寺平佳裕(デビ)|キャリアコンサルタント&株式会社つぶだてる代表取締役

リクルートキャリア退職後、2016年4月に合同会社こっからを創業。一貫してキャリア支援…

寺平佳裕(デビ)|キャリアコンサルタント&株式会社つぶだてる代表取締役

リクルートキャリア退職後、2016年4月に合同会社こっからを創業。一貫してキャリア支援事業に取り組む。2022年11月に株式会社つぶだてるを創業。キャリアに役立つ情報や自らの挑戦、Playfulな日々を綴っていきます。 スパイスカレー作りが好きです

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【完結版】キリマンジャロもサハラ砂漠も制覇した、福岡糸島のキャリアコンサルタントが見つけた「Playfulに生きる」とは?

「なかったんです、これがやりたいってことが」 2016年、新卒入社から9年間勤めたリクルートを退職し、福岡県糸島に移住して、同級生6人で起業した寺平さんは、そう語る。 会社のビジョンは、”Playful”。 ”Playful”とは、自分が本当にしたいことをしているからこそ生まれるワクワクする心の状態を表す言葉だ。 会社で掲げたビジョンとは裏腹に、寺平さんは、独立後、大きな壁にぶち当たる。 仲間たちに「お前は何がやりたいの?」と問われても、答えられない。 鬱々とする

    • 僕の船から、僕らの船へ〜会社を作ってよかったこと〜

      3月18日、東京で彩乃ちゃん、サキティ、僕の3人で集まって、『つぶだてる』のビジョンミッションについて語り合ってきた。自分の強みや弱み、5年後について……。 『つぶだてる』を創業する時に作った「人生にスパイス」をというビジョンやそこに紐つくミッションについても、ここから、より言葉をパワフルにしていきたい。 こうして同じ方向を向いて語り合える仲間がいてくれること。 これが、僕が会社を作って一番よかったことなのかもしれない。 『つぶだてる』で一緒に働く仲間が、「この会社で働

      • 僕たちはどう生きるか〜バティストゥータに憧れて〜

         サッカーで使われる用語に『スカッド〔Squad〕』という単語がある。出場機会がほとんどない選手も含めて、チームに登録されている全選手を指すそうだ。 僕が考える『スカッド』は、メンバーの役割を踏まえて作る、組織戦略のようなものだ。スカッドを考えるとき、僕の頭のなかには、レーダーチャートが現れる。 パスやドリブル、シュート、ディフェンス、耐久性、俊敏性など、選手の特徴を項目ごとに数値化している。さまざまなレーダーチャートを持つ選手がいることで自組織のスカッドが作られる。

        • 「流れ」を感じる。

          「流れってあるよな……」と、最近感じている。 2月いっぱいで、テルが「つぶだてる」を退職することになった。 昨年4月に入社して、約1年、僕と一緒に事業をつくってきてくれた。 入社時のインタビューでテル自身が話してくれたように、独立しようかどうかを考えていたテルに、僕が声をかけた。 「独立する前にうちでやってみたらええやん」と。 思っていたよりその時は、早く訪れた。 テルが独立することになってこの1年、 もっと自分にやれることがあったのではないかとの気持ちになる。 テル

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        • つぶだてるメンバー
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        • 【デビの人生ストーリー】株式会社つぶだてる代表
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          人材紹介一筋17年。忘れられない社長

          人材紹介一筋17年。 忘れられない社長がいる。 大阪にある、ビル清掃のフランチャイザー企業D社の社長だ。 当時、ビル清掃をプロに任せることで、建物の耐久年数が上がるという話があり、ビル清掃のニーズが高まっていた。 顧客からの問い合わせがくるのに営業がいない。 D社にとって営業人材の採用が急務となっていた。 社長との出会い2007年、新卒でリクルートに入社した僕は、大阪梅田支社に配属となった。 リクルート、新卒、といえば「新規開拓」だ。 毎日、何十件も電話をかける

          大厄を迎えて思うこと。2024年は、会社と身体のベースを作る一年

           数え年で42歳。今年、僕は大厄の年だ。 去年は、前厄だったけど、これまでにないくらい体調を崩した。大厄ではいったい何が起きるのだろうと考えてしまう。年明けに厄八幡へ厄払いに行ってきた。 気にすることもないのかもしれないが、できることはやっておきたい。  年末年始の休みで、妻の実家に帰省した。 時々仕事をしながらではあるが、いつもよりゆっくりとした時間の流れのなかで、「2024年のテーマ」について考えた。 ここで意思表明しておくことで、年末にちゃんと実行できたかの報告がで

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          だから僕は、アウトプットを続けていく。村井満さん「天日干し経営」を読んで

          村井さんの著書、「天日干し経営」を読んだ。 僕が新卒で入社し9年間働いたリクルートでは、 どれだけオープンマインドでいられるかってことが、 とても重要なことだったのだと改めて感じた。 先輩や上司のなかにも、自らをさらけ出し、 体当たりでぶつかってきてくれる人たちがいた。 リクルートでリーダーになった時、独立している今、 自分をさらし、天日干しすることができているだろうか。 改めて自分に問う、大切な機会をいただいた。 * 2007年、僕はリクルートエージェントへ入社

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          40歳を前に、医者にダイエットを禁止され「課題設定の重要性」について考えました。

          2023年も残すところ2週間ですね。 デビさんの近況を伺いながら、1年を振り返ります。 「なんのためのダイエット?」ーーデビさん、お元気ですか? 先週インフルエンザに罹りました。 こっからの経営会議もあって、その後、彩乃ちゃんに会ったら、顔色悪すぎると言われました。家で熱測ったら38度8分あってインフルエンザでした。 今年はこれでもかというくらい体調を崩しました。 身体も大きいし丈夫な方なので、これまで熱が出たり、 風邪を引いてもすぐ治る感じだったんです。 でも今年は

          40歳を前に、医者にダイエットを禁止され「課題設定の重要性」について考えました。

          遠距離恋愛が苦手な社長が、フルリモート体制の会社をつくって学んだこと。

          こんにちは。さおりすです。 デビさんが2022年11月に株式会社つぶだてるを創業して1年が経ちました。 今回はデビさんにインタビュー形式でお話を伺いました。最近はリモートで働く方も多いのではないでしょうか。ふと、寂しさを感じることはありませんか?興味深い内容ですので、ぜひ読んでみてください。 ーー遠距離恋愛は得意ですか? やったことないんです。 できないってわかってるんで、遠距離恋愛になるってわかった瞬間に別れます。 ーーハッキリしてますね。どうして遠距離恋愛できないん

          遠距離恋愛が苦手な社長が、フルリモート体制の会社をつくって学んだこと。

          ひとりぼっちの会社が、3人になったら起きたこと。「アウトプットする相手がいるって素晴らしい」

          2023年11月、株式会社つぶだてるは福岡で新しい取り組みを始める。 4月にテルが、8月に彩乃ちゃんが入社して、つぶだてるは3人の会社になった。ひとりからふたり。ふたりからさんにんと、メンバーが増えていくにつれて変わってきたことがある。 当たり前のことかもしれないが、アウトプットをする相手がいることで、頭に浮かんだアイディアを自分のなかにとどめずに、外にだすことが増えてきた。 実際にアイディアを言葉にして共有してみると、テルや彩乃ちゃんから意見が出てきて、アイディアが膨

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          「今、ホンマにビール飲みたいの?」自分の欲を疑ってみる

          太った。 理由は食事だ。 自分の分に加えて、娘や妻が残す分も食べていたら太った。 僕は今、ダイエットをしている。 2つのコミュニティで体重の減り具合を競う勝負だ。 ひとつはフットサルチームの仲間と10月いっぱいの短期勝負。 もうひとつはビジネスパートナーの方とふたりで11月までの2カ月間。 僕はマイナス6キロを目指している。 今年の5月にフットサルチームのなかでダイエット対決をした。 僕が思い立ってやりたい人を募ると、4人が手を挙げた。 ゲーム形式にして、勝った人には勝

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          手放す覚悟

          「手放す覚悟」、最近の僕のテーマだ。 なにを手放すのか? 手放してよいのか? 手放さない方法はあるのか? 手放すって怖いな…。 ずっと考えている。 キャリアサポートを行うお客さんを絞り込んで、そこだけに特化してやっていくっていうことの怖さを今、見つめている。 これまでの僕は、広くお客さんに声をかけて僕に興味を持ってくれる人たちにキャリアサポートの機会をいただいてきた。興味を持って時間をくださる方のなかには、今すぐ転職じゃないけど一度話してみたいというひとも多い。中長期

          「経営合宿やってきました!」in熊本カミノウラ307

          7月上旬に、株式会社つぶだてるの経営合宿にテルとふたりで行ってきた。 合宿場所は熊本市内にあるサウナ付きの宿泊施設、カミノウラ307。施設の主人であるツルにファシリテートを依頼した。 株式会社つぶだてるは2022年11月に僕が創業し、今年4月に執行役員のテルが入社した。この時はまだふたりきりの会社。おっさんふたりでサウナに入り汗をながす。 互いの邪念をしぼりだす。 その後に残ったものが、きっと僕たちが大事にしているものに違いない。 「なんでお互い『つぶだてる』にいるのか

          体験をアウトプットしてみたら起きたこと

          7月31日に名古屋へhoyu主催の100周年記念エピソードキャンペーンの受賞式に参加してきた。 2697件から事務局が一次選考で20数件に絞って、2次選考では社員全員にアンケートをとって10人が選ばれたという。hoyuは女性社員が多く、女性の共感を読んだ記事が1位を受賞していた。受賞式に参加していた僕以外の4名の方もみなさん女性だった。 hoyuのビジョンに「髪を染めることは内面を強くすること」「自分に自信が出てきて元気を取り戻すパワーがある」という考えがある。 僕の髪

          ノートをつくって、贈る。

          どんなんやったら喜んでくれるかな。 お客さんのことを考えながら、ノートのパーツを一つひとつ選んでいく。 そのお客さんは和柄が好きな人だった。 思い切ってちょっと人とは違った感じの色使いにしてみようかな。 これから新しいキャリアの一歩を踏み出すお客さんに、ノートを贈ることにした。 しんどいこととか、ふと、不安になった時に 「がんばろう」って決めた時のことを、思い出してもらえたら嬉しいなと思って。 「待ち時間0」の人間ドックから… 僕は衝撃を受けた。 圧倒的顧客起点って、

          つぶだてるのテルのインタビュー記事公開!

          つぶだてる代表のデビです。 僕一人の会社に飛び込んできてくれたテルのインタビュー記事が公開となりました。ぜひ読んでいただけると嬉しいです! ついでに♡もいただけると、もっと嬉しいです!! (文=さおりす)