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着物で暮らす

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#普段着

普段着浴衣、お出かけ浴衣のボーダー

普段着浴衣、お出かけ浴衣のボーダー

一般的に浴衣といえば
ひとつのイメージしかないと思うんですが

浴衣で暮らすという事をしていると
確実に境界線ができます。

私の中の
普段着浴衣とお出かけ浴衣のボーダー(境界線)について。

普段着浴衣に必要なもの暑い季節の暮らし着なので
家事も用事も子育てもするということを
クリアしてくれないと困るのです。

となると
強度!

普段着浴衣に必要なのは
涼しさよりも強度です。

汗をかけば

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麻着物は普段着には向かない

麻着物は普段着には向かない

一般的に言われている
季節の素材は在りますが

あれは
生活要素がないものだと思っていて。

涼しさを求めていろいろなやみ
やっぱりこれは違うかもと思った話。

普段着、暮らし着に必要なのは耐久性夏は暑いから麻がいいよと聞いていたので
ずっと気になっていたのだけれど
なかなか手が出ずにいた麻着物

麻長襦袢は大活躍なのに
麻小物も大活躍なのに
なぜ着物は気が向かんのか

そう考えたときに気づいたの

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本当の普段着着物について考えたこと

本当の普段着着物について考えたこと

洗えるポリ着物から入り
リサイクルの正絹を経て
着心地を大切にする三年目を迎えました

マイサイズが心地よいのは当たり前

それが日常とフィットするには
どうすればいいのかということについて
気づいたこと

普段着にお仕立ては贅沢なのか色んな反物
様々な素材
価格も色々

なのでどんなに安く生地手に入れても
仕立ててもらうということにたいして
1万円以上必要になります。

1万円あれば
もっと服が

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普段着における袷と単衣の捉え方

普段着における袷と単衣の捉え方

ひと昔よりだいぶ緩くなったらしい
袷と単衣の時期

もうなんか普段着日常着においては
そのルール無くていいんじゃないかって思ってる話

袷は10-5月、単は6-9月↑の分け方だと
温暖化した日本に合わないと
単衣は4月から10月頃まで着ていいんじゃないか
っておっしゃってる先生方の話を昨年多く見聞きしました。

4月から始めた着物生活だったので
しばらく律義に守ってましたが
9月で挫けました。

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参観日に着る着物の基準

参観日に着る着物の基準

先日、うちのキッズの参観日でした。

もちろん着物で行くんですけど
私の普段着ですから。

参観日にどんな着物を着たらいいのか
私なりの基準の話。

参観させてもらうということ参観日って当たり前にある感じがしますが
日常の授業に割り込む行為だと思っていて。

親が教室にいる時点で
日常じゃない。

いつも通りの子供の姿が
見れるはずもない(笑)

お邪魔するという感覚があるので
普段着は違う気がし

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着物のしみ抜きについて考えが変わった

着物のしみ抜きについて考えが変わった

リサイクルでみつけた
ユーズドや新古品で気に入った着物

襟や上前にシミがあったので
悉皆屋さんに相談に。

しみ抜きって
全部一緒だと思ってたら
どうやら違うらしいという話。

しみ抜きとは原因の汚れに合うものをつかって
汚れや色変を戻す作業。

汚れのところを
油性や水性の洗剤で洗えば
とれるものだと思ってたんです。

しみこんだものを出す
その作業は単純じゃないと気づいてなかったワタクシ

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不調がある時の着物

不調がある時の着物

どんなに元気な人でも
身体は日々変化をし続けているので
常に100%の人っていません。

すこし調子が悪いな
なんかちょっと重いな

そう感じたときの
私なりの普段着物の工夫について。

着物は重たいとにかく面が多いですから
着物は重いんです。

絹は目が詰まりますから
やっぱり重たくなります(夏物のぞく)

着物を着て何とも思わないのは
身体全体で重さを面で受け止めてるから。

ただ、不調の時は

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