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闇と光*バシャール in セドナ旅#04

Matilda, you talk of the pain like it’s all alright
But I know that you feel like a piece of you’s dead insidе
You showed me a power that is strong еnough to bring sun to the darkest days
It’s none of my business, but it’s just been on my mind

マチルダ、君はだいじょぶなふりしてその痛みについて話すけど
本当は心のどっかが死んでるみたいに感じてるの、わかってるよ
君は暗い日々に太陽をもたらすぐらいの強さを僕に見せてくれたんだ
余計なお世話だけど、それがずっと気になってたんだ

Harry Styles in 'Matilda'

前の星に飛ぶ🛸✨

時系列でいうと、今日はステイトメントを発表した日のミラクルな出来事を書く予定だったんだけど。帰り道の羽田空港で久しぶりにフラッシュバックした記憶を書きたい気分なので、先にそれを書くことにします。割とディープなお話しなので、セドナのハッピーなエネルギーだけ欲しい方は、次の記事に飛んでください。


「人生で一番最初の記憶は?」って聞かれたら、わたしは2-3歳ぐらいのとき、「鬱の母と家でふたりぼっちの記憶」もしくは、もうちょいディープな話に耐性がある相手なら、「台所で自傷してる母」と答えます。外からみればわたしは羨ましがられることが多い人生だったかもしれない。勉強はできたし、運動神経は猿みたいによかったし、素敵な友達にも恵まれたし、金銭面で苦労したこともないから。「あなたにはなんの悩みもなさそうで、おめでたくていいよわね」みたいな。

でも、どこかでずっと心が死んでた。
物心つく時には「自分がいい子じゃないから、母はわたしに笑わないんだ」って思ってた。自分が明るく元気に頑張らないと、鬱の母が死んじゃうと本気で思ってた。悲しみや寂しさ、弱音とか辛い気持ちを家では一切表現できない子どもになって、泣きたい時もいつも大人のためにニコニコ笑ってた。小児喘息で夜中に息が苦しくなっても、母に言ったら絶対に悲しい顔をするから、朝まで布団の中で静かに泣いて我慢する子どもになった。自分の弱さを認めると、ジェンガみたいに不安定なこの世界が壊れるんだと本気で信じて、頑張ってるのが普通、みたいな子になった。本当の自分なんて誰も望んでないし、それを殺すのが世界平和なんだと思った。

そんな中で唯一ストレートな愛情をくれたのが祖母だったんだけど、その祖母が認知症になり始めた25歳の時、わたしはイギリスで鬱になって壊れちゃうの。本当は論文書かなきゃいけないのに、パソコンの前で一文字も言葉が出てこなくなった。かかりつけの女医さんのところにいったら「あなたにはお休みが必要なのよ」って言われて、よくわからないままSSRI を処方されて、大学附属のカウンセラーに紹介されたの。ブロンドボブとショートブーツがとっても似合うカウンセラーのLizさんとお話ししていくうちに、ずっと思い出せなかった2-3歳の頃の記憶が出てきて、「あなた、本当は、ひとりでよく頑張ってきたんじゃない?」って優しく言われて号泣したのを覚えてる。

一度蓋が開いたパンドラの箱からは、25年分のネガティブな感情が土石流みたいに溢れ出てきて、その濁流に溺れそうになった。シャワー浴びてると子ども時代のフラッシュバックと過呼吸が止まらなくなって、ちゃんと現実の世界に戻ってくるために自分の体をいたみつけてサバイブしてた。生きてても死んでてもどうせ同じことだから、明日の朝目が覚めなくても全然よかったし、なんなら、銃が簡単に手に入る国に住んでたなら、多分ほんとうに死んでたと思う。2年間付き合ってたゴールデンレトリバーみたいに純粋な心のイケメンのイギリス人は、ピンチの時には全然頼りにならなくて ( 彼女がこんな状態で彼も大変だったんだって今ならわかるわ!ごめんなさい&ありがとう )、 お別れを告げた。そんな地獄みたいな夏に唯一生きる光をくれたのは、もうわたしを認識できない祖母との昔の思い出だった。

初詣のたびに祖母に小さい手を引かれてお参りをした熊野三山。笑顔でプレゼントしてくれた八咫烏のお守り。そういえばあの八咫烏は、ずっと昔からあの山の中で、熊野の衆生の悲喜交々を全部見守ってきたんだと思ったらなぜかとても心が安らいだ。祖母の子ども時代も。母の悲しみも。わたしみたいに壊れちゃう人たちの末路も。犯罪者も。ハッピーな人も。玉座に座る人も。中上健次みたいに部落に産み落とされた人の人生も。子どもも、女性も、男性も、差別なくみんなをみてきた。そう思ったら、あの八咫烏がそばにいる限り、わたしは地獄でも天国でも最後の日までちゃんと迷わず生きれる気がしたの。それがその時のわたしにみえた唯一の光だった。そしてなんの迷いもなく、服を着てたらわからない体の部位に、小さな、美しい太陽を背負う八咫烏を彫った。そしてわたしは不死鳥みたいに黄泉国から復活した。

5日前に帰国して、羽田空港で光に溢れる景色をぼーっとみてたら、ふとこんな昔の自分を思い出したの。こんなに世界が愛に溢れてるなんてあの時は知らなかった。こんなに堂々と本当の自分を大事にしてもいいなんて、子どもの頃はわからなかった。本当の自分でいることが、世界平和を創るなんて全然知らなかった。絶望は希望でしかなかった。破壊は創造でしかなかった。闇は光でしかなかった。粉々に砕けた散ったハートの上に優しい愛の雨が降ってきて、もっと大きな美しいハートが育った。全部失ったと思ったけど、本当は何も失ってなかった。ねえ、八咫烏。まだ生きてるのにもう既に天国みたいな素敵なところに来ちゃったよ。不思議なこともあるもんだ。ずっと側で見守っててよ、いっそのこともっと美しい地球をみせてあげるね。

Cuz I'm the Creator.
I'm the unconditional love.
'The greatest power requires the gentlest touch.' Ya?
Let's see the most beautiful thing in this universe. 
♾️
Love

※この八咫烏がセドナのホピの聖地でミラクルをおこします🐦‍⬛その話はまた今度。

次の星に飛ぶ🛸✨☞


セドナ&ハワイの旅のまとめ👽🛸❤️‍🔥


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