西東緑赤

せいとう りょくせき(雅号)。大阪出身、東北在住。大学卒業後、数社の企業勤務を経て、現…

西東緑赤

せいとう りょくせき(雅号)。大阪出身、東北在住。大学卒業後、数社の企業勤務を経て、現在は児童養護施設の臨時職員。また、4月より専門学校で保育を学ぶ。鉄道職員として約10年の経験を持ち、中でも遺失物事務係員の経験が長い。社会における鉄道の役割を考察する「識り鉄」。手話を勉強中。

マガジン

  • 西東緑赤の晴耕雨読

    「遺失物事務所歳時記」「児童養護施設のドタバタ日記」ほか、生活の中で面白いと思った事を共有します。詳しくはプロフィール記事をご覧ください。

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恐々、noteを始めます。それにあたって決めておきたいことなどを、散文的に記します。

事務的な話、ないしは約款的な話ひとつの「マガジン」を公開する。有料公開。月額500円。ひと月に5本以上の記事を書く。2021年12月1日開始。 他に、無料公開の記事(本記事のような)、「つぶやき」も書くが、あまり頻繁には書かない。 「マガジン」を購入すると、これまでにそのマガジン内で公開された全ての記事を1か月間読むことができる(何らかの事情で削除された物は除く)。マガジンを継続的に御購入になると、新たな文章がひと月に5本以上提供され、従前に公開された文章(御購入より前に

    • 「施設実習」で見てきたこと

      「保育実習」といえば、ふつうの感覚では保育所でやるものだろう。 しかしながら、保育所で実習をするばかりでは保育士養成課程を終えることはできない。保育士養成課程では3回の実習が課せられるが、そのうち1回または2回は、「施設」での実習が課せられる。実習時間はそれぞれ80時間(一日あたり8時間であれば10日間)で、3回を合わせると240時間である。 保育所も「保育施設」だから「施設」というと何もかもが対象となってしまうのだが、ここでいう「施設」は「児童養護施設」「乳児院」「障害

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      • 記事公開の遅延について、お詫びと説明

        やれやれ。 やれやれ。 もうそろそろ読者諸氏に忘れられている、または愛想をつかされている。そう思っていたのだが、登録者がひとりも減っていないから、もう申し訳ないやら有難いやらで、複雑な心境である。 いろいろあった。 とは言っても学生の立場であれば当たり前のことで、何かを滞らせて良い理由にはならない。 何があったかと言えば、保育実習である。 実習の話は次稿にて書こうと思うのだが、なかなか苛烈であったため、心身ともにずいぶんダメージを受けてしまい、そろそろ回復しつつある

        • 「非器質的情報収集障害」という考え方

          東北の片隅で、東京の雪害の様子をテレビで見ている。 東京は数年に一度は積雪災害に見舞われているものの、ずっと積雪に弱く、悩まされ続けている。道路も鉄道も空港も除雪体制が薄く、基本的には凍結防止剤を撒いてそれでも積もれば通行止め(あるいは運休、閉鎖)する、という消極的な姿勢である。数年に一回の災害でも、特に大きな人的被害がみられるわけではないからか、除雪などの積極的な対策はできないらしい。 積雪だけではなく、大雨や暴風などどの気象災害の時も、東京はパニックになる。交通遮断に

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        記事

          組織に内部点検は不可欠

          最近、学割証の発行手続をめぐって学務課と揉めたのだが、JRの友人や本社へ照会しようかと思い、改めて学割証の裏側の「この割引証の使用上の注意」を読み返した。すると、照会するまでもなく、どう考えても学務課が間違えていることが判明した。JRに連絡していたら恥をかいていたところだ。

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          被災地のあとあと

          いつもは見向きもされず、 災害があれば大注目を浴び、

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          年頭の挨拶、雑感、ほか徒然

          読者の皆様、謹んで新年の御挨拶を申し上げます。今年もよろしくお付き合いください。 年末はクリスマス後に感染症で学級閉鎖。数日前倒しで休暇へ。年始はゆっくりと9日から。おそらく連休と成人式の関係。 妻はわたしに合わせて年休を取り温泉にでも…と画策するも、今日明日はどうしても出勤せねばならず断念。明日は午後休を取ると言っているが、どうなることやら。 明日は時間があれば妻の実家へ行って、遅めの年始の挨拶の予定である。夫婦とも聾の義父母は、聴者であるわたしと手話で話せるのが嬉し

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          「スパイダーマンの服って」

          児童養護施設での小学生との会話。 「スパイダーマンの服って、すぐ色薄くなるんだよ」 「薄くなる?」 「一回洗濯したら薄くなって、白い服に赤いのが付くの」 「Oh, 本物の服の話かいな?」 「うん。スパイダーマンのパジャマ」 「それは可哀想に」

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          「移住」が軽すぎる

          FacebookのAIがわたしの投稿から「移住」という語を拾ったらしく、色々な地域の移住サポートサービスをサジェストしてくる。 いやいや、わたしは既に移住したのだよ、というツッコミはさておき。 数えきれないくらいの地域が「移住」を受け入れてるのね。 しかし、わたしもやってみてわかったけれど、移住って、けっこう重い決断が要るぞ。 人間関係、仕事、住居、医療、福祉など、「あなたが今居る所よりも良いですよ!」と胸を張って移住を勧めている所がどれだけあるだろう。

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          バス停に「運転手の退職理由」を標示することの適切性

          こう掲示したい気持ちはよくわかる。こうでもして啓発したい、理解を求めたい、どうか悪く思わないでほしい、という思いは当然のことだ。運転手不足について、この会社や社員を責める訳にはいかない。 ただ、公共交通機関は、いつも何事もなく正確に運行することが何よりの使命で、これを守ることが従事員の矜持である。必要な標示は全て行い、不要な標示は全くしないことが理想だが、これを停留所に標示することは適当だろうか。

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          おわびと御報告

          さて、まず、投稿が滞っていることについて、読者諸氏に御詫びせねばなりません。 大変申し訳ございません。 学業、仕事、体調不良などが重なり、パソコンに向かう時間が短くなってしまっております。原稿のストックがなくなり、書きかけの原稿を仕上げることすらできなくなっていました。どうか御許しくだされば幸いです。 返金を御希望の方はお申し出ください。

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          組織的暴力を先導する教員が多くいるようだ

          タイトルやグラフを見るだけでやるせなくなる。 「先生が誰かを怒るのを見るのがしんどかった」 全員の前で吊し上げたり、クラスで裁判めいたことをさせたり。 調査のあった滋賀県内だけの話とは到底思えない。

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          駅員が遅延時に「謝罪」する本当の理由

          特に都心部でということになろうが、列車が遅延したり運転を見合わせたりした時、 「本日は列車が遅れまして、御客様にはお急ぎのところ大変申し訳ございません。お詫び申し上げます」 などと放送することが多い。 この謝罪放送は、会社によってはあまり行わないところもあるが、首都圏の鉄道会社は強弱あれど「申し訳ございません」と事あるごとに頻繁に放送している。 わたしも、駅にいた頃に遅延が相次いだことがあり、「最近『申し訳ございません』って何百回言ったっけなあ」と呟いたことがある。

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          小田急の不審な列車支障事案

          複数の列車の窓が同時多発的に、となると、投石などの列車妨害行為が強く疑われる。しかも、窓が割れているということは、そこそこ強い力で確信を持って投石している。線路の敷石(バラスト)を適当に手にとって投げたところで、動いている電車の窓を割るのは難しい。

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          ワンマン化して大丈夫? - 車掌の業務の正しい認識

          労組の指摘は正当。 そもそも、車掌の業務とは何だろうか。 世間ではあまり認知されていないが、車掌はドア開閉と放送の係ではない。

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          母子健康手帳に見つかった、行政のつまらない意識

          「お母さんがお父さんに赤ちゃんを任せて外出できるようになると、お母さんも助かります」 「お父さんも赤ちゃんとスキンシップをしっかりもち、おむつを替えたり、お風呂に入れたり、できることから始めましょう。お母さんがお父さんに赤ちゃんを任せて外出できるようになると、お母さんも助かります」 「お父さんも育児を」 2023年にもなって、このような文言が母子健康手帳に載ったそうだ。 Twitterで炎上したのを受けて、元となったこども家庭庁の文書が訂正されたという。 実に嘆かわ

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