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政治講座ⅴ806「闇バイトの手口と犯罪の実態」

 犯罪の片棒を担いで得られる報酬は微々たるものである。危うきに近寄らないことが賢明である。吾輩の「政治講座シリーズ」をご愛読頂いている方々は、このようなトラップにかからないと思う。もし、怪しい闇サイトにはまりそうな人がいたら是非止めて、真面目に、コツコツよ貯蓄をすることを勧めてください。テレビコマーシャルで一攫千金の10億円宝くじなどは、日本人の真面目な気質を、一攫千金を夢見る博打の世界に誘導する最悪なコマーシャルであると個人的には考えている。宝くじで大金を手にした人のその後の「消費生活」の乱れを招き、「勤労意欲」を減衰させて、その大金の直ぐに使い切り、その後、惨めな生活を送ることになる。強盗殺人で得た金は、宝くじと同じで、悪銭身に付かずである。そして、成功体験からまた同じ手口で犯罪を犯す。そして、結局は逮捕され実刑を受けて刑務所で無駄な人生を送ることになるのである。現実社会で真面目に働いて、僅かな報酬に甘んじる生活をどう考えるかである。馬鹿らしい、やっていられないと犯罪に踏み込んでもそれ以上の苦行が待っているのである。
今回は報道記事から闇バイトの記事を掲載する。

      皇紀2683年2月2日
      さいたま市桜区
      政治研究者 田村 司

【闇バイトに連絡したら】“詐欺だが捕まらない方法でやってる” 取材と明かすと態度一変「お前覚えとけよ」実行役募る違法実態

FNNプライムオンライン - 

次々と明らかになる、連続強盗事件の“闇”。
【闇バイトに連絡したら】“詐欺だが捕まらない方法でやってる” 取材と明かすと態度一変「お前覚えとけよ」実行役募る違法実態© FNNプライムオンライン
一連の事件では、実行役の多くが、SNSの「高額バイト」に応募した人たちだったとみられている。
その実態を探るため、報道局のスタッフは、“高額バイト”をうたう投稿に連絡してみた。
「2週間で、だいたい50~60万円は余裕でたぶんいける」「100万円とかいく可能性も全然あるので」

この接触により、実際の勧誘手口が明らかになった

「捕まらない方法で」詐欺と明言…取材と明かすと態度一変「覚えとけよ」

「高額の報酬」につられ、犯行グループに加わったと見られる連続強盗の実行役たち。
スタッフがSNSで「高額バイト」を検索してみると、5000件以上がヒットした。

「ブラック案件 日当200,000 (20万) 警察対策もしっかりしてます」

このアカウントに「どんな仕事なのか」とダイレクトメールを送ると、早速返信があった。

相手(メール):年齢、お住まい、職業お聞きしても よろしいですか?

さらにやりとりを続けると、秘匿性が高いとされる別の通信アプリ「テレグラム」への移行を求められた。そしてそのアカウントに連絡したところ、相手から電話がかかってきた。

「もしもし?」

電話に出ると、男が告げた仕事は、特殊詐欺のいわゆる“受け子”だ。

スタッフ:銀行とかのATMでお金をもらうということなんですね?

男:そうですね、それはもう詐欺になります

男は違法行為だと明言した上で、こう話した

男:キャッシュカードの引き出しというのは、捕まらない。一般的に考えたら犯罪なので捕まるが、ウチは捕まらない方法でやっているので。

スタッフ:(ATMには)カメラがあるじゃないですか?

男:マスクしていれば大丈夫です。

その上でちらつかせたのは、高い“報酬”。

男:2週間でだいたい50万~60万円は余裕で、たぶんいけるワンチャンス100万円とかいく可能性も全然あるので。

ここでスタッフは、身分を明かした。

スタッフ:僕、フジテレビの報道局の人間です。

男:はい、はい。

スタッフ:実はいま取材していて…。

男:言っとくけど音声使うなよ。許可ないと(放送に)のっけたらあかんやろ。

スタッフ:公益性との問題で放送できますよ。

男:(放送)やったらお前覚えとけよ

これまでとはうって変わり、激しい口調でスタッフを脅すと、電話を切った男。この直後、男とのやりとりは、テレグラムの機能によって自動削除された。(「イット!」1月30日放送より)

「中国人は信用できない」…暴力団員が語る“タタキ”と“闇バイト”の実状。かつては殺人の実行犯まで請け負っていた中国人に代わって、日本人が重用されるようになった理由

昨日 18:01

連続強盗事件によってスポットが当たっている「闇バイト」。しかし、これらグレーな仕事は今に始まったことではない。かつては中国人も大いに関与していた闇バイトや実行犯斡旋の歴史を、暴力団関係者らの証言で紐といていく。

かつては強固だった闇バイトと中国人の関係

関東各地や西日本で相次ぐ同様の手口による強盗事件や窃盗事件では、すでに8都道府県、14の事件で全国各地に住む10代~30代の30人以上の被疑者逮捕されている。そのほとんどはSNSの「闇バイト」の”求人”を通じて応募し、犯罪者となってしまった


※画像はイメージです© 集英社オンライン 提供

高額な報酬を提示して犯罪の実行役を募る闇バイトだが、暴力団半グレとの関係はどのようなものなのか。

「闇バイトの募集は昔からあったが、SNSがなかった頃は人づてに集めていた。ヤバい仕事には一時期、金に困っている中国人をよく手配した。ヤツらは安く雇えて集めやすかった」

そう話すのは暴力団関係者Y氏だ。連続強盗事件で“タタキ”(強盗)の募集が表沙汰になり、世間に衝撃を与えているが、昔は殺人の実行犯までをも探したというのだ。

「信用できない」暴力団が語る中国人を使うリスク

「ひと昔前になるが、暴力団でも自分たちの手を汚すことはせず、情報屋のような中国人を呼んで『人を殺せるやつを探してくれ』と頼んでいた」(Y氏)

依頼された中国人は、数日後には食うに困っているヤツを連れてきた。だいたいが不法滞在か密入国してきたような者だったという。

中国人コミュニティの結束やつながりは、日本人にはわからないほど特殊で密だといわれていた。密入国者などの情報も仲間内では共有されていたのだろうが、その情報が中国人ネットワークの外部に漏れることはほとんどなかった。

犯行に使う拳銃は暴力団側が用意する。狙うターゲットを教え、場所を指定し拳銃を渡せば、雇われた中国人は金欲しさに実行する。成功すれば数十万円程度の報酬と飛行機のチケットを渡し、成田空港で見送ればそれで終わりだ。


「中国人は信用できない」…暴力団員が語る“タタキ”と“闇バイト”の実状。
かつては殺人の実行犯まで請け負っていた中国人に代わって、
日本人が重用されるようになった理由
© 集英社オンライン 提供

「実行犯はすぐに国に帰す。狙った相手や組織に、自分らがやらせたとわからせればいい」と考えていた暴力団だが、Y氏いわく、逃走中に警察に捕まったり、帰国せずに捕まった中国人は、いとも簡単に暴力団の関与を警察にしゃべってしまうためリスクは高かったという。

「金で人を殺すような中国人は口が軽い。口止め料を支払ったとしても、捕まれば自分の罪をなんとか軽くしようと何でもしゃべる。しゃべられたら自分らが捕まるから、暴力団は中国人を使わなくなった

タタキのような仕事でも、中国人を使うリスクについてY氏は続ける。

「日本人でもギャンブルで金が回らなくなったヤツや闇金に借金があるような者は、金になればタタキもやる。日本人は暴力団がどれだけ怖いか知っているから、特殊詐欺の受け子や出し子で使っても、その金を持ち逃げすることはない。

中国人はタタキの仕事で窃盗をやらせると、盗んだ金品を平気でパクる。パクってもヤツらは正直に白状しない。そのまま国に逃げられたら取り返せないから信用できない」

金に困っていた中国人らを使ったのは、2000年代前後から勢力を伸ばした半グレ組織などの中国人犯罪グループだ。飲み込まれていったのは、主に学生ビザで来日した中国人留学生である。

当時の状況を暴力団幹部のX氏は振り返る。

「日本で知り合った仲間の紹介などで、中国人犯罪グループなどと知り合い、彼らのシノギを間近で見るうちに考え方が変わるんだ。

自分は中華料理店で汗水流して体はクタクタになって働いても稼ぎは数千円。日本語も勉強しなればならないし、学費や来日にかかった借金も返済しなければならない。だが一方は大金を持ち遊んでいる

中国人には金が持っている者が強い、偉いという思想が根強い。どうすればそうなれるのかと聞けば、楽に稼げる仕事があると誘われ、誘惑に乗ってしまう

闇バイトに手を染めてしまう中国人留学生たち

当時、闇バイトの募集は人づてか、無料で配布していた地域の広報誌やコミュニティのフリーペーパーが多かったようだ。

2001年4月には、今回の連続強盗のような事件が山形県で起きている。中国人の犯罪組織が訪日中国人向けの中国語のフリーペーパーにアルバイト募集の広告を出し、タタキの仕事を実行する人間を集めていたのである。

金ほしさに犯行に加わり実行犯となったのは中国人留学生らだった。強盗目的で鶴岡市の民家に押し入り、資産家の親子を殺傷したのである。東京在中の実行犯らを山形まで運んだのは、運転手として雇われた日本人の手配師だ。その家に金があるという情報は、地元のヤクザから上部組織を通して、中国人犯罪組織にもたらされていた

「一度犯罪に手を染めた中国人は、色々な仕事に手を出す。中国人犯罪グループに加わる者もいれば、使われた者もいる。なんでもやるというやつらをまとめて仕事を斡旋する中国人もいた」(X氏)

中国人を使うのはリスクがあるという暴力団組織でも、闇バイトの仕事によっては、斡旋する中国人に人集めを頼んでいた。

そのひとつがパチンコ屋の打ち子だ。打ち子は雇い主の指示に従ってパチンコやパチスロを打つ仕事である。パチンコ屋が大儲けしていた当時、中国人犯罪グループがこの儲けを見逃すはずがない。


※画像はイメージです© 集英社オンライン 提供

「彼らは中国人を使ってパチンコ屋のロムを改ざんした。裏ロムとか、色々な方法を使って台の設定を変え、荒稼ぎしだしたんだ。困った店側が地元のヤクザに相談して中国人らを駆逐したが、完全には追い出さなかった。その代わり、パチンコ店を荒らさないよう協定を結んだ」(X氏)

結ばれた協定は暴力団と半グレ組織の間だけではなかったとX氏は明かす。

「パチンコ屋もグルさ。ずるいパチンコ屋は玉を8000しか飲み込まないように設定し、玉を勘定するのに2割ほど機械のメーターをずらす。すると1万円出るところが8000円分になる。そうすると、実際は1億円売り上げててもレジや機械上の売上は8000万ということになって、店としては税金逃れになる」

そんなことをしていれば玉が出ないという噂が立つが、そこで使うのが前述の中国人の闇バイトだ。

闇バイトにおける暴力団組織のリスク管理

「パチンコ屋は再び地元のヤクザに頼み、彼らは闇バイトを斡旋する中国人に、“出ているふりをして打ってくれるヤツを集めろ”と依頼する。集めた中国人には一日打って出した玉のうち、25%くらいを給料として渡す。ヤクザの取り分も25%。店も出した分の半分が戻れば、それで裏金ができる。三方、丸く治まるというわけだ」(X氏)

このように、中国人を使っても暴力団側がリスクを取らず損をしない仕組みが出来上がっていた

インターネットが急速に普及して誰もが携帯電話を持つようになると、半グレ組織などはメールやショートメッセージを使って中国人を集めた。その中国人たちを現場に連れていき、ビルやマンションの複数の部屋に侵入させ、金目の物を根こそぎ持ち去るという事件が都市部を中心に発生した。


現在、闇バイトの実行犯は中国人から日本人へと変わっている
(中野の強盗事件で逮捕された永田陸人容疑者)
© 集英社オンライン 提供

金持ちが住んでいるマンションはどこか、金が置いているのはどの部屋か、留守になるのはいつか、などの情報源は暴力団だが、直接犯行に関わることはしない。周辺に土地勘のある日本人を運転手や見張りに雇い犯行に及んでいた」と窃盗事件に詳しい元刑事は話す。

携帯電話がガラケーからスマホに変わり、SNSの利用が一般的になると、LINEやInstagramだけでなく、チャットツールのTelegramで闇バイトの募集が行われるようになった。

暴力団が今、闇バイトの人員として集めるのは日本人だ。それは掛け子や受け子でも、タタキの仕事でも変わらない。応募してきた時に身分証明書を取れば身元がわかるし、家族構成も握っておけば金を持ち逃げされることもない。

暴力団組織も自分らにリスクが及ぶことがないよう、日々、危機管理を行っているのだ。

取材・文/島田拓

集英社オンライン編集部ニュース班

『中国版闇バイト』の可能性…中国籍の男2人が「資生堂の化粧品の偽物」販売した疑い

毎日放送 - 

 大手化粧品メーカー「資生堂」の偽物の商品を販売したとして、大阪府警は中国籍の男2人を逮捕しました。2人は中国人向けのSNSを通して勧誘されたとみられ、「闇バイト」の可能性も指摘されています。

『中国版闇バイト』の可能性…中国籍の男2人が「資生堂の化粧品の偽物」販売した疑い

 医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたのは、埼玉県蕨市に住む中国籍の自称会社員のファン・ジャシ容疑者(30)と、自称留学生のチェン・フェイ容疑者(30)の2人です。警察によりますと、ファン容疑者らは去年12月、インターネット上のフリマサイトで「資生堂」の偽物の化粧品を販売した疑いがもたれています。

 ファン容疑者らは偽物を正規品より4割ほど安く販売していたとみられ、同じタイプの偽物をMBSが入手したところ、品質が大きく異なっていました。

 (記者リポート)

 「かなりざらざらしています。指にはチョークを触ったのようにくっきりと白い粉がついています」

 ファン容疑者らは容疑を否認していますが、中国人向けのSNSを通して販売を依頼された可能性もあり、警察は「中国版闇バイト」ではないかと調べを進めています。

在日中国人らの「闇バイト」か 偽ブランド化粧品販売

資生堂(東京)が展開する人気化粧品ブランド「NARS(ナーズ)」の模倣品をインターネット上で販売したとして、大阪府警生活環境課は1日、医薬品医療機器法違反容疑で埼玉県在住の中国籍の男2人を逮捕したと発表した。2人の自宅からは化粧品の模倣品のほか、偽ブランド品とみられるバッグなども見つかっており、府警は組織的犯罪の可能性もあるとみて実態解明を進める。


大阪府警が押収した人気化粧品ブランド「NARS」の模倣品
=1日午前、大阪府池田市© 産経新聞


在日中国人らの「闇バイト」か 偽ブランド化粧品販売© 産経新聞

逮捕されたのはいずれも中国籍で埼玉県蕨(わらび)市塚越の会社員、ファン・ジャシ容疑者(30)と同市南町の専門学校生、チェン・フェイ容疑者(30)。逮捕はいずれも1月31日。容疑を否認している。

逮捕容疑は共謀し、昨年12月下旬、資生堂の化粧品ブランド「NARS」の「ライトリフレクティングセッティングパウダープレストN」を模造したフェイスパウダー1点を宅配便を使って北陸地方の男性に販売したとしている。

府警は昨年11月、人気美容液の模倣品を通販サイトなどで販売したとして同法違反と商標法違反の疑いで中国籍の女(31)を逮捕。女のスマートフォンの通信記録などから、国内の中国人を中心とする偽物販売グループの存在が浮かび上がり、2人の犯行が判明した。

「手ごろな副業」200人規模関与か

捜査関係者によると、ファン・ジャシ容疑者らは中国の交流サイト(SNS)を通じて偽のブランド化粧品の販売を始めたとみられる。「大手フリマで販売代行しませんか」「稼げる人は月に20万、30万稼げます」―。SNSでは中国にいるとみられる人物がこんなうたい文句を掲載し、偽のブランド化粧品やブランドバッグの販売を行う「闇バイト」を募集していた。府警は在日中国人を中心としたグループで違法なビジネスが行われていたとみて捜査を進める。

府警が昨年11月、化粧品の模倣品を通販サイトなどで販売したとして逮捕した中国籍の女のスマートフォンなどを解析したところ、中国のSNS「WeChat」などで複数人と出品に関するやりとりをしていたことが判明した。府警が詳しく調べたところ、SNSのグループに入り、メンバーになると、フリーマーケットサイトなどへの出品や、購入客への配送など役割を指示される仕組みとなっていたという。

医薬品医療機器法違反で逮捕された中国籍のファン・ジャシ容疑者
=1月31日午後5時47分、大阪府池田市(竹川禎一郎撮影)© 産経新聞

中国から輸入された偽物の商品はいったん「配送役」が保管。フリマサイトや通販サイトなどへの出品は別の「出品役」が担い、注文が入ると、配送役から直接購入者に商品を送る仕組みとなっていた。

出品役は100~200人規模に上る。多くはSNSなどで勧誘を受けた在日中国人とみられ、出品した商品の売り上げの一部が報酬になっている可能性があるという。女や今回逮捕された2人はいずれも配送役とされる。

捜査幹部は「メンバー同士にはつながりはない。出品役は指示を受けて、商品の出品作業をするだけ。手ごろな副業感覚で参加し、違法だという意識もないのでは」と話した。(花輪理徳)

参考文献・参考資料

【闇バイトに連絡したら】“詐欺だが捕まらない方法でやってる” 取材と明かすと態度一変「お前覚えとけよ」実行役募る違法実態 (msn.com)

「中国人は信用できない」…暴力団員が語る“タタキ”と“闇バイト”の実状。かつては殺人の実行犯まで請け負っていた中国人に代わって、日本人が重用されるようになった理由 (msn.com)

『中国版闇バイト』の可能性…中国籍の男2人が「資生堂の化粧品の偽物」販売した疑い (msn.com)

在日中国人らの「闇バイト」か 偽ブランド化粧品販売 (msn.com)

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