鈴木翼

私立保育園、子育て支援センターに8年勤務後2009年あそび歌作家へ。保育者向け講習会、…

鈴木翼

私立保育園、子育て支援センターに8年勤務後2009年あそび歌作家へ。保育者向け講習会、保育雑誌への執筆、親子コンサートや保育園や幼稚園などであそび歌ライブを行っている。https://www.instagram.com/tsubasa.suzuki.10/

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

「長新太さんの洗礼」

絵本を寝る前に必ず読むのが鈴木家の習慣だ。 毎晩3冊くらいは子どもたちに読み聞かせをしてから寝る。 僕はその時間がとても好きだ。 娘が3歳になったとき、そろそろいいかなと長新太さんの「キャベツくん」「つきよ」の2冊を読み聞かせてみた。 長新太さんと言えばシュールで独特の世界が有名。 子どもの心をとらえた、まるで子どもが描いたような作品には驚かされる。 僕のあこがれの人だ。 その憧れの長さんの絵本の中でも 特に大好きな2冊だった。 「キャベツくん」にはブタヤマさんとい

    • 朝 起きたら 浮いていた話 その1

      暑い夏だった。 目が覚めると、目の前は天井だった。 古い時代の思い出の写真のように、色褪せた星がついている。小さかったり、大きかったり、いろんな形をして、くっついている。夜になると、光をためてぼおっと光るんだよな。朝は光ってないんだよなと当たり前のことを思っていた。 「あああ!!!」 僕は声を上げた。 僕は浮いていた。 「ふわふわ」という言葉がぴったりなくらい体が宙に浮いている。 昨日の寝る前のことを思い返してみた。 ちょっとだけ遅くまで起きていた。 夜の9時は過ぎてい

      • ミッキーの秘密。

        群馬の保育園で働いていたとき、ディズニーのお土産が、月1くらいで休憩室に置いてあった。本当によくみんなディズニーにいくんだな思っていたら「群馬の人ってね ディズニー好きが多いのよ」と教えてもらった。 「なんでなんですかね?」 と行ったら  「近いからかしらね」と言われた。 近くないのではと思ったけれど、それは心にとどめた。 でも埼玉県民の僕も、本当にディズニーは好きで年に1回はいっていた。 「ある時、今度の休みにディズニーに行くんですよ」と話したら 「あら?じゃ

        • おうちでディズニー

          おうち時間を楽しくするために、おうちディズニーごっこなるものを考えた。 シートを敷いて場所取りをして、(これが意外と臨場感がでる(笑)) 耳をつけたり、光るグッズを身につけた。 ポップコーンもプーさんのバケットに入れて、飲み物も準備。 開演前のアナウンスまでいれた(調べたらでてくる) 電気を消してyoutubeの4kで収録されたパレードを見る。 画面をちゃんと写真で撮る。僕が撮っている姿も臨場感があっていいと奥さんは言っていた。 結果、めちゃくちゃ盛り上がった。

        • 固定された記事

        「長新太さんの洗礼」

        マガジン

        • 買ってよかった物
          0本
        • こどものこと
          7本
        • 僕の好きな物
          0本

        記事

          すごーく前向き

          公演がない。 でも、すごーくすごーくものをつくれたり 新しいことにチャレンジしたりできることが嬉しい。 不安になったら作る。誰かと作る。 これも大事なのかもしれない。 1人だとダメですね。誰かと繋がっていると安心する。 布団に入って「今日は稼いでない(笑)」と思うけれど 種まいたんだ。と思うことにしている。 そして、インスタめちゃくちゃやったな。とか(笑) 新しい企画は思いついたな とか。 全部前向きに考えるようになった。 子供はなぜか、夜中に何度も起き

          すごーく前向き

          図鑑でおうち遊び

          世界一うつくしい昆虫図鑑を買った。 これは子どもたちとみることをおススメします。 めちゃくちゃ楽しかったので。 さて 遊び方を説明。 まずは、ゆっくり眺めていく。 すると、子どもたちは昆虫たちの綺麗で繊細な色合いを 「綺麗」とか「すごいね」なんて言葉を使わずに すごーく想像力豊かな言葉で例えてくれる。 その言葉の数々、恐れ入りました。 その2 どこに住んでいるか調べてみる その昆虫がどこに住んでいるのかが書いてあり、そこをグーグルアースで調べて見ること

          図鑑でおうち遊び

          おばけマンション2 初公開

          ずっと公演ではやっているものの、動画での公開は控えていました。 それは、ネタがバレてしまうから。 でも、今は家にいる子どもたちに笑ってもらいたい。 笑って免疫力をあげてもらいたい。 ママやパパが家事をしている間、少し子どもたちが見ててくれたら 助かるかな?とかいろいろと考えました。 そういう役立つのであれば良いのではないかと思って 動画をアップしました。 ぜひ親子で見てもらえたら嬉しいです。 ちなみにトラブルが途中に起きてます。 でも、ライブだとそういうこ

          おばけマンション2 初公開

          「我が家のパジャマパーティー」

          我が家には寝る前に15分程度パジャマを着て遊ぶ時間がある。 それを上の娘が「パジャマパーティー」と名付けた。 ただ、パーティーといっても、やることは携帯の懐中電灯機能を使って、影絵をしたり、布団の中に隠れて音楽を聴いたりするぐらいのことなのだが、子どもたちはとっても満足して眠りについてくれる。 (あっちなみにそのあと、絵本を2冊読む。) しかし、毎日やっているとネタも尽きてくる。 「それつまんない!」とか言い出す。 「元気な時はいいけど、ちょっと今日は疲れたなとい

          「我が家のパジャマパーティー」

          「初恋は突然やってくる」

          3歳娘は下ネタ真っ盛り。 う○ち、お○っこ、おなら・・。と毎日言いたくて、言いたくて仕方ないようだ。もう、言うタイミングを探しているという感じ。 この間も、車でドライブ中に突然鼻歌を歌いだし、「なーんのうたでちょーか?」とクイズがはじまった。「んふふーん ふふふんーんふふふ♪」とそれは楽しそうに歌う。僕も奥さんも知っている曲を探す。 童謡だろうか。答えを言ってみる。 「ブーー」と娘。 おかあさんといっしょの歌だろうか。ブー。 ディズニーの歌だろうか。ブー 僕の歌

          「初恋は突然やってくる」

          1歳が ツッコミをいれた話

          僕には2人の娘がいる。 これは次女が1歳の時の話。 次女の大好きな曲をギターにあわせて歌って遊んでいたときのこと。 その日は、同じ曲へのリクエストが多くなぜか「もっかい!もっかい!」が果てしなく続いた。 こうなると、さすがに僕も次の曲にうつりたくなってくる。 いや、いかん!僕も子どもにあわせていくと決めている以上あきるまで続けてあげなければ! しかし、今日はどうしたのだろうか。 いつまでたっても終わらない。気分がいいのだろうか。 外はしっとり雨だというのに、娘

          1歳が ツッコミをいれた話

          「ボーイッシュが 怖い場所だと思った娘の話」

          ある日、子どもが「泣いた理由」を思い出してメモしてみようと思った。 どんなことで、今日は泣いたんだっけかな?と思い返しながら。 そして、その日のないた理由は 「朝日がまぶしすぎたため」だった。 冷静に考えるとおかしい。 泣いているときは、あやしたりしているので、面白いなんて考える余裕はない。しかし、書いてみるとそんなことで泣いたのかと可愛くて愛おしくなる。これはいいぞと思って試しにTwitterでつぶやいてみた。 いままでにない反響があった。おもしろくなってメモを

          「ボーイッシュが 怖い場所だと思った娘の話」

          再生

          からまった てへっ

          子どもたちと遊ぶ手遊び。一緒に歌うと「てへ」のところがとってもかわいいのです。

          からまった てへっ

          再生

          ポケットからはじまるちょこっと遊び

          僕は保育士をしていました。 その経験が「あそび歌作家」と言う仕事のきっかけにもなっています。 今日は、保育でお家で子どもと遊ぶ ちょこっと遊びをご紹介します。 ①ポケットからはじまるちょこっとあそび その1 エプロンでもいいのですが、ポケットのついているシャツ、ズボンのポケットからものを出します。まずは小さな人形、サイコロ、ビー玉などがいいでしょう。 「かくれんぼするからみつけてね」 といって 人形などを部屋のどこかに隠します。5秒でさっと隠します。そして探す時間は3

          ポケットからはじまるちょこっと遊び

          「なんでそこはいわないの?」 娘たちとの記録

          下の娘がやっとおすわりができるようになったころ、上の2歳の娘が妹に興味をもち、少しずつ遊んでくれるようになった。 遊ぶといっても、うれて落ちそうなほっぺをひたすらさわり続けるといったような接し方だったが、とにかく遊ぼうとしてくれる。 ある日、下の娘が寝ていると、上の娘がやってきた。 そろそろとほっぺとおなかをさわりながら、なにかをつぶやいている。 なんといっているか知りたくて、聞き耳をたててみると 「⚪︎⚪︎ちゃーん。⚪︎⚪︎ちゃんのほっぺたはね、ふふふふふ〜ん」

          「なんでそこはいわないの?」 娘たちとの記録