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継続は力なり

こんにちは、まだまだ勉強盛りの高卒入社4年目のOLです!
早いものでもう2022年が終わってしまいますよ。
歳月人を待たず、ですね。。。

早速ですが最近、SDGsという言葉を耳にしたり、
虹色の丸いピンバッジをつけたスーツの人たちを、目にすること多くないですか?

SDGsバッジに使用されているホイールマーク

聞いたことはあるけど、SDGsってなんぞや!?って思う人きっと多いと思います。。。
というわけで本題に入る前に、少しだけご説明しますね!

SDGs(持続可能な開発目標)とは
人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標です。貧困、紛争、気候変動、感染症。人類は、これまでになかったような数多くの課題に直面しています。このままでは、人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなると心配されています。そんな危機感から、世界中の様々な立場の人々が話し合い、課題を整理し、解決方法を考え、2030年までに達成すべき具体的な目標を立てました。それが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」です。

国際連合広報センター

SDGsは、弊社でも取り組んでおり
「関わるすべての人に豊かさを」
「関わる全ての女性が輝ける未来を創造する」
を目標の1つとして進めています。

弊社のSDGs宣言

今回、目標の中から取り上げたのは「ジェンダー平等を実現しよう」についてです。
性別関係なく、働きやすい社会にしていくことを目的としていますが、
働きやすい社会とは、どうすれば作れると思いますか?

弊社は先日、戸建て住宅の施工を行い女性で鍛冶屋をされている「岡本祐季(オカモトユキ)さん」にお客様の住宅イメージに合った鉄製オブジェを作成して頂きました。

鍛冶屋という職業は、厳しい男性社会というイメージがありましたが、少数ながら女性もいることを最近知りました。
男性の中で働くのは、きっと苦労を多くされたのだろうなぁと思いました。
岡本さんは、通常シャンデリアなど美しく繊細な鉄製作品を作られていますがオリジナルの「ゆきぱん」というフライパンも作成されています。
ゆきぱんは、岡本さんにとって思い入れのある作品の1つだそうです。

わたしにとってフライパンは
師匠との思い出です

24歳で金融機関を退職して
鍛冶屋の世界に飛び込んだわたし

女の子には無理だと言いながらも、
わたしを受け入れてくれた師匠

師匠が経営していたお店で
出してもらった「まかないご飯」

師匠が作ったフライパンで焼かれた
お野菜やソーセージは
あまりにも美味しくて!

感動すら覚えたことが、
強烈な印象に残っていました。

岡本祐季さんHP ゆきぱんアトリエで生まれる魔法のフライパンより

そんな岡本さんに今回は、「男性社会の中で働く女性について」をインタビューしました。

岡本祐季さんについて

女性ならではの視点で光と影を意識した繊細な作品を生み出すアーティスト

岡本さんは、新卒から証券会社の営業として働いていました。
元々岡本さんはものづくりが好きで、入社から2年が経ち本格的に
「ものづくりで食べていきたい!」と考えるようになりました。
そんな時、行きつけのフランス系カフェで見つけた、鉄製のインテリアに心を惹かれていきます。

インテリアの製作者がカフェのマスターだと分かると、入社から4年で証券会社を退職して、マスター兼鍛冶職人の師匠に弟子入り志願をしていました。
「女の子には無理じゃけぇ」と断られても、諦めず弟子入りを何度も頼み込み受け入れてもらえました。師匠の下で修行を積み重ねた結果、アーティストとしての現在に至ります。

岡本さんの作品
左上:森の雫 右上:秘密
左下:宝箱(蝶) 右下:粒子(小)電球3

Q&A

Q.細かく繊細な作品をいくつか拝見しましたが、道具はどのようなものを使われていますか。
A.現在は、1.1㎏のハンマーを1㎏前後にして使っています。
修行を始めた当初、師匠が使っていたハンマーが1㎏を超える重さでした。その重さだと私の筋肉が痛んでしまうため、800gのハンマーを使っていました。
それでも5、6回振ったらもうフラフラになってました。「あぁもうダメだぁ」って笑
でも3年も経てば、1日中打てるようになりました。疲れますが。。笑

普段作業時に使われているハンマーや鉄床かなとこ(ハンマー台)

Q.男性社会に、入ることへの戸惑いや怖さはなかったですか。
A.「ものづくりで食べていきたい!」という覚悟があったので、男性の世界に入るのを怖いと思ったことはなかったです。
師匠から厳しい言葉があったとしても、雇ってくれたという感謝があったからこそ受け入れて続けてこられました。

Q.鍛冶屋の世界に飛び込んで、辞めたいと思ったことはありますか。
A.実は鍛冶屋の修行を2年諦めてた時期もあったんです。
だけど修行の時より鍛冶を辞めている時の方が辛いと思ったから、改めて弟子入り志願をさせてもらったんです。

Q.女性が活躍しやすい環境を作るためにはどうしたらいいと思いますか。
A.鍛冶屋は男女関係なく、働く環境が大変だと思っています。
鍛冶の修行に入って熱い鉄を打ち続ける作業に耐えられず、すぐ辞めてしまった男性も多いからです。
基本的に私は根性があったんです。笑
だから続けるというのは、働く環境がどうであっても続けるだけの努力ができる人が好きなことをつき進められるんだと思います。

取材風景(左:筆者 右:岡本さん)

鍛冶屋は注文に凄く波がある仕事なので、その度に会社に勤めて一定の収入が入ってくる仕事の方が楽だなって思うこともあります。
けど働く環境が悪くて辞めなきゃいけない状況があったときに、
自分の気持ちの問題とどう向き合って行動するかが大切なんです。

例えば会社の中でお休みがあるとか、今のご時世で重要視されているところだと思うんですけど、やりたいことをちゃんとやりたいと言えて
進められる環境が提供されているなら利用するべき。
提供がなくても、積極的に意見を言える環境を自分から作って
できることを増やしてチャンスを掴むしかないんだと思います。


まとめ

今回の岡本さんの取材で分かったことは、
働く環境は男女関係なく、自分が好きなことに対してどれだけ努力をし続けることができるかが大切」ということです。

好きなことだけど、女性だから働きにくいことが多い環境なんだと諦めるのではなく、粘り強く自分の意見を発信して働きやすいように自分たちから変える努力をするしかないなと取材をして改めて思いました。
どんなことでも辛いことはあると思いますが、好きなことだとよりその先にあるチャンスをつかむためもっと頑張れます。

またもう1つ取材をして分かったこと、
それは・・・・岡本さんは美人ということです。
こんな笑顔が素敵な美人になりたいなぁと思い、
私はしゃかりきに美人の道へ進もうと思います!  ー完ー

作品の映えを求めて必死に撮影している筆者

オマケ
Q.岡本さんが作っている鉄製のフライパン「ゆきぱん」で、料理した中で1番おいしかった料理はなんですか。
A.え~全部美味しかったです笑
やっぱり普通のフライパンより、熱が伝わりやすいゆきぱんを使う方が
すごく美味しく感じました!

↑↑ なんでも美味しく作れるゆきぱん ↑↑

筆者:「もしゆきぱんを使えるなら、私はジビエが大好きなので
鹿やイノシシのお肉を焼いて食べてみたいです。絶対美味しいですよね!」

皆さんなら、どんなものを焼きますか?

岡本様HPはこちら↓↓↓


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