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2020年9月の記事一覧

【税理士からの提言】税務署は勘定科目の間違いについて文句言わないよ。そこに時間使うのは勿体ないよ。というお話

税理士の仕事をしているとよく聞かれます。 「この経費は通信費で良いですか?」 ぶっちゃけ何でも良いです!と思っています。 なぜなら、税務署は勘定科目の間違いについて一切文句を言わないからです。 「損金経理」とは、法人税法第2条(定義)第二十五号において、「法人がその確定した決算において費用又は損失として経理することをいう。」と定義されている。 これだけが税務署が要求していることです。「費用として経理すること」と定義されており、勘定科目を正確に!とは言っていません。もし、

人はアドバイス通りに行動して欲しい生き物だ

お久しぶりの投稿です。 今回はタイトルにもあるように「人とアドバイス」について書いていこうと思います。 家族や友人、はたまた会社の上司などに相談することって誰にでもあることだと思います。 そうすると場合によってはアドバイスをもらえますよね。 人によってはアドバイスをすることの方が多い方もいると思いますが、そのアドバイスについて深く考えたことってありますか? 生活の中で当たり前なシーンすぎて考えないことだと思いますので良ければこれを機に是非考えてみてくださいね! 私はありがた

「個の時代」なんてウソである

どこまで行っても「組織あっての個人」いま「フリーランスになって自由に働こう」「副業をやろう」「会社をうまく利用して、個人のスキルアップをしよう」という流れがあります。 「いまは個の時代だ」というメッセージは、至るところで耳にします。 ただ私はどこまでいっても「組織あっての個人」だと考えています。 会社員はどんなに優秀な人でも、外部からは「どこどこ社の誰々さん」というように所属する組織とセットで認識されていることがほとんどです。会社の看板、会社の力を「自分の力だ」と勘違い

いろんな人に「タスク管理の方法教えてよ〜」と聞きまくったので、仮想恋愛しながらまとめてみた

キャリア採用、リモートワーク、31歳。 新人じゃない。新卒じゃない。だけど私は みんなのタスク管理の方法が知りたい!!!!!!!!!!! いやいや、実際気になりますよね??? みんなタスク取りこぼさずにどうやって働いてんの??? 生きてるだけですごいのに、ちゃんと働いてやるべきことやってるのすごくない??????? 天才じゃない????????? というわけで、キャリア採用後2ヶ月が経過した私が、新人ヅラしていろんな人に「どうやってタスク管理してる?」と話を聞きまくっ

今不安の中で歩いているその道が、最高の道だと気づくこと。

大学生になったころから、本来前向きな気持ちであるはずの「より良くなりたい」という思いに苦しくなることが多くなりました。何をしていても、今のままでは足りていない、もっとよく生きられると感じて、不安や焦りを感じるのです。どうしたら、「より良くなりたい」という思いを前向きなエネルギーに変えられるだろう。ずっと考え続けた先で見えてきたものについて、書いてみます。 大学生になったわたしにとっての「より良い」って? 高校を卒業するまでは、たくさんの具体的な目標のために頑張ることで日々が

正社員雇用ゼロ。プロジェクト単位で仲間を集める組織作りに、こだわる理由

自身のサービスを創りたいと思い、起業して3年。 起業当初は新規事業周りのお手伝いやWEBマーケ支援などの、いわゆる「支援事業」で軸を作りながら、人事領域のパラレルワーカーシェアリングサービスの株式会社コーナーに参画。ビジネスの基礎を作りながら、今回自身の新サービス「ホンネメンター」をリリースすることができ、ようやくスタートラインに立てたような気がしてます。 私が起業した会社、株式会社カーボンの仲間は現在約16名。職種はビジネス・企画、エンジニア、UIUX、マーケティング、

スタートアップが大企業と連携するときの5つの留意点

 こんにちは、GLOBIS CAPITAL PARTNERSの野本です。  今年の2月に「成功するアライアンス 戦略と実務」を出版させていただきました。編集者の方からのアドバイスに従い、ターゲット読者を広めに設定した執筆した結果、おかげさまで、大企業/CVC・スタートアップの双方から多くの相談のお問合せをいただいております。  一方で、両方の立場に配慮して中庸な路線に仕上げた結果、本書には若干歯切れが悪い箇所もあるなと感じています。  そこで本稿では、スタートアップ側の立

BASE:上場、コロナ、そして大型ファイナンス

TAKA(@Murakami_Japan)です。最近、マザーズ上場企業の大型ファイナンスが増えてきている。一連のトレンドについては、どこかで触れたいと思うが、今日発表されたBASEの資金調達について筆を取ってみたい。 ほんの1年足らずで、上場、コロナ、そしてこの大型ファイナンスの実行である。ホップ・ステップ・ジャンプ、という言葉がまさにフィットするように事業面でも資本政策面でも一気にステージを引き上げることに成功している。 今回私が注目したのは、大きく3点ある。それぞれの