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「起業家」という肩書きへの違和感

大学4回生の時に会社を立ち上げ、今の事業を始めた僕。
そんな経緯もあってか、「学生起業家」「起業家」という紹介をしていただくこともあるのですが、この「起業家」という肩書に僕はずっと違和感があるんです。

「起業家」とウィキペディアで調べると「自ら事業を興す者」と出てきます。
確かに間違ってはいませんが、大事なのは当たり前ですが「自ら事業を興した」後どうするか?です。
事業を興した段階ではまだスタート地点にたっただけで、何もしていない状態です。

例えるなら、「何か資格は持っていますか?」と聞かれて「英検1級の勉強を始めました!」と答えているような感じです。

しかも、僕は「自ら事業を興すため」に起業したわけではなく、あくまで自分のやりたい・興味を持ったことを進めていくために会社を設立したほうが物事を進めやすいと考え起業したので、そこも違和感がある原因です。

「連続起業家」と呼ばれるような、次から次へと新しい事業を立ち上げて社会にインパクトを与え続けているような方は「起業家」と呼ぶにふさわしいと思いますが、少なくとも今の僕の姿や目指す未来像は「起業家」ではないです。

約5年前に会社を立ち上げたとき。
様々な書類を用意したり、役所に足を運んだりしているときは「今から会社を作るんだ!」という気持ちに満ち溢れていました。
「会社を作りました!」とSNSで報告した時には沢山のコメントをいただきました。

でも本当に大変だったのはそこから。
会社を作ったからといって仕事が飛び込んでくるわけではなく、最初の数年は本当に何もできずに悶々とした日々を過ごしていました。

だからこそ、起業したことで終わりではないし、新しいお店を作ったり、新しい商品を作ったりすることはあくまでスタートに立っただけだと肝に銘じています。

そんな僕が目指すのはこのnoteでも何回か書いていますが「表現者」
一つのことに縛られず、自分のあらゆる表現で少しでもココロ動かされる人がいれば良いな。そんな人生を歩めたら良いなと思っています。

このnoteも誰かの心にささる「表現」であれたらと思うのでした。

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