見出し画像

【カフェ営業記】ロゴマークの秘密

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

うちのお店のロゴマークは一度見れば覚えてしまう、髭のおじさんのマークです。

元々、タイ北部のコーヒー農園に直接足を運び、買い付けを行うことが事業の始まりでもありました。生産者とのつながりをロゴマークでも感じてもらえたらと、取引を行うチャーリーさんをモチーフにロゴ作成を進めていきました。

収穫作業を行うモデルのチャーリーさん

「本物のチャーリーさん、髭生えてへんやん!」
よく言われますが、チャーリーさんに髭は生えておりません(笑)

最初はチャーリーさんにかなり寄せたバージョンでロゴを作ってみたのですが、アイコンとなるキャッチーさが上手く出せず、改良を重ねて今のロゴになりました。

そして、「Laughter」という店名を表すようにロゴのおじさんも微笑んでいます。(Laughterには「笑う」という意味があります)

ちなみに、「このロゴはあなたの顔なの?」と聞かれることが結構あるんですが、似てますかね??(笑)

コーヒー屋のロゴと言えば、コーヒー豆やコーヒー器具をモチーフにしているお店も多く、だからこそちょっと目立つ人の顔にしよう!との狙いもありました。
このロゴをパッと見て、みんな「あのコーヒー屋さんだ!」と思える世界を作れたらカッコイイですよね!
後は、将来的にコーヒー以外の商品を取り扱うとなったときにも、このマークを使えるな…なんて野望も込められています。

一方、その裏返しと言えますがパッと見でコーヒー屋とは分からないロゴでもあります。
「Laughter」という店名も、あえて「Laughter coffee」としなかったので、(これも将来的に幅広い展開が出来ることを考えて、あえてcoffeeを付けなかった)「これは一体何のお店だ!?」と思われることもしばしば。
もっと頑張ってこのアイコンが一人でも多くの方に届くようにしなければ!です。

普段何気なく通っているお店にも、ロゴマークや店名には必ず込められた想いがあるはず。
ちょっと気になるお店が出来たらぜひ店員さんに聞いてみたらいかがでしょうか?


この記事が参加している募集

#私のコーヒー時間

27,031件

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

もし記事を読んで面白いと感じていただけたら、サポートお願いいたします! コーヒーの勉強や書籍の購入に使わせていただきます。