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慢性的な腰痛と脳疲労の改善方法について追記

以前にこんな記事を書きました

今回はこの記事の中の『慢性的な腰痛の場合は少し動いた方が良い』というところを抜粋して解説していこうと思います

そして、二つ目の脳疲労については、改善方法は以前の記事で紹介しているのでそちらを参照していただいて、今回は疲労物質と言われている『乳酸』について解説した記事を書いていこうと思いますので最後までお付き合いください

慢性腰痛で安静はNG!痛いからこそ動かすのが回復へのカギとなる

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日本人の抱える健康問題の上位ランクを占めるのが腰痛です

一昔前では慢性的な腰痛があると安静にするようにと言われていましたが、最近では痛みに応じて体を動かした方が改善効果が高いという流れにあります

実際に日本整形外科学会が行った慢性腰痛に対する治療効果を調べた研究では、運動療法のみを実施した人と、痛み止めとして非ステロイド消炎鎮痛剤で治療した人を一年にわたって追跡調査しました

痛みはどちらも同様に改善して大きな差はなかったが、腰の可動域の広さやQOL『生活の質』の観点からは運動療法を行った人たちの方に優位な結果が出ました

ぎっくり腰などの急性期の痛みが強い場合以外は、ほとんどの腰痛は安静にし過ぎず、普段通り体を動かすのが今の健康常識という事です

そこで最近私個人が推奨している腰痛のストレッチがこちら

注意点は腰の部分は動かさず臀部と肋骨周りから腹筋にかけて念入りに筋肉を伸ばすところです

腰痛のストレッチをするときのポイントは腰に痛みがないこと、腰は動かさない事です

理由は、腰の部分の腰椎は一番動かしやすいところなので普段から動きすぎなのです

逆に腰の上下の部分にある胸椎(肋骨周り)と股関節(臀部)は動きが悪くなりがちです

なのでそこを集中的に動かす必要があります

腰が痛いときは勿論、普段から肋骨周りと股関節は柔軟にしておく必要があります

この章のまとめ

腰が痛いからと言って安静は悪手

痛い腰以外(胸椎や股関節)を積極的に動かそう

お尻や太ももなど大きな筋肉をほぐす時はこちらを使ってもいいです^^

慢性疲労の原因は『乳酸?』

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激しい運動をすると筋肉に乳酸がたまる事から「乳酸=疲労物質」のイメージが強いと思います

私が高校生の時は過度な運動によって乳酸がたまると、筋肉が酸性に傾くために筋肉疲労・筋肉痛を起こすと考えられていました

しかし、乳酸は新たなエネルギー源として使われることもあり、現在は疲労の一つの目安として考えられています

疲労には2種類あって、肉体的な疲労感を「末梢性の疲労」

精神的な疲労感を「中枢性の疲労」と言います

末梢性の疲労は休息やプロテインなどの栄養補給、マッサージなどで血行を整えることである程度改善ができると考えられています

中枢性の疲労は、脳の疲れ、が関係していて休息を取っても改善しない事があります

また、脳の疲労は自覚しにくいので「慢性疲労」を招いてしまいます

ちなみに、この脳の疲労がわかるサインというのは「飽きる」という感覚です

長時間のデスクワークや学習などで脳を使い続け、集中できないと感じたら脳の疲労サインが出ていると思っていいでしょう

こまめに休憩を取ったりサウナに行って脳疲労を取る必要がありそうです

この章のまとめ

一昔前では乳酸は疲労物質と考えられていたが実は本当の疲労物質は脳の疲労の方だった

脳疲労のサインは「飽き」集中できない時はこまめに休憩を取ったりサウナで脳疲労を取りましょう

まとめ

腰が痛いからと言って安静は悪手

痛い腰以外(胸椎や股関節)を積極的に動かそう

一昔前では乳酸は疲労物質と考えられていたが実は本当の疲労物質は脳の疲労の方だった

脳疲労のサインは「飽き」集中できない時はこまめに休憩を取ったりサウナで脳疲労を取りましょう

追記、ストレス不安解消方法あれこれ

よくあるのが、腰痛の症状が出ている患者さんでレントゲンやMRIの検査で異常が全くないのに痛みがあるという方が一定数おられます

これは、いくらかはお医者さんが見逃してしまっているのもあるかもしれませんが、精神的なもの(ストレス)などが原因で起こっているものもいくつかあります

特に痛みに敏感な人は『真面目な人が多い』傾向にあります

日本人らしいといえば日本人らしいですが、ブラジルで体の治療をしていて感じたのは日本人ほど腰痛を訴える人が少なかったという事です

原因は一年を通して暖かいことや、わりとよく動くことなどいろいろあると思いますが、一番大きいのは楽観的な国民性にあると思います

完全に個人の感想ですが、日本人ほどのストレスを感じている人は少ないように感じました

そんなわけで真面目な日本人の方にストレスの緩和方法を二つ伝授するので気が向いたらやってみてください

①森林浴

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森林地域を散策すると免疫機能の、NK細胞の数とNK細胞内の抗ガンタンパク質の増加によって免疫力が上がるという研究結果があります

そしてこの効果は1カ月持続することと日帰りの森林浴であっても1週間くらいの効果が継続することがわかっています

これらの効果は樹木が発散する揮発性の化学物質「フィトンチッド」によるもので、殺菌性があり、爽やかさを感じさせてくれる芳香成分でリラックス効果や安らぎをもたらしてくれます

精神衛生上だけでなく、実際に健康増進やガンの予防にも役立つものだと言えます

今すぐ森林に行けない人はこちらで代用^^

②本物の花、もしくは花の画像を見る

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花を見るだけで、何なら本物ではなく花の画像を見るだけでもストレスが和らぐという研究結果があります

花の画像を見ることで情動をつかさどる扁桃体の活動が抑制されることもつきとめました

森林や自然というものはストレスを緩和してくれるという事は科学的にも証明されているので、暖かくなったら山へ行きましょう

真冬で寒い時や、現在の外出自粛の時は花の画像を見て過ごしてみてはいかがでしょうか?

今日言いたいことはそれくらい

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