少子高齢化時代の介護保険制度、難問だらけですね。

難しい問題ですね。

少子高齢化で人口ピラミッドが逆ピラミッド型になる事を予測しながら、手を打てて来なかった事が根本的な問題なのですが・・・。これを政府のバラマキと批判するのか民主主義のコストと割り切るのか衆愚政治と罵るのか、いずれにしても済んでしまった事なので・・・。

医学が進歩して、従来なら助からなかった人が助かるようになり、介護が必要な高齢者が増える。それは、良い事に違いありませんが、介護保険や年金の面からは・・・。

人々が健康になると、健康寿命は伸びるでしょうが、寿命自体も伸びるとすれば、要介護期間が短くなるとは限りませんし・・・。

介護の人手不足は、表面的には「財務省や厚労省が予算をケチっているから、介護労働者の待遇が悪く、人が集まらない」という事なのでしょうが、「もしも介護労働者の待遇が上がったら、建設業界や宅配便業界と労働力の奪い合いになる」という事も覚悟しておかないといけませんね。「若者が大量に介護職に就くため、製造業の労働者が集まらず、貿易収支が赤字になる」といった事も起きるかも知れませんし・・・。

https://comemo.io/entries/1042

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?