政治講座ⅴ891「米国は中国共産党を敵と看做した。投資も除外」
やっと、本気で中国を敵対することにしたようである。中国を怪物に育てたのは米国である。中国に資金・技術・人材環境を提供したのは米国である。旧ソ連が崩壊した次の敵は中国共産党だったのである。敵の敵は味方と思ったのが間違いで、敵の敵も敵なのである。それが、現実問題として起こっているのである。そして、知的財産権の侵害や技術の盗用が横行する中国はデカップリング政策でもはやこれまでである。偵察気球問題で米国の逆鱗に触れた。これから中国をあらゆる手段で締め上げることであろう。このような激突が起こる事は以前から予想していた。デカップリング政策で冷戦になるのか台湾から熱戦が始まるかは予想すると、後者であろう。盛者必衰、超大国ともてはやされた米国はもはや経済力も低下しており、果たして中国共産党に勝てるかは少々、心許無いのである。今回は予兆と思われる記事を紹介する。
皇紀2683年3月3日
さいたま市桜区
政治研究者 田村 司
「存亡かけた戦い」米下院の対中国特別委が初の公聴会…超党派で厳しい姿勢鮮明
読売新聞 によるストーリー •
【ワシントン=淵上隆悠】米下院が対中政策を専門に扱うために新設した「米国と中国共産党の戦略的競争に関する特別委員会」は2月28日、初の公聴会を開いた。米政府が「唯一の競争相手」と位置づける中国に対し、議会でも超党派で厳しく対応する姿勢を鮮明にした。
公聴会の冒頭、マイク・ギャラガー委員長(共和党)は「中国との競争は、21世紀における存亡をかけた戦いだ」と訴えた。民主党の筆頭委員も「我々は中国共産党を過小評価していた。貿易や投資が民主化につながると考えたが、逆のことが起きた」と指摘した。
公聴会には、トランプ前政権下で国家安全保障担当大統領補佐官を務めたマクマスター氏らが出席した。米本土上空に飛来した中国の偵察用気球について、マクマスター氏は「中国が幅広い監視活動を行っていることを示している」と述べ、「旧ソ連よりも脅威だ」との認識を示した。
中国の貿易、外部環境が深刻な課題 圧力高まる見通し=商務相
Reuters によるストーリー • 3 時間前
[北京 2日 ロイター] - 中国の王文濤商務相は2日、記者会見で、中国の輸出入に対する圧力は今年著しく高まると述べた。
世界的な景気後退のリスクが高まり、外部環境は深刻な課題を突きつけ、外需が弱まるリスクも高まっていると指摘した。
公式統計によると、中国の輸出は昨年12月に前年比9.9%減と11月の8.7%減から悪化した。
王氏は現在一部の外国企業が中国以外への投資を検討していると認める一方、それは「特別な段階」とし、長期的にみれば中国市場は「選択肢」ではなく「必須」であり続けると強調した。
前日発表された在中国の米商工会議所による米企業対象の調査では、25年前の調査開始以降初めて、過半数が中国を「上位3位の優先投資先」と考えていないことが明らかになった。
バイデン政権が初の「サイバーセキュリティー戦略」、中国名指しで「広範・活発・執拗な脅威」
読売新聞 によるストーリー
【ワシントン=田島大志】米ホワイトハウスは2日、サイバー防御政策の指針となる「国家サイバーセキュリティー戦略」をバイデン政権として初めて発表した。幅広い産業を重要インフラに指定して防衛態勢を強化するとともに悪意のある他国や攻撃主体に対し、より積極的な対策を講じると明記した。
戦略では、中国とロシア、北朝鮮、イランを名指しし「我々の利益と国際規範に反する目標を追求し、安全保障と経済的繁栄を脅かしている」とした。特に中国は「官民両方に対し、最も広範、活発、執拗(しつよう)な脅威を引き起こしている」と指摘した。
戦略的な脅威をもたらすと判断した場合、米軍や法執行機関などが連携し、外国政府やハッカー集団などに対し、妨害行為や破壊行為を講じるとした。国防総省が今後、作戦実行に向けた戦略を策定する。
交通やエネルギーは従来、重要インフラとして攻撃を受けた際に報告義務を課していたが、対象をそれ以外にも拡大する。米政府高官は記者団に「産業界に多くを求めると同時に連邦政府も多くの措置を約束する」と強調した。
対中制裁へ同盟国と協議か 米、対ロシア兵器提供に備え
共同通信社 によるストーリー • 11 時間前
【ワシントン共同】ロイター通信は1日、ウクライナ侵攻を続けるロシアへ中国が兵器を提供した場合に備えて、米政府が同盟国と対中制裁を実施する可能性について協議していると報じた。検討している制裁内容は不明だが、特に日本などG7からの支持取り付けを狙っているとしている。
協議はまだ初期段階で、財務省が各国に打診しているという。接触を受けた国の当局者はロイターに対し、中国が兵器提供を検討しているとの確たる情報は把握していないと語った。一方、米政府当局者は同盟国には具体的な情報を示していると説明した。
欧米メディアは、中国が無人機や弾薬の提供を検討している可能性があると報じている。
中国が先端技術の「主戦場」に 豪シンクタンク、国別ランキング発表
朝日新聞社 によるストーリー • 9 時間前
オーストラリアのシンクタンク、豪戦略政策研究所(ASPI)は2日、経済や社会、安全保障などの基盤となる重要な技術の国別競争力のランキングを公表した。全44項目のうち37項目で中国が1位となっており、ASPIは中国が「国際戦略ゲームの主戦場を構成するようになった」と指摘している。
ASPIはエネルギーや人工知能(AI)、医療や防衛分野などにおける44項目について、2018~22年に発表された影響力のある論文を分析。その結果、中国が防衛や宇宙、ロボティクス、エネルギーやAIなど37項目で1位を占めた。量子計算コンピューティング、ワクチンなど7項目で1位だったが、32項目で2位にとどまり、ASPIは中国が「これまでの認識以上に多くの分野で先を行っている」と評した。
日本は44項目の中で、5位以内に入ったのは原子力や量子センサーなどの4項目だけだった。
■技術開発に貢献する「中国気球」、ドローンでもリード
中国が得意とする超音速を含めた最先端の航空機エンジンやAI、ドローンなどの技術は、安全保障にも大きく影響する。
米国の上空で見つかり注目を浴びた中国の気球について、ASPIは「ローテクだが、探知システムをくぐり抜け、重量物を運ぶことができる能力は非常に価値がある」と指摘。18年に極超音速滑空体(HGV)を運搬する気球の映像が中国で放映されたとの報道があることに加え、中国科学院が電池や原子力の分野でも1位の業績であることからも、「高高度の気球研究は、核搭載可能なHGVの開発に直接貢献しているとみられる」とした。
ロシアがウクライナ侵攻で使っているドローン(無人機)に関しても、群れで攻撃する「群集無人機」に必要なロボットの技術で中国が米国をリード。「群集無人機」の防御に使われる電磁パルスの指向性エネルギー技術においても世界トップ10の研究機関のうち7機関が中国にあるという。ASPIは「防衛、宇宙、安全保障に関連する技術の研究における中国の優位性は明らかだ」と分析した。
中国政府が強く反発「他国企業を抑圧することに断固反対」 アメリカでTikTok禁止法案が可決
TBS NEWS DIG によるストーリー •
アメリカ議会下院の委員会が中国発の動画投稿アプリ「TikTok」の利用を禁止する法案を可決したことに対し、中国政府は「抑圧に断固反対する」と反発しました。
中国外務省 毛寧報道官
「中国はアメリカが再三、国家安全の概念を汎用化して国家の力を乱用し、他国企業を抑圧することに断固反対する」
中国外務省の毛寧報道官は2日、「各国企業がアメリカで投資・経営をする際に開放、公平、差別的でない環境を提供すべきだ」と主張。
アメリカ議会下院の外交委員会がアメリカ国内でTikTokの一般利用を禁止する法案を可決したことに強く反発しました。
中国で“愛媛ミカン”握りつぶしPR「愛媛38号のミカンです」 市場に出回っていない品種を勝手に生産・輸出か…生産者は怒り
FNNプライムオンライン の意見 •
いま中国で栽培されているミカンをめぐり、ある疑いが浮上しています。
その名も「愛媛38号」。日本の農家からは、苗の無断流出の可能性もあると怒りの声が上がっています。
「果汁たっぷり!」“愛媛ミカン”次々握りつぶし…
カメラに向かって立て続けにミカンを握りつぶす男性。ミカンのジューシーさをアピールしているのですが、この後、男性が口にしたのは…「ほら見てください、これがわが四川省眉山の“愛媛38号のミカン”です。すべて皮が薄く、肉厚、果汁たっぷり!1箱10元(日本円で約200円)でお送りいたします」男性は、中国で栽培したミカンを“愛媛38号”と称して売っていました。
市場に出回っていない品種がなぜ? 知事「使節団が来た時に…」
この愛媛38号という品種は、愛媛県が試験的に栽培し、市場には出回っていない品種です。
愛媛県の中村時広知事によると「確認は取れないんですけど、今から20数年前に視察団が来て、その時に(無断で持ち出された)という可能性がある」といいます。
また、別の動画でも…「この最高品質の“愛媛ミカン”が好きならば “いいね”押して」こちらで握りつぶされているのも“愛媛のミカン”です。
いま中国で、無断で“愛媛”の名前を使ったミカンが次々と生産され、国内のみならず、海外にも輸出されているといいます。
生産者は怒り「生産者の気持ちを逆なでするような行為」
こうした事態に、愛媛県のミカン生産者は…
愛媛県の農家 「田縁農園」田縁藤治 代表:
我々生産者の気持ちを逆なでするような行為だと思います。本当残念でありながら、やっぱりやってほしくない。そういう憤りを感じますね。
国内の品質の良いかんきつ類とか農産物を、輸入から輸出にだんだん力を入れているさなかに、国策としてやっていることを、本当に妨げるような行為だということで大変驚きと思う。
作り上げた「愛媛」のブランドを損なう行為に、愛媛県も…
愛媛県:
「愛媛」という名前は中国でも商標登録しているので、中国の業者が勝手に「愛媛」の名前を使って販売しているのを見つければ差し止めをお願いしているが、業者の数が多すぎて間に合っていない。
全てをチェックすることが難しく、差し止めしきれない状態。
愛媛県 中村時広 知事:
かつては商標登録とか品種登録がなかなかしっかりできていなかった面もあるので、今その体制も整えています。(めざまし8 3月2日放送)
米、台湾に850億円相当の武器売却へ F16用ミサイルなど
AFPBB News によるストーリー • 3 時間前
【AFP=時事】米国防総省は1日、台湾に対してF16戦闘機用のミサイルなど6億1900万ドル(約850億円)相当の軍需物資の売却が承認されたと発表した。
対レーダーミサイル「ハーム」100発や空対空ミサイル「アムラーム」200発のほか、発射装置や訓練用の模擬ミサイルが含まれる。
国防総省は声明で、防空や地域の安全保障、米国との相互運用性に関する台湾の能力を高めることになると説明した。
米中関係は、米領空で中国の気球を撃墜したことなどをめぐって悪化している。
台湾への武器売却について、中国外務省の毛寧報道官は2日の記者会見で、「中国の主権や安全保障に関する利益、中米関係や台湾海峡の平和や安定を大きく損なうことになる」と反発した。(c)AFP
【翻訳編集】AFPBB News
参考文献・参考資料
「存亡かけた戦い」米下院の対中国特別委が初の公聴会…超党派で厳しい姿勢鮮明 (msn.com)
中国の貿易、外部環境が深刻な課題 圧力高まる見通し=商務相 (msn.com)
バイデン政権が初の「サイバーセキュリティー戦略」、中国名指しで「広範・活発・執拗な脅威」 (msn.com)
対中制裁へ同盟国と協議か 米、対ロシア兵器提供に備え (msn.com)
中国が先端技術の「主戦場」に 豪シンクタンク、国別ランキング発表 (msn.com)
中国政府が強く反発「他国企業を抑圧することに断固反対」 アメリカでTikTok禁止法案が可決 (msn.com)
中国で“愛媛ミカン”握りつぶしPR「愛媛38号のミカンです」 市場に出回っていない品種を勝手に生産・輸出か…生産者は怒り (msn.com)
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