なんてことを言われることもあった。もちろん僕は「せっかく自然の中に遊びにきているんだから、youtubeなんてだめだよ。自然の中で遊んでおいで。」と言うもの、たしかにやることないのかもな。散歩や虫取りだけでは時間が持たないし、他になにか子供たちが遊べるゲームやアクテビティがあったらいいな。と思うことも多かった。

もちろん巷にはキャンプで遊べるアクテビティはいくつかある。
フリースビーやスラックライン。最近なんかはモルックというスウェーデン発祥のゲームも流行っているらしい。では、we know enoughとして、新しいアクテビティを提案するとしたらどんなものがいいだろうか。

前述したアクテビティは普遍的で十分に楽しい。アップデートの必要はない。一方でキャンプやアウトドアシーンの遊びとして、折角ならもう少し自然とふれあい、自然のことを想いながら遊べるゲームは作れないだろうかと考えた。ブランドとしてのキャッチコピーも「自然を想う時間をつくる」だ。そういったゲームとはどんなものか。

自然にカモフラージュ / MIKKE

これが僕たちなりの答え。

自然とかくれんぼする、カモフラージュ・ゲーム。自然を観察して、自然にとけこみ、自然と触れ合う遊び。題して「MIKKE」

かくれんぼは誰でもやったことはあるだろう。このゲームは、自分が隠れるのではなく、自然をモチーフにして作られたアイテムを、自然にカモフラージュさせ、かくれんぼするゲームだ。

ルールは簡単。隠し、探し、見つける。

葉っぱは本当に緑なのか?地面にはどんなものが落ちているのか?岩は表面はどんな柄だろうか?
隠す人は自然をよく観察しながら、アイテムをカモフラージュさせる。
探す人は、自然の中のちょっとした違和感を見つけようと、注意深く自然を観察する。ゲームを通して、自然の新たな一面が発見できるかもしれない。

そういった自然との触れ合いながら、楽しく遊ぶことが、子供たちにとっても大人にとっても「自然を想う時間をつくる」ことに繋がるのではないと思っている。

今後の予定

まだまだ詳細詰めないといけないことはありますが、そんなゲームを開発中です。あと一踏ん張りなので頑張ります。今回もクラウドファンディングで挑戦してみたいと思うので、ぜひ応援よろしくお願いいたします!


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