映画「るろうに剣心 The Beginng」

 いやー、実写版「るろうに剣心」シリーズの中で一番の作品ではないでしょうかね。これは映画館で観たかった。特に雪のなかで闇乃武たちとの死闘のシーンは劇場のスクリーンで見ないと、あの迫力が100%伝わらないのではないか?と。それだけに足を運べなかった自分が残念で堪らない。

 今作と観てすぐに思ったことは、佐藤健さんが今まで最高に剣心(抜刀斎)に見えたこと。表情?雰囲気?なんでしょうかね。流浪にとなって、のほほんとしてる「剣心」よりも人斬りとして恐れられ、でも自身の中では葛藤している「人斬り抜刀斎」の方がシンクロ率というか憑依してる印象を受けました。気付いた瞬間にゾクッとしたからね。

 「追憶編」?は剣心の過去が知れるところなので特に原作でも好きなシリーズなのですが、その分やはり心配で。実写になるとどうなの?幻滅しちゃう?それとも・・・とね。

 観終わった後に、「ああ、これで終わりか」と本当に寂しくなりました。シリーズを最初から見直して、原作も読み直そうかな、と思ったり思わなかったり。


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