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20240125 イラストエッセイ「ぼくの住んでいる漁村」その5

 ぼくが住んでいる漁村から国道113号線を渡ると、日本海に出ます。
 遠く、新潟東港の石油タンクや発電所の煙突が海に浮かんでいるように見えます。
 都会にお住いの方は、新潟の空の大きさにきっとびっくりされると思います。
 最近は温暖化でそうでもありませんが、以前は11月から3月まで分厚い雲に覆われ、太陽が顔を出すのは2,3度ほどでした。
 冬の空は、黒雲が織りなす壮大なドラマです。時に、薄明光線、別名ヤコブのはしごが見えることがあります。
 この日は遠い発電所が薄明光線の中に浮かび上がっていました。
 


 この浜を散歩している時に、「ひろいもの」をしたのは、以前ご紹介しました。
 イカ釣り漁船の電球です。
 海岸を歩いていると時々、不思議なものを拾うことがあるのです。


 この「ひろいもの」をした姿を、娘が絵にしてくれました。
 それが今年のぼくの誕生日プレゼントだったんです。
 親バカですけれど、とっても素敵な絵だと思います。


 
 

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