見出し画像

起業をするのは大変!?起業することのメリットとデメリット!

起業ってどうなの?


いきなりですが起業に興味はありますか?
突然白いキャンバスを与えられて『好きな絵をかいてよいよ!』と言われて喜んで絵を描ける人はそう多くはいないと思います。
同じように『好きに事業をやってよいよ!』と言われてすぐに出来る人も多くはないかと思います。

かといって、ここ何十年かは会社にいても昔の様に右肩上がりの待遇は望めない!
望めないどころか現状維持すらままならない!
という方多いかもしれません。

起業自体は難しくありません。むしろ弊所の仕事上、色々な事業者と接している体感的には勢い任せで事業を開始、なんて方も結構いるのではないかと思います。

勢いは大事ですが、起業後の事業に対しての問題把握と解決の為の冷静な目がないと開業後に売り上げが上がらず即廃業なんて事になりかねません。

そういう時に補助金申請や経営系に強い行政書士は頼りになると思います。
まあ、そのように考えて弊所にご相談にいらっしゃる事業者様は相談しようと考えている時点で、勢いだけの経営者からは一歩前に出ているのではないかとは思いますけれども...

もし起業について考えている方がいれば、まず最初に考えるべき【起業ってどうなんだろう?】のふわっとした最初の部分を、この記事で考えるきっかけになればよいかと思います。

最初にざっくり起業のメリットとデメリット

起業のメリット
・自分のやりたいことが自由にできる
・高い収入を得られる可能性がある
・税金の優遇を受けられる場合がある
・定年がなく働き続けられる
・自由な働き方ができる

起業のデメリット
・失敗するリスクがある
・収入が保証されない
・開業にかかる費用を調達する必要がある
・税金対策や社会保険手続きなどを自分で行う必要がある
・信用を得るまでに時間がかかる

それでは、各項目について解説していきましょう。

起業のメリット


自分のやりたいことが自由にできる

起業すれば、自分のやりたいことが自由にできるというのは、大きなメリットです。会社員の場合、会社や上司の意向に合わせて仕事をしなければならないことが多く、自分のやりたいこととは違うことをやらされる事も沢山あります。
しかし、起業すれば、自分のやりたいことをやりたいようにやれるのです。
例えば、こんなことができます。

・自分の好きな分野や業界で事業を展開する
・自分の好きな商品やサービスを提供する
・自分の好きな人と仕事をする
・自分の好きな場所や時間で仕事をする
・自分の好きな方法やスタイルで仕事をする

自分のやりたいことが自由にできるということは、仕事に対するモチベーションや満足度も高まります。
自分のやりたいことをやっているときは、仕事が楽しくて時間を忘れてしまうこともあるでしょう。
自分のやりたいことをやることで、自分の才能や可能性を最大限に発揮できるかもしれません。

高い収入を得られる可能性がある

起業すれば、高い収入を得られる可能性があるというのも、魅力的なメリットです。
会社員の場合、どんなに頑張っても給料には限界がある事が多いです。
また、会社の業績や経営状況によっては、給料が減ったり、ボーナスが出なかったり最悪リストラなんて事もありえます。
しかし、起業すれば、自分の努力や成果に応じて、収入が増える可能性があります。
例えば、こんなことができます。

・自分の商品やサービスの価格を自由に設定する
・自分の商品やサービスの販売量や販売方法を自由に決める
・自分の商品やサービスの品質や付加価値を高める
・自分の商品やサービスの市場や顧客を拡大する
・自分の商品やサービスの競争力や差別化を図る

高い収入を得られる可能性があるということは、自分や家族の生活水準を向上させることが出来る可能性があります。
また、高い収入を得ることで自分の人生を豊かにし、更に自分の夢や目標を実現するための資金を確保できるかもしれません。
老後の資金の不安や現在の生活資金の悩みなども解消されれば素晴らしい事だと思います。少なくともお金の心配はないと現状で言い切れる人が今現状の世の中でどれだけいるかと想像すると頑張る価値のある事ではないかと思います。

税金の優遇を受けられる場合がある

起業すれば、税金の優遇を受けられる場合があるというのも、ありがたいメリットです。会社員の場合、給料から所得税や住民税などの税金が天引きされます。また、消費税や固定資産税などの税金も支払わなければなりません。しかし、起業すれば、税金の優遇制度を利用することで、税金の負担を軽減することができます。例えば、こんなことができます。

・青色申告をすることで、所得から最大65万円の特別控除を受ける
・赤字の分を翌年以降に繰り越すことで、所得税の納税額を減らす
・事業に必要な経費を所得から差し引くことで、所得税の納税額を減らす
・小規模企業共済に加入することで、所得税や住民税の控除を受ける
・中小企業創業支援税制を利用することで、法人税の納税額を減らす

税金の優遇を受けられる場合があるということは、節税することができます。節税することで、事業に必要な資金を確保できるかもしれません。また、節税することで、自分や家族のために使えるお金が増えるかもしれません。節税することで、自分の事業や生活を安定させることができるかもしれません。

定年がなく働き続けられる

起業すれば、定年がなく働き続けられるというのも、素晴らしいメリットです。会社員の場合、定年が来ると仕事を辞めなければなりません。また、定年後に再就職する場合も、年齢や経験などの条件によっては、なかなか希望の仕事に就けないこともあります。しかし、起業すれば、事業を続ける限り、定年を気にせず働くことができます。例えば、こんなことができます。

・自分のペースで仕事をできる
・自分の興味や関心に合わせて仕事をできる
・自分の知識や経験を活かして仕事をできる
・自分の後継者や後進に仕事を引き継げる
・自分の事業を拡大や多角化できる

起業すれば、定年はありません。自分の体が動く限り、働き続けることができます。会社員の場合は、定年退職後に収入が減ったり、仕事がなくなったりすることもありますが、起業家はそんな心配がありません。長く働くことで、健康や生きがいも保てます。

起業のデメリット

失敗するリスクがある

起業すれば、自由度が高い反面、責任も重くなります。会社員の時と違って、すべて自己責任になります。事業がうまくいかなければ、収入が減ったり、借金を背負ったり、家族に迷惑をかけたりすることもあります。起業は成功するときは素晴らしいですが、失敗するときはとても厳しい現実が待っている可能性があります。

・事業がうまくいかなければ、収入が減ったり、借金を背負ったり、家族に迷惑をかけたりする
・失敗するときはとても辛く厳しく、心理的にも経済的にも苦しむ
・失敗したことで自信や信用を失ったり、人間関係にも影響が出たりする
・失敗したことで再起するのが難しくなったり、次のチャンスがなくなったりする
・失敗したことで社会的な評価や地位が下がったり、差別や偏見に遭ったりする

収入が保証されない

起業すれば、収入は売上や利益に左右されます。会社員の時のように、毎月決まった給料がもらえるわけではありません。事業が軌道に乗るまでは、収入がゼロの期間が続くこともあります。生活費や家族のために、ある程度の資金を準備しておく必要があります。

・収入は事業の内容や売上や利益に左右される
・事業が軌道に乗るまでは、収入がゼロの期間が続くこともある
・売上や利益が安定しないことも多くある
・生活費や家族のために、ある程度の資金を準備しておく必要がある
・収入が不安定なため、将来の計画や夢を実現するのが難しくなることもある

開業にかかる費用を調達する必要がある

起業するには、開業費用がかかります。事業の内容によっても異なりますが、会社設立や備品購入などにはそれなりのお金が必要です。自己資金でまかなえない場合は、資金調達の方法を考えなければなりません。家族や親戚、金融機関や他企業からの借入や出資などがありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

・開業費用がかかる
・事業の内容によっても異なるが、会社設立や備品購入などにはそれなりのお金が必要
・自己資金でまかなえない場合は、資金調達の方法を考えなければならない
・資金調達の方法には、家族や親戚、金融機関や他企業からの借入や出資などがあるが、それぞれにメリットとデメリットがある
・資金調達には時間や手間がかかることもある

税金対策や社会保険手続きなどを自分で行う必要がある

起業すれば、税金や社会保険に関する手続きや対策を自分で行う必要があります。サラリーマンの時は会社がやってくれていたことも、起業家は自分でやらなければなりません。所得税や法人税、消費税や印紙税、住民税や事業税、固定資産税など、さまざまな税金がかかります。また、社会保険や厚生年金、雇用保険などにも加入する必要があります。これらのことに詳しくない場合は、税理士や社会保険労務士などの専門家に相談することも必要です。

・税金や社会保険に関する手続きや対策を自分で行う必要がある
・会社員の時と違って、すべて自己責任になる
・所得税や法人税、消費税や印紙税、住民税や事業税、固定資産税など、さまざまな税金がかかる
・社会保険や厚生年金、雇用保険などにも加入する必要がある
・これらのことに詳しくない場合は、税理士や社会保険労務士などの専門家に相談することも必要

信用を得るまでに時間がかかる

起業すれば、会社の信頼を一から築く必要があります。会社員の時は、会社のブランドや実績に頼ることができましたが、起業家はそうはいきません。顧客や取引先、金融機関などに信用してもらうには、自分の実力や人柄、商品やサービスの品質などを見せる必要があります。それには時間がかかりますし、努力が必要です。

・信用を得るまでに時間がかかる
・会社員の時と違って、会社のブランドや実績に頼ることができない
・顧客や取引先、金融機関などに信用してもらうには、自分の実力や人柄、商品やサービスの品質などを見せる必要がある
・信用を得るためには、努力や工夫が必要
・信用を得ることで、事業を安定させたり、拡大させたりすることができる

最後に

起業するという事は大変魅力的ではありますが、計画や分析、情報収集などを行わず勢いだけで起業したりするにはリスクが大きすぎるかと思います。
事業が100%上手くいく、という様な保証は誰にもできませんが不安要素を減らしきちんとした計画をたてよく考えて出来ることを全て行って行けば、事業が上手くいく要素が増え成功する確率も上がると思います。
下記URLは起業を考えている方が色々考えるために最低限目を通しておいた方がよいサイトです。
J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト] (smrj.go.jp)
(独立行政法人中小企業基盤整備機構)


また弊所は、起業に関する相談、創業時の融資の相談、事業を行う上での経営相談、財務支援相談、補助金申請、助成金申請、など様々な経営課題に関する相談を受けております。
当事務所は、国が認定した「認定経営革新等支援機関」です。
税務、金融、財務に関する専門的知識と経験を持ち、中小企業・小規模事業者の経営課題に対応します。
財務支援業務とは
・財務内容や経営状況の分析
・経営計画の策定や実行支援
・補助金や融資の申請代行
などを得意としております。

よろしければお気軽にご相談いただければと思います。


弊所過去関連記事

会社設立へのチェックリスト|神奈川県川崎市補助金申請専門の行政書士 土田経営事務所 補助金、助成金、行政書士の解説記事置き場 (note.com)

株式会社設立の為の定款作成の方法|神奈川県川崎市補助金申請専門の行政書士 土田経営事務所 補助金、助成金、行政書士の解説記事置き場 (note.com)

補助金とは?補助金の申請に関するよくある質問や誤解を解消!補助金申請の最初から最後までの流れ、など|神奈川県川崎市補助金申請専門の行政書士 土田経営事務所 補助金、助成金、行政書士の解説記事置き場 (note.com)

【初めての補助金/助成金入門】これから申請を考えていらっしゃる皆様へ|神奈川県川崎市補助金申請専門の行政書士 土田経営事務所 補助金、助成金、行政書士の解説記事置き場 (note.com)


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?