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寒いのに、汗をかく出来事。


唯一仕事以外でお中元とお歳暮をやり取りしている友人がいます。

両親は仕事柄とお付き合いの広さで、有難いことに実家には続々とお中元が到着中。

それを横目にしている内に、「そうだ、送らねば!!」と思い立ちました。


しかし、朝から暑いと思っていたら、梅雨明けだそうで太陽が相当ご陽気。

更に自転車のサドルが破けていて雨が染み込み、いい年してお漏らしのようなズボンになってしまうので怯えながら乗っていました。ですが、こちらも100均で買ったカバーをセットアップしたのでいつでも乗れます。

それならば、思い立ったが吉日、行くべし!


準備をしていると、配送委託先から電話が。

集荷した商品に不具合が発生したようで、代替品を用意出来ますか?とのこと。商品は液体なので弊社商品以外のよそ様のお荷物を汚していないか確認すると、それは大丈夫と。代替品を出荷元に準備出来るか確認をして折り返します、それと1回集荷して貰っているので送料の請求が発生するか後程教えて下さいとお願いして、電話を切りました。

出荷元へ確認すると代替品の準備は可能とのこと。合わせて漏れた容器が返戻されて穴が開いているようだったら、そこにマークをして保管して下さいと依頼。容器メーカーへ代替品を出して貰うためと、製造に対する注意勧告のためです。

急いで配送委託先へ電話して再度の集荷をお願いしました。


その間に昼ご飯と買い物、お中元を買いに出掛けました。

入念に日焼け止めを塗って自転車に乗り、長袖シャツの袖をグイっと引っ張って手の甲の日焼け防止に努めます。

切らしていた美味しい珈琲、やなか珈琲店さんでペーパー用珈琲をお願いすると、今日は混み合っていて約40分程かかると!!

なぬ~~!!っと思いましたが、他の用事を済ませて時間を潰すことに。


銀行ATMでお金を下そうと入ると、前の人が小銭を相当入金していたようで「お手続き中」の表示のまま、「がっちゃんこ~、がっちゃんこ~」と頑張って仕分け中。

まさかこのまま取扱い中止にならないよね・・?

心配し始める頃合いで、「お待たせっ」ってな感じで受付可能に。

ひと安心でお金を下して、別の銀行へ入金しに行きます。下したATMは無人なのでノン冷房でしたが、こちらは有人銀行なので良い感じに冷え冷え。

しかし、こちらは涼む間もなく、速やかに処理が終了。


さてお中元・・・と予定のお店に行く途中に美味しそうな中華料理屋さんを発見。いったん通り過ぎましたが、珈琲待ちだしなぁってことで戻って来て入店。

有人銀行の上を行く冷え冷え。

「あぁ、生き返るわぁ」っと思うと同時に、広い店内に先客は2名。

ランチタイム中なのに、これは、、

やはり外食に出向かないといけない・・とつくづく思う展開に。

ランチメニューのイチオシっぽい「よだれ鶏定食」をチョイス。

少し汗が引く程度、冷え冷えを楽しむ間もなく、スピーディに「よだれ鶏定食」が到着。

スープとザーサイ、杏仁豆腐も付いていて、嬉しさでホクホク。

ただ1点、メインのよだれ鶏がかなり辛そうなお色。

メニューをちゃんと見ると「四川から取り寄せたなんちゃら・・」と書いてあり、自慢の辛さと発覚。

恐る恐る食べてみると、あらやだ!美味しい!!

しかし、数秒後に「待ったーーーー!」っと辛さが追いかけて来ました。

冷え冷え店内で引いていた汗が、急に首筋を流れ始めます。

食べ進めている内に汚い話ですが鼻水もツツっと。

鼻をかんで水を飲むと辛さが舌に突き刺さります。

気付くと涙目で食べ続け、なんとかよだれ鶏を完食。

美味しい、美味しいのだけれど・・・、悲壮感に包まれている時の杏仁豆腐の優しさったら。

抱きしめたくなりました。食べたんですけど(ちょっと大人な表現?ウソ)。

体表は冷え冷えですが、舌が熱々。

しかし、一番の用事のお中元がまだです。


友人は無類のナボナ好きで、それでいて友人のお住まいの地域では亀屋万年堂が無いという悲劇。自分からの年2回のナボナを密かに、そして相当楽しみにしてくれています。

行かない訳にいかない・・、フラフラしながらお中元発送のために亀万へ。

これまた店内は冷え冷え。

以前は3000円以上は送料無料でしたが、物流が厳しくなってからは日本全国一律:330円へ変更となっていました。

そんなことはいいのです、友人は自分のナボナを待っています。

そこそこ個数の入っている全部ナボナをチョイスして、送り状作成。

お会計時にスタンプカードも提出すると、カードが満タンに!!

次回お買い上げ時に、お好きなナボナ1個プレゼントをゲット。

きょうは貰えないけど、頑張って来た甲斐がありました。

友人よ、近日届きますよ!

40分経つか経たないかでしたが、珈琲は出来ていたので受け取って事務所へ戻りました。


椅子に座るや否やで出荷元から電話。

かなり申し訳無さそうに、液体漏れの原因がキャップの締め方の甘さだったと言われました。

割と最近、実にしょうもない手抜きでお客様に迷惑を掛けていることを頻発されていたので、怒鳴りつけてしまいそうな状況でした、が、

「理由はわかりました。今後同じことが起こらないように御社の中で共有して確実に処理して下さい」と、落ち着いて言えました。

出荷元は珍しく平身低頭。

電話を切って、すぐに配送委託先に液体漏れの原因を話してお詫びしました。重ねて他のお客様の荷物は本当に大丈夫でした?と確認すると、大丈夫です、と。

送料はどうしたら良いですか?と聞くと、大丈夫ですよ~っと。

こういう時は、集荷された時点で送料として請求が発生するもの。

本当に良いんですか?と確認すると、「私の食事に行く時間がちょっと遅れたくらいなので~、あはは」と。

目の前にいたらセクハラ上等で抱きしめてしまいそう。

よだれ鶏以上に、目頭の熱くなるご対応でした。

感謝感謝で電話を切って、一件落着。

バタバタしましたが、良い感じに全部着地出来ました。


あちらこちらにグチグチ言っていたら、スムーズに事は運ばなかったかもしれないし、逆切れ・反感を呼んでいたかもしれません。

臨機応変って大事だなって出来事ですね。

しばく時はかなりキツめに行くタイプなので、飴と鞭の方が妥当かしら。

色々と週を越えずに解決出来たので、ゆるゆる休日を楽しめそうです!


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