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祝!Laughter NISHIJINオープン3周年

僕は現在、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。
今日10/15でオープンから3年を迎えることが出来ました。

振り返れば、オープンした2020年10月はコロナ禍の真っただ中でした。
マスクを着けての接客でしたし、開店後にも緊急事態宣言が発令されるなど社会の荒波に何度も飲み込まれそうになりました。

それでも何とか続けてこられたのはやはり地域の皆さんの支えがあってこそでした。
住宅街の中での出店でご迷惑をおかけすることも多かったと思いますが、店の前を通るたびに挨拶してくださったり、
「今日お父さんが釣りしてきたから」
と、釣りたてのお魚を差し入れしてくださったり。

地域の小学校で開催されるお祭りにも呼んでいただいて、コーヒーの提供も行いました。

固定店を運営していくうえでの土台みたいなものを地域の皆さんと築き上げることが出来た最初の1~2年だった気がします。

そして、今年に入りコロナが5類になったこともあって外国人の方も増えてきました。
イベント出店のお誘いも増えてきて、ようやくコロナ前の活気が戻りつつあります。

お店をオープンしたのは2020年10月でしたが、「固定店を出そう!」と動き出したのは2020年6月頃でした。
「いつ当たり前のように外出できるようになるのか?」
「コロナ禍は本当に終わるのだろうか?」
日本中が絶望に包まれていた頃、「コロナの終わりを待っていたらいつまで経ってもお店は作れない!」と覚悟を決めて準備を始めました。

コロナがなかったら…
もう少し状況が落ち着いてから出店の準備を始めていたら…
「たられば」を語ればきりがありませんが、一つ自信をもって言えるのは2020年10月15日に西陣にお店を構えるという決断は、その時に使える自分たちの頭をフル回転させてその時に出せるベストの答えであったこと。

そして、3年経ちその決断は間違いではなかったと胸を張って言えることです。

コーヒーの素晴らしさは様々な人やモノの「潤滑油」になれることだと思っています。
コーヒーを飲みながら語り合う時間。店頭での一期一会の出会い。
最近は大きなマルシェの中にコーヒーイベントがあることも増え、コーヒーショップ以外の方とのつながりも増えてきました。

22歳で会社を始め、24歳でお店を始め。
自慢できるような実績はまだまだ少ないですが、コーヒーを通じて色んな人やモノに出会えたことは胸を張って自慢できます。

今日も周年用のコーヒー豆は用意しましたが、特別なイベントなどは行いませんでした。
それは、周年の日とかに関係なく日常のサイクルの中でふと立ち寄ってもらえるような存在でありたいという思いもありました。

「石の上にも三年」なんて言う言葉がありますが、このお店もようやくスタートラインに立った感覚です。
まだまだここからです。
これからも、一人でも多くの方の「笑顔」を紡いでいける存在であり続けたいと思います。
4年目のLaughterもよろしくお願いいたします。


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