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政治講座ⅴ1173「自民は独裁・強権政権に変質か」

「地獄への道は善意で舗装されている」
The road to hell is paved with good intentions.
(この句の一般的な解釈は、悪事または悪意は善意によって隠されているものだ、というものである。あるいは、善意でなされた行為であったとしても、その実行により意図せざる結果が招かれる、というものである。
簡単な例でいえば、鯉に代表される外来種の導入が、導入当初には予期できなかった繁殖と行動から後に迷惑行為となった、環境を守ろうとして行った行為が、かえって環境を破壊していた、などである。
また、この句のもう一つの意味は、個人が善意の行動を取ろうと意図していたとしても、その行動を取るのに失敗してしまう、というものである。この失敗は先延ばしによるものかもしれないし、怠惰やその他の破滅的な悪習かもしれない。
翻って、今物議を醸しだしている「LGBT法案」はまさに「地獄への道は善意で舗装されている」ではなかろうか。
The road to hell is paved with good intentions.
国民から選出された議員を意見の違いから排除する姿はいかがなものであろうか?そして、LGBT法はだれを守るための法律なのか、疑問が残る法律である。

     皇紀2683年6月22日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

LGBT法退席の3議員処分=参院自民

7 時間前


LGBTなど性的少数者への理解増進法案の採決を前に退席し、報道陣の取材に応じる自民党の山東昭子参院議員=16日、国会内© 時事通信 提供

LGBTなど性的少数者への理解増進法の参院本会議での採決時に退席した自民党の山東昭子前議長、青山繁晴氏、和田政宗氏に対し、参院自民党は厳重注意処分を科すことを決めた。世耕弘成参院幹事長が20日、記者会見で明らかにした。和田氏については特に「各議員の出欠管理や賛否の指導をする立場として不適切」として19日付で参院国対副委員長の役職を解いた。


LGBTなど性的少数者への理解増進法案の採決後、参院本会議場に戻る自民党の和田政宗(手前)、青山繁晴の両氏=16日午前、国会内© 時事通信 提供

「LGBT理解増進法」が成立 多様な性への理解 当事者はどう思う 福島

テレビユー福島 によるストーリー • 昨日 18:08


「LGBT理解増進法」が成立 多様な性への理解 当事者はどう思う 福島© テレビユー福島

国会で、性的マイノリティへの理解に関する法律「LGBT理解増進法」が可決・成立しました。これで「多様な性」への理解が深まるのでしょうか。福島県内の当事者からは期待と不安の声が上がりました。

6月16日に成立したLGBT理解増進法。

「理解増進」をうたう一方で、当事者からは「理解抑制法」などと厳しい意見も出ています。

LGBTの現状に詳しい福島大学の前川直哉准教授は、今回の法律について、次のように指摘します。

福島大学・前川直哉准教授「その人たち(性的マイノリティ)への理解を進めると、誰か別の人の人権が侵害されるのか、不安に思うのか、そういった誤った人権観が出ているかなと感じる。」

そのうえで、当事者が脅威になるかのような表現があるのではと、疑問を呈します。

前川准教授「これまで性的マイノリティとして抑圧されてきた権利が制限されてきた。そういった反省を今回の法案には見られなかった。」
関連するビデオ: 日テレNEWS
LGBT理解促進法をめぐり、自民議員が女性の安心安全を確保するための議員連盟を立ち上げ

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当事者は、どうとらえているのでしょうか。県内で観光サービスの仕事に携わっている金光弦太さんと栗田純一さん。2人は7年前から交際しているカップルです。法律の成立で、社会の関心が高まると、期待する一方で、不安もあるといいます。

金光弦太さん「こういう人も世の中にはいますよと、小学生中学生から知る機会を与えるのに後押しになる法案かなと思っている。」

一方、栗田さんは、今回の法律では、自分の性をどう認識しているかということと、性的指向が整理されていない点に問題があると言います。

栗田純一さん「同性愛と性自認がみんなのなかでゴチャゴチャになっていると思う。(法律が)困っている方のケアになっていないと思う。

「多様な性」が広く理解される社会となるために…。法律が成立した後も、課題は残されています。

波紋呼ぶ文言「すべての国民」

波紋を呼んでいるLGBT理解増進法案の文言がこちらです。

「法律の実施に当たっては、すべての国民が安心して生活することができるよう、留意する」

一見すると問題なさそうにも読める条文ですが、「すべての国民」というのがポイントです。例えば、性的マイノリティの人たちが「A」と主張していたとします。一方で、マジョリティが「B」と主張したとき、「すべての国民」というのは、どちらの意見を指すと思いますか?

この法律は、LGBTといういわばマイノリティの人たちのための法律なのに、対象を「すべての国民」としていることが問題とされています。

当事者目線で考えらているとは言えない今回の法案。本来の目的だったはずの理解増進の障害になるようでは、本末転倒だと言えます。

LGBT法案、国会前で女性たちが反対集会「ジェンダーレスの名のもとに女性用トイレが消されている」

5/27(土) 16:48配信

定義にあいまいな部分が残ることから、女性専用スペースの排除につながるのではとの懸念も

 今国会で成立の可能性がある「LGBT理解増進法(=LGBT法案)」の廃案を求める女性による集会が27日、国会議事堂(東京・千代田区)前で開かれた。今月18日に国会に提出された与党案では、「性自認」が「性同一性」に、「差別は許されない」が「不当な差別は許されない」にそれぞれ文言が修正されたが、定義にあいまいな部分が残ることから、女性専用スペースの排除につながるのではとの懸念が寄せられている
【写真】「性自認が女性の男性」が女性専用エリアに立ち入ったら…? 杉並区の回答  
主催者の「女性と子どもの権利を考えまちづくりに活かす杉並の会」代表の青谷ゆかりさんは、「私たちは、多くの女性の反対の声を無視しようとするLGBT法案に対して強く反対します。この法案に対する市井の女性の意見は、軽視され、無視されてきました。私たちの集会は、LGBT法案に反対する一般の女性の存在を可視化し、彼女たちの声を届けることを通じて、LGBT法案の国会提出を阻止することを目指しています」とあいさつ。  集会では参加した20人ほどの女性が代わる代わるにマイクを受け取り、法案への疑問や懸念とともに廃案を求めた。トランスジェンダー先進国と言われるオーストラリア出身の女性は「トランス受刑者が女性刑務所に入所し受刑者をレイプするという事件が実際に起こっている
女性用トイレやシェルターなどにトランス女性男性が入り込み、公共プールの更衣室には女装した男性がいつもいます。日本の皆さんも警戒感を持ってください」と訴え。
犯罪者が入りやすく、見えにくい場所で発生した事件について挙げた。  過去に性被害に遭った経験があるという女性は「女性用トイレがなくなると決まっているわけではないと言われていますが、現に渋谷でも歌舞伎町でも、ジェンダーレスの名のもとに女性用トイレが消されています。反対する女性の声はなかったことにされている」と具体例を挙げ、女性に迫っている危機について訴えた。

参考文献・参考資料

LGBT法退席の3議員処分=参院自民 (msn.com)

政治講座ⅴ1159「LGBT法案 The road to hell is paved with good intentions.」|tsukasa_tamura (note.com)

「LGBT理解増進法」が成立 多様な性への理解 当事者はどう思う 福島 (msn.com)

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