痛くなってからでは遅い!手は毎日使っているのに意外と軽視されがちな可哀想な部位
手を使わない日はないといっても過言ではないでしょう
毎日毎日手を使って何らかの作業をしています
何なら仕事や運動などで酷使している人もいるでしょう
そんなわけで、今回は毎日酷使されているのにいまいち誰からも構ってもらえない手首について解説していこうと思い筆をとりました
今回の記事でわかること
・手首周りのトラブルがわかる
・安静の大切さがわかる
・パソコン作業で気をつけるべきことがわかる
以上のことについて解説していきたいと思いますので、最後までお付き合いくさい
毎日使っているて関節をこまめにケアしよう
毎日散々使いまくっているのに、全然意識することのないのが手関節の手首や指です
しかし、炎症を起こして腫れたり痛みが強くなったりする「腱鞘炎」になると、途端に痛くて痛くて、少しの動作にも支障が出ます
手首や指に起こる腱鞘炎は、炎症が起こる部位によって大きく2タイプに分かれます
①「ドゥケルバン症候群」
電車で片手で吊革につかまりながら、もう片方の手でスマホを使って、親指で操作をする人も多いと思います
このように、手を固定した状態で親指だけをさかんに上下に動かす動きは、親指の付け根の検証に大きな負担をかけてしまいます
2本の腱鞘は親指の付け根にある骨の出っ張りでこすられやすいです
4本の指と親指でつまむ動作を繰り返したり親指を倒したまま手首を内側に曲げ、手のひらでものを支えたりすると、親指の付け根の腱鞘に炎症が起こり、痛みが出てきます
②「バネ指」
手指を曲げ伸ばしするときに、手のひら側の付け根に痛みが走ります
指の付け根の腱鞘が腫れることによって、手をパーに開こうとしても付け根でひっかかって開きにくくなります
開こうとすると、カックンカックンと引っかかります
いずれも手首や指などを酷使することによっておきますが、女性の場合はきらかに産後と更年期に発症しやすいと感じます
ホルモンの変動と腱鞘炎には関係が大有りです
違和感を感じたら「安静」を・・・
腱鞘炎になったらどうしたらいいでしょうか?
痛みがあったり、腫れたり、赤くなったり、動かしにくくなっている状態を「炎症」と言います
腱鞘や腱の細胞が損傷し、体は修復しようと頑張っている状態です
修復をスムーズにして、さらにダメージを加えないためにも、安静にしましょう
体の炎症は火事と一緒で、起こってしまってからではなかなか収まりません
鉄は熱いうちに打たないと、組織そのものの質が変わり、治りづらくなります
「違和感を感じた時点で休息をとる」ようにしましょう
これは体のどの部分においても同じことが言えます
ドゥケルバン腱鞘炎の場合は、炎症を起こしている親指を動かさないように、テーピングやサポーターなんかを上手に使って固定することが大切です
スマホを使うときも、親指だけで操作するのではなく、両手を使って人差し指も使いましょう
このような対処で、なるべく親指を温存させると、炎症は徐々に治ってきます
バネ指の場合は、悪化しないうちに指を反らせるストレッチで、腱鞘にかかる負担を軽減しましょう
パソコン作業は肘も痛くなる
パソコン操作の時間が長い人に起こりがちなのが、手首や肘の痛みです
キーボードを打とうとすると手首の付け根が痛くなるのが特徴です
このような場合、ものを掴んで持ち上げようとした時に、肘の外側から前側にかけて痛みが走ることもあります
これは、キーボードが高い位置にあり、手首を手の甲の方へそらせる姿勢によって手首を包み込む腱と筋肉の付着部に炎症が起こっている状態なのです
手首を反らせる動作の時は、手首を出発点として、上腕骨まで繋がっている筋肉がパンパンに張った状態になります
すると、手首だけでなく、腕の前側や肘の外側の膨らみの部分にまで痛みが走ることもあります
このような炎症を、「テニス肘」と言います(テニスをしていないのに・・・)
テニスのラケットを振るときの手首の反りと、高い位置のキーボードを打つときの手首の反りは、ちょうど同じ角度になるからです
日頃から手首を曲げたりそらしたりするなと、ストレッチをしっかり行いましょう
手首の負担を減らすパソコン用のクッションもなかなか良いです^^
まとめ
手関節は毎日酷使されている
しかし、その負担は痛くなってからでないとわからないことが多い
炎症を甘くみない、炎症が起こってからだとなかなか治らない
違和感を感じたら、サポーターやテーピングで固定し安静を保つ
パソコンのキーボードを使う人は手首の位置に気をつけよう
パソコン用のクッションもなかなか良いです
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです
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