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着物で暮らす

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#着物生活

#着物が当たり前の社会をどう作る

#着物が当たり前の社会をどう作る

Twitterでフォローしてる方が呟いていて
私ならどう考えるだろうと意識してみた話

140文字じゃ終わらなそうだったので
noteにします。

着物が当たり前の社会とはなんというか、まずそもそも
この文章に違和感があるのです。

もう着物が当たり前になるなんてことは
アリエナイ、私はそう考えています。

文章が伝えるような
着物が当たり前の社会は
そういう環境と状況だったからであって

全てが

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襦袢の衿の素材で暑さが変わる

襦袢の衿の素材で暑さが変わる

暑い時は何着ても暑いんですが
衿って何でもいいようでそうじゃない
そう感じているのです。

最近気に入っている半襟の話

暑い時期の衿といえば夏の衿といえば
絽の衿なんです

筋が入った衿
6月から8月ぐらいにといわれています。

筋が結構目立つので
ルールを超えるときにつけるのにためらいが。

4月末から暑くなるし
5月なんて夏日も多発

十分夏仕様でいいはずなのに
なんとなく乗り越えられない見

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涼しい割烹着はないものか

着物生活をしていると
必然的に家事を着物ですることになるので
汚れをいかに防ぐかを考えなければいけません。

大活躍している割烹着
それがあればだいたいこなせるのだけれど
問題が出てきたぞという話。

イケてる割烹着は暑い私の中のイケてる割烹着は
めちゃくちゃ丈が長いやつ。

膝をついても
割烹着が床につくくらい

そうじゃないと
意味ないなって思うので
とても気に入っているのですが

ただでさえ

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朝から着物を着るメリット

朝から着物を着るメリット

寝間着(浴衣)から着物に着替えるのが
わたしの朝の流れなのですが

朝から着るメリットって何だろうと考えたとき
これじゃないかと思った話。

いつも通りじゃないことで起きたこと家族の所用で朝から洋服という日がありました。

意地でも着物になって出かけるというのは
ダサいと思っているので

自分以外の場では周りに合わせる
事を大切にしています。


朝から洋服を着て思った。

着替え終わるの早っ(

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割烹着の威力を実感

割烹着の威力を実感

着物といえば割烹着なんですが
中途半端なレース飾りと
真っ白ってのが気に入らず
割烹着をちゃんと使ってなかったんです。

しっかり使ってみて
こりゃスゲ―と思った話。

割烹着を着なかったわけとにかくダサかったから
この一言に尽きます。

何とも言えない中途半端なレースに
微妙な丈に白のみという選択肢の無さ。

白は好きだけど
シミがついたものを着るほうがアガらないので
汚れても目立ちにくい色がい

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草履の悩みに直撃中

草履の悩みに直撃中

着物生活を始めたころ
草履をはくことがしっくりこず
スニーカーやブーツをメインにしていました。

草履をメインにし始めたのは
春ごろから

初めて草履で過ごす冬
悩みが出てきたという話。

草履は寒い考えると当然なのだけれど
靴のように覆われていないのが草履

とうぜん
風にさらされるわけなので
寒いんです。

けど
12月になるまで
なぜ耐えられたかというと
着物を着てると体温が上がるので
足先

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結城紬で雪の日に外出したレポ

結城紬で雪の日に外出したレポ

雪が降り
うっすら雪が積もる
近々に冷え込んだ朝

結城紬の本気が知りたいと
外出してきた話。

着物ってほんまに寒くないのか?
という事が気になってる方の
お役に立てるかもしれませぬ。

結城紬の出身環境結城紬が生まれたところ
茨城県結城市

ここの気温は

結城市では、夏は短く、暖かく、蒸し、湿度が高く、ほぼ曇り、冬は非常に寒く、ほぼ晴れです。 1 年を通して、気温は -3°Cから 31°Cに

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着物で大掃除はできるのか?

着物で大掃除はできるのか?

よく動いたり、確実に汚れるときは
洋服に着替えていたのですが
大掃除を着物で出来ないものかと。

どうしても一日一度は着物が着たい
変態的着物好きの一日です。

大掃除にふさわしい恰好とは汚れと寒さと動きやすさに対策された服
というのが大掃除にふさわしい恰好。

着物の場合
いつも通りに着つけると
確実にどの素材を着てもうまくいかないと思い

パーカー
ヒートテック上下
遠州木綿の着物
合皮の半幅

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普段着物こそマイサイズが良い理由

普段着物こそマイサイズが良い理由

着物生活を始めたとき
普段着物だから
汚れるから

だからサイズは多少合わなくていいと思ってました。

それが着物生活2年目になり
考え方が変わってきた話。

リサイクルバンザイだった頃ポリの着物から入り
寒さで絹に変えた一年目の冬

メルカリやヤフオクで
正絹の着物が安く出てに入るという事が
パラダイスでした。

自分のサイズもよくわかっていなかったので
だいたいこれくらいという数字を目安に購入

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冬の木綿はどうなのか?

冬の木綿はどうなのか?

浴衣の季節が8月に終わり
9月に着て以降しばらく着てなかった木綿の着物。

雨模様の朝
手に取った遠州木綿で過ごした感想です。

洗える着物で普段を過ごしてみたいという方の
お役に立てるかもしれません、という話。

木綿にもいろいろある一言に木綿の着物といっても
産地によって特徴が違うのです。

私が知っているのは

近江のしじら
遠州木綿に
伊勢木綿
片貝木綿
久留米絣

上から順に厚みが増す

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着物の先生にはわからない

着物の先生にはわからない

普段着物、暮らし着物と
ハレの着物やお出かけ着物は違います。

着物の先生は綺麗な着姿へと導くお仕事
今まで気づけなかった違和感がクリアになった話。

着物の先生は着物を着てないこれ、知った時に衝撃でした。
着物の先生は着物を着て過ごされてると思ってたのね。

私自身着物を着てると
「着物の先生されてるんですか?」って聞かれるので
常着物を着てる人は着物の先生というイメージは強いのかも。

ご縁あ

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普段着物の裾位置の決め方

普段着物の裾位置の決め方

着物の裾
着付けでとても重要なポイント

足袋が見えない長さ
となんかで見た記憶があるけど
そこにしっくりきてなくて。

裾の位置をどうやって決めてるのか
というはなし。

フォーマルと普段着私が浴衣の着付けを習ったときに言われたのは
合わせるときに床につくかつかへんかくらい
ってやつ。

なんでなのか、どうしてなのか
そこにどんな意味があるのかわからないまま
そういうもんだと受け止めておりまして

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着物の温かさを決めるもの

着物の温かさを決めるもの

個人的感覚なところや
体感の違いは大きくありますが
着物を温かいと感じるのはこれじゃないかなって思った話。

人は見えるものに引っ張られる着物だから何でも暖かいのかというと
そうじゃない。

素材や着合わせで
体感温度に雲泥の差が生まれる。

着物暖かいって感じる最たる部分

これ、見た目なんじゃないかと。

・何枚に重ねてい要ることがそれとなく見える着付け

・体に巻き付けている布を帯をまいて止

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ヒートテックよりこれがいい

ヒートテックよりこれがいい

着物のインナーは何がいいのか?
機能性肌着はイケてるのか。

私の体感と感覚に基づく話。

プロの意見呉服関係の方が
最近いい下着が多いから
長着は木綿でも十分いける

みたいなことをおっしゃっていて。

そういえば私も
呉服屋さんやデザイナーさんに

「最近どこ行っても中はあったかいし
イロイロ下に着ればいいから冬でも単衣でいけるで」

といわれたんだという事を思い出したのです。

売るための口

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