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多様性について考えてみたこと

週の始まり月曜日の夜。いかがお過ごしですか?

私はと言えば、Netflixで鬼滅の刃を鑑賞し始めた子どもたちの横で寝落ちしてしまいました。しかし、こうして復活して、本日の「思い出し冬木さん」を書きだしています。きちんと続けられていて、わたし、エラいです!
そして、読んでくださっている方、今日も、どうもありがとうございます♪

ところで今日の写真のお花、寄せ植えかな?
それぞれの個性を持ったお花が、同じ鉢に、調和を持って植えられています。企業や目的を持った集まりにとって、うまくいっている多様性とは、こういったガーデニングのようなものなのかもしれません。

本日は、多様性とは何か。を考えて行きたいと思います。

ジーンクエストのトップ責任者、高橋祥子さんは、ご自身の著作、『ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考』(p152〜156)の中で、多様性について、こう言われています。


多様性を 尊重することと、同質性のない相対主義を混同して議論されてしまう場面があると私は感じていますが、両者は極めて異なるものです。目的に賛同していると言う(同質性)を前提として、年齢・性別・国籍・人種などに関係なく、異なる才能や背景を持つ人たちが集まることこそが、真の意味での多様性です。


多様性を作ることそのものを目的にするのではなく、ある目的を達成したいと考える「同質性」を持つものをまず集め、多少の環境変化にも対応できるための手段として多様性を確保する。というのが、本来の意味での多様性のあり方です。

この文章を読んだ時、よくある「女性が上司としてなかなか登用されない。」という議論と、「女性であれば良いわけではない。」といった女性登用問題のすれ違いがパッと頭に浮かび、ここにはこの視点が必要だったのかもしれない、と、新たな視点を得た気がしました。


冬木さんの読書ブログ『基本読書』を読んでいると、「女性の活躍」や女性に限らない「格差」問題について、話題にされることがあります。『SF超入門』にもChapter13にてジェンダーのトピックだてが行われているくらい、LGBTQについても、注視されているようです。

ここで私は、私が冬木さんの読書会から締め出されている原因とつなげてつらつら考えるのですが、私はこの『生命科学的思考』においての「同質性」に値しない、そう、判断されたのかな。と。

もし、この「同質性」において受け入れが難しいということなのであれば、いつか、「人間は、成長するものです。どうしてかはわからないけれど、必ず良い方に」と言われていたご自身に免じて、ぜひ寛容性を発揮していただけたらと、願ってやみません。

また、私は月額性サービスやコミュニティに、家計の予算を立てて籍を置くということをしています。応援しているのは、こういった発信している人たちがもっと活躍する未来なら、子どもたちがもっと楽しく暮らせるだろうな。と考える発信者の方です。

ある日その内訳が、男性が表に出られている発信者さんばかりだな、と気づきました。そこで、『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました』を書かれた出雲 充氏と一緒に遺伝子解析の会社を作られていた高橋祥子さんラボにも、「応援したい」という思いで2021年〜2022年の半年間ほど、在籍していました。

当時の高橋祥子さんラボの読書会にも参加したかったのですが、ちょうど忙しい時期で読書ができず。HP上の解約の手続きも、私にとっては本当に難しかったです。なんどか問い合わせを差し上げたのですが、次月課金が確定するタイミングで解約手続きの方法のお知らせが来たことで、残念な気持ちになりました。

クラウドファンディング含め、見知らぬ方への応援や寄付の文化の歴史が浅い日本では、慣習の中で皆が当然と思うようなルールをまだ、策定中なのかもしれません。影響力のないまま、精一杯の不器用な応援で私のような人間が、気持ちを伝えるどころか訳のわからぬまま放り出される世の中であれば、こう言ったことへの関心は、さらに小さくなってゆくでしょう。

このご時世ですし、よそにお渡しできる余裕はないよ。といわれる方もいるかもしれません。我が家も綱渡りの家計だったりしますが、今月も「応援したい」の気持ちを届けられることに感謝いたします。

そして、こういったわずかな応援でも気持ちが届く・届かない問題は、個人的にも、豊かな文化醸成の観点からも非常に重要だと思います。どうにか解決ができればよいのに、と祈りを込めて、本日は終わりにいたします。


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