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#42 焙煎の奥深さ
今日は新しく扱う予定のコーヒー豆をお試し焙煎しました。
レギュラーメニューで扱っているエチオピアの豆が品切れしてしまい、同じエチオピアから新しい豆を仕入れて焙煎をしました。
同じエチオピアの豆とはいえ、品種や農園、精製方法が違えば味わいは変わってくるもの。
今扱っている豆と同じ焙煎メニューで焙煎しても中々上手くいかないこともあります。
そして、焙煎の結果はすぐに出るわけではありません。
焙煎直後はコーヒー豆が大量にガスを含んでいるため、2~3日置くことで味が落ち着き始めます。
味が落ち着くまでも何回か試飲をしますが、納得する味に仕上がるかどうか毎回ドキドキです。
僕は、コーヒーの焙煎やドリップは
「どこまで豆のポテンシャルを引き出すことができるか」
という戦いだと思っています。
納得する味に仕上がらなかったら、
「この豆が持つポテンシャルを引き出すことができなかった」
と悔しい気持ちになります。
でも、また難しいのは何をもって最大限にポテンシャルを引き出すことができたとするのか。
これは、お店ごとによっても変わってくるものだと思います。
結局は世の中的な正解はなくて、今自分が届けたい人を思い浮かべてその人たちに喜んでもらえるかどうかが唯一のヒントなのだろうと思います。
こんな風に書くと堅苦しくなってしまいますが、皆様にはぜひフランクに生活を彩る一杯として楽しんでいただければ嬉しいです。
あしたからも、Laughterでお待ちしています!
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