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【小説】ネコが線路を横切った 番外編2

全20話は マガジンから


2020年5月10日で最終話の20を書き終えました。
読み返してみると、誤字脱字はあるし、ストーリーの矛盾も目立ち。
というわけで、作者自らからツッコミをいれていきます。
誤字脱字はごめんなさい。

番号は、各話にリンクしてます。
番外編1(1~10)は こちら


11
*18行目
マスターの部屋がきれいだったことは「意外」?
店での様子や立ち振る舞いから、きれいな部屋は想像できたのでは。
春海の観察力レベルでも想像つきそうだけど。

*車
軽自動車なのか、バンなのか、軽トラなのか。
スポーツカーかもしれないし、4ドアのセダンタイプか。
車をもうちょっと表現すると、マスター・斎藤真二の暮らしぶりがわかるのに。
車に興味なくても、必要なら考えなくちゃ。

*ボールの意味するものは???


12
*「つながり」っていうほどのつながりかなあ。
絆でもないし。
ギリギリの言ったら壊れそうなくらいの印象で。
春海が帰るっていったら帰るし、居るといったら居られる。
春海が自分で決めることで、マスターは指示していない現実。

*「郊外のレストラン」って、この西洋居酒屋がある場所も充分郊外なんだけど。
イメージとしては、西武池袋線の東久留米駅からバスで10分くらいのところに、ハンバーグがおいしいレストラン。10年くらい前に行ったことがある。
近所の中華屋さんにしてもよかった。町中華ではなく、本格中国料理店。


13
*「未来」っていうタイトルだけど、果たして2人に未来はあるのか?
ゼロではないけど、明るく開けた未来ってカンジでもない。
未来を望めば開くことができるのは、春海の判断。
ストーリーの意思決定は、春海にかかっている。

*春海が書いたノートの意味は。
これが、小説を書くことへとつながる?

*春海の生活は、マスター次第。
決めるのは春海なのに、生活はマスター。
この変なところを表現できると面白くなる。


14
*「(本名非公開)」としてるけど、「(本名 竹中春海)」とした方がわかりやすかったかな。
春海は、本名を公開することを望まなかったと思う。
作家廃業宣言をわざわざしたのは、もう小説を書くこととは完全に縁を切ったから。
けど、また小説を書く。
そのキッカケはなんだろう。ってところをもっと書かなきゃ。

*2作目『ケンチャンのネコはどこに行った』で、ケンチャンって誰。
西洋居酒屋常連のユウジとの関係は。
ケンチャンが西洋居酒屋SINでの常連なら、ここで名前を出さずにすべて「ユウジ」て統一すべき。
春海が作家・藤村架奈としての配慮をもっとみせなきゃ。

*3作目『姉と弟の奇妙微妙絶妙』
タイトルで「姉と弟」って言っちゃってるので、マスターとユミの関係は明確では。
もしかしたら、この2人は姉と弟だけれども、血のつながりがないとか。
親は再婚同士で連れ子同士だとか。
というところまで書いておかないと、なんだよ、ってことに。


15
*現代に戻って、マスターがまた暮らそうという意味は。
マスターは、悪い意味で変わっていないなら、春海をもっと落胆させなきゃ。
意外に頭固い昭和の男像。

*春海は、ファミレスの副店長してるんだ。
「新宿のファミレス」のイメージは、西新宿駅近くのジョナサン。
大ガードの脇のビルにあるジョナサンとかバーミヤンとは、イメージがちがうかな。
ファミレスの話、もっと書きたかったんだけど、現代の春海がでてこない。


16
*2杯目がブレンド、ってやっぱりクリームたっぷりココアは、今の春海にはきついってことよね。

*マスターとの会話の中で、春海は小説を書くと決めた?
じゃあ、そもそもなんで仕事が休みの時に30年前の思い出をたどるようにマスターの店にきたのか。
中途半端で終わった関係をきちんと終わらせないと、新しい作家への道が開けないからじゃないのか。
あの頃は確かめられなかったあれやこれやを確かめたいと思ったのでは。
ファミレスでの経験から小説のネタになると思うなら、ファミレスが舞台で現代の春海を描かないと。
いろんな部分が中途半端で、ツッコミどころ満載。


17
*藤村架奈を廃業したなら、昔の自分の本にサインはしちゃいけない。
「3」でサインをしないで本を閉じて、場面転換しないと。

*マスターは、春海のことは好きでいてくれたんでしょう。
春海が思った以上に、ずっと。

18
*オチとして、30年前のマユの存在。
藤村架奈著作の『ネコが線路を横切った』の第3弾『姉と弟の奇妙微妙絶妙』のマスターとユミ、ハルミの関係のモデルケース。
マスターは、春海を待ちつつマユとの関係も続けたってこと。

19
*ノートを受け取るということは、30年前の自分を取り戻したってこと。
目的は果たした。

*新宿のなんていう文房具屋さんで、何というブランドのノートを書いたいと思ったのか。
現代なので、思いっきり凝ったセレクトで。
小田急百貨店の伊東屋かストーリーストーリー、京王百貨店の丸善、東急ハンズ、世界堂、さあどこに行く?
ルミネのツールズ??


20
*最後のFBにリンクがありません。
中野谷つばめのFBは こちら です。

*「最後のネコ」にこめた比喩がわかりにくい。


以上のツッコミをふまえて、「【小説】ネコが線路を横切った【完全版】」を執筆します。
30,000文字~50,000文字の小説は、7月上旬完成後は第1章無料公開第2章以降有料公開しますので、待っててくださいね。

「【小説】ネコが線路を横切った」1~20・マガジン に、スキしてくださってありがとうございます。とってもとっても励みになります。

※この物語はフィクションです。
実在の場所や団体、個人とは関係ありません。



中野谷つばめ公式サイト 本と文具とファミレスと文章と
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おまけの解説

「ネコが線路を横切った」は、40年くらい前に中野谷つばめが書いた小説をベースにしてます。当時は、別の筆名でした。
女の子が家出して、男性と出会って、自分で家に帰ると決めます。現実向き合うと覚悟したのでした。

高校3年生の夏休みは、わたし自身も春海と同じように卒業後の行先やその先の人生を考えてた時期でした。
卒業半年前に、本気で家出を考えたことがあります。実行する勇気はなかったけど。ちょっとだけ好きな大学生はいたけど、同棲するまで至らず疎遠になりました。

小説の中に出てくる西武多摩湖青梅街道駅近くに住んでいたので、舞台にしました。

春海の筆名「藤村架奈」は、わたしが中学1年のとき、友人がつけてくれた筆名です。短い期間使って、そのあとはころころ変えてました。
過去の筆名は全部拾って、これからの小説にいれちゃおうかともくろんでいます。
5人くらいは登場します。


5月14日からは、新しい小説を書き始めます。
5月13日記す
中野谷つばめ



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