見出し画像

汗、焦り、確実な一歩、そしてご褒美。

九州の友達にお中元を贈りたい。

んが、3週間前にもとんでもない大雨が降り、物流がストップする状態となってしまいました。

そんな事とは露知らず、友達の大好きな九州には出店していないお菓子のホームラン王を贈るべく、某お店へ。(ほぼ答え)

念のため、店員さんへ「〇〇県の〇〇市へ贈りたいのですが、配送可能ですか?」と伺うと案の定「申し訳御座いませんが・・」っと。

それから、毎週のように足を運んでは「申し訳御座いません・・」が続きました。


しかし、そろそろどうなのだろうか?

徐にお菓子のホームラン王のホームページをチェックしてみたところ、他の地域で取扱不可はありますが、友達のエリアはイケそうな雰囲気。

・・・時は来た。

酷暑は分かっていますが、人にはやらないといけない時があるのです。

エアリズムすててこをズボンに履き替え、日焼け止めを入念に塗り、ついでに会社の通帳を記帳すべく取り出し、入金するつもりだった自分の金融機関の通帳を握り、鬼の灼熱昼下がりに一歩踏み出しました。


お菓子のホームラン王のお店は最寄り駅のひとつ先。

最近は運動不足なので歩こうかしら。

ですが、最寄り駅に辿り着くまでの半分で激しく後悔。

あっついわぁ・・(分かっていただろうに)。

取り敢えず最寄り駅近くの銀行にて、空いているのを良いことにワザともたつきながら、記帳専用機にて通帳を記帳します。

ラッキーなことに会社の通帳はしばらく未記帳だったせいで、ガッチャンコー、ガッチャンコーと印字が続きます。

「あぁ、涼しいわぁ~♪、何なら繰越しても宜しくてよ。」

内心そう思っていましたが、残念ながら3ページ位の印字で終了。

続いて自分の通帳もカバンの中で既に見えているのに、探す振りをしつつ(7秒くらい)取り出して、ガッチャンコーっと。

こちらはうっかり先月記帳していたので、期待ほど印字が無く直ぐに終了。

間違って何か振り込まれていないかしら・・?

そんな妄想をしている何て思わせない真剣な表情で、通帳をチェックするフリ。(5秒くらい)

記帳専用機を最初に利用した理由は涼む作戦だったので、今度は入出金の出来るATMへ移動し、モタモタしながら出金。

約5分強でHPを回復させて、当初行くつもりの金融機関を目指します。


20分近く歩き続け、ビル風と台風の余力のような風に煽られ、固く握った日傘に顔面を数回殴打され、おちょこにしたりしながら目的の金融機関へ到着。

・・・のつもりが、何と更地に!!!

マジか???

ちょっともしもし!!と思いましたが、そういえば建物が相当ボロいので建て直すと風の便りに聞いていたことを思い出しました。

移転先は最終目的地であるお菓子のホームラン王のお店と真逆の場所。

登山のように確実に一歩一歩、歩みを進めて金融機関へ到着。

日傘をノロノロと畳んで、通帳の取り出しをもたつかせましたが、如何せん紙幣2枚程度の入金処理は秒。

ここでも1行しか印字されなかった通帳をじっくり眺め、カバンに大事そうにしまい、汗をタオルハンカティーフでじっくり拭います。
(滞在時間2分、HP回復+5だけ)


その後、ようやく最終目的地のお菓子ホームラン王のお店に到着。

店員さんに配送可能ですか?と尋ねると大丈夫です、とのこと。

ここは実際に購入しますから、じっくり何を贈るか選び抜けます。

期間限定ものと定番もの混在セットをチョイス。

ここで不慣れっぽい店員さんと着日について、良い感じに押し問答出来て、涼み(時間稼ぎ)もバッチリ。

「賞味期限内に届けば良いですよ~」の雰囲気でお願いし、今年に入って恐らく一番丁寧な文字でじっくりと送り状を書きました。

賢い子のような文字、久しぶり。

お中元の熨斗はもうイケてないとのことで、ギリセーフな暑中お見舞いの熨斗をかけて頂くことに。

お会計の際、店に行く度に気になっていた、季節限定「山梨県産種なしピオーネ」を使った「ぶどう大福」と、店舗限定の「生チーズナボナ」も本日の自分へのご褒美に一個ずつ購入。
(店名を伏せていたのに、とうとうバナーを貼った)


無事に配送手配を完了し、来た道を下山の如く、急ぐでも休むでも無く事務所へ帰社。(安定の仕事中)

週末には友達のところに届くと思うので、色々大変だったと思いますが、暑気払いも含めて、ひととき喜んで貰えたら嬉しいです。


本日のご褒美激写を貼っておきます。

保冷剤を「いらない」と言ったため、
要冷蔵を灼熱の中、道中30分。
冷蔵庫に入れる前にハイポーズ♪
ぶどう、汗をかいていなさる。

生チーズナボナ、ウマーー♪

ぶどう大福、ぶどうと大福の甘酸っぱさのハ~モニ~、ウマァァァ!!!

限定品を置いているお店が最寄でしたら、ぜひ足をお運びください♪
(回し者?)


そういえば、尻ポケットに入れていたスマホが尻圧(ケツアツ)と直射日光ガチ当たりにより、熱暴走していまして、勝手に色々なアプリが立ち上がり、充電を断固拒否の本体アツアツ状態でした。

スマホに優しくするつもりが、ウッカリ賞。


この記事が参加している募集

至福のスイーツ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?