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「起業のすすめ さよなら、サラリーマン」を読んで。


こんばんは。

愛知県豊明市のT's HAIRで

チーフをしています大地といいます。

28歳、美容師10年目。

7年美容師を続けるも売上に伸び悩み、

T's HAIRにお店を変わり

アシスタントからスタート。

入社1年半でスタイリストデビュー。

入社2年でチーフ就任。

美容師になれるか不安だった自分が

経験値をもとに考え方やノウハウを発信して

少しでも誰かのお役に立てたらなと思います。

皆さま気軽「スキ」や「コメント」

「フォロー」よろしくお願いします。




【今日のタイトルはこちら】



今日のタイトルは

「起業のすすめ さよなら、サラリーマン」

を読んで。

です。


↑こちらです。


著者はこの方。



佐々木紀彦さん という方です。

日本で雑誌やメディアの

編集長をしていて

昨年42歳で起業し、

現在は経済をあらゆる形で

色んな人に届けるコンテンツを提供する

会社を運営している方です。

簡単に言えばサラリーマンから

起業へ方向転換をした方で、

その「経緯」

「起業のメリットとデメリット」

解説した本になっています。

なので「根性論」「企業を目指せ」

と言ったお話しではなく、

「今の時代性」「起業の意味」

「会社に属する意味」

「起業の正しい知識」をわかりやすく

解説してくれた本になるので

起業を目指す人も目指してない人も

おすすめの本になります。

今の社会を勉強したい人、

起業に興味のある人、

将来をより豊かにしたい人は

おすすめの本です。

ということでこの本の説明と感想を

綴っていきたいと思います。

【起業家になる5つの理由】



ということで、

「なぜ起業家になるのか」

その理由を5つ述べられています。


1、サラリーマン思考から卒業する

◯会社で真面目に働けば

    ↓

・安定した仕事が得られる

・結婚相手も見つけやすい

・精神的にも物質的にも豊かになれる

これはつまりは昭和時代に築かれた

『普通』という概念。

会社で真面目に働く = 一般的な幸せが得られる


◯会社に属していて起こる思考

     ↓

 "まぁ失敗してもクビにはならないし"

 "給料さえもらえれば会社はどうでもいい"

という他人事マインド。

また、

会社の組織を成立させる為に

ルールを設けられ

会社・部・課・係と言った村の掟に縛られ

自分の頭で考える事が減ってしまうが故に

そういった思考に凝り固まり

自分と会社の利益のためにしか動けなくなり

視野や世間が狭くなる。


もちろんサラリーマンが悪では無いし

否定するつもりも無いですが

そういった

他人事マインド

視野が狭くなりがち

"サラリーマン思考" から

脱却し、

本当に自分のやりたい事をやり

新たな幸せに気づくのも

良いのではないでしょうか?

と著者は述べています。


2、キャリアアップに繋がる

起業をして自分で会社をやれば

判断力が磨かれます。

会社に属していれば

最終的な判断は社長です。

自分で会社をやれば全ての判断を

自分でできて全ての責任を負うことで

判断力が磨かれ圧倒的な

社会的なスキルが磨かれます。



3、金銭的な報酬が大きい

サラリーマンの生涯賃金は

2億円と言われ、

起業して会社を起こせば

1年でサラリーマンの生涯賃金を

稼ぐ人もいる。

お金が全てでは無いが

お金による経済的にも精神的にも

豊かになるのは事実で自由も確保できる。

金銭的な報酬は実際大事で

リスクもたしかにあるが

サラリーマンよりも遥かに

可能性ができます。


4、人生の自由が得られる

会社に属していれば

会社のルール・文化・風習・伝統・利益

こういったものに従わなければならないが

自分で会社を起こせば

そういったものが一切なく自由で

また"自分で決めた"という責任も生まれて

やり甲斐を持ち

好きなことに打ち込める環境ができる。


5、社会を変えられる

仮に有名人になって

ニュースのコメンテーターになっても

社会を評論する事ができても

社会自体は変えられない。

日本の実業家の

ソフトバンクの孫正義さん

zozoの前澤さん

ユニクロの柳井さん

楽天の三木谷さん

メルカリの山田さん

あらゆる社会の変化を与えて

革命を起こしてきました。

起業家こそが日本の社会を

良い方向へと導く事ができます。



この様な5つの理由により

起業になる意味やメリットを

著作は述べています。



【起業に対する5つの誤解】


次に起業に対する誤解を述べています。

いいイメージを持たない人や

違ったイメージを持つ人にないして

明確に正しい事実を説明してくれています。


1、起業は若くないといけない

"起業は若いうちにしないとダメでしょ"

そんなイメージを持つ方もいると思います。

決してそんな事はなく

世の中で活躍している起業家さんは

40、50、60代の方がほとんどです。

ジョブズがiPhoneを発表したのも52歳。

戦後に本田技研工業を立ち上げた

本田宗一郎さんも42歳。

ソニーがウォークマンを発明した時も

創業者の井深大さんも70歳過ぎ。

40代を代表する起業家で

韓国の有名プロデューサー J.Y.パーク。

経験や知識が豊富なのは40歳以上で

起業=若い というのは

とんだ勘違いだと言えます。


2、起業するにはお金持ちでないといけない

起業するには財産があったり

実家がお金持ちでないといけないという

イメージがありますが

全くそんな事はなく

今では起業する為の初期費用は

格段に下がっています。

サイト作成に「ワードプレス」

ECサイトは「BASE」

業務委託には「クラウドワークス」

リモート人材派遣には「キャスター」

一昔前とは違い

あらゆるツールやサービスが実在している為

アイデアややり方でなんとでもなります。


3、起業で失敗すると借金地獄になる

事業に失敗すると借金地獄になり

サラ金の取り立てに追われるのは

ドラマの世界だけ。

資金調達も株や投資やクラファンなど

しっかり勉強して学べば

安心して挑戦できます。


4、起業家はエリートしかなれない

起業家は高学歴で

頭のいい人がなるものではありません。

起業家にとって大事なことは

明確なビジョンと結果です。

エリートが必要であれば

雇うという選択をすれば良いのです。


5、起業家はチャラくて尊敬されない

起業家といえば高級外車を乗り回し

夜の街でブイブイ言わす。

そんな起業家はごく一部。

成功していゆ起業家は

みんな事業に対して一生懸命で

事業を通して成し遂げたい

大義大欲を持っています。



この様に起業家に対する誤解を解き

昔の起業家のイメージと

今の起業家の違いの説明をし

てくれています。


【起業家も種類が色々】



ということで起業家について

色々な説明がありましたが

一言に起業家と言っても

種類が色々ありますよって

お話しです。

起業家は5つに分類されます。

1.成長思向スタートアップ型

2.プロフェッショナル独立型

3.スモールアンドミディアムビジネス型

4.スタートアップ幹部型

5.大企業イントレプレナー型

以上の5つです。

5つの起業のカタチについて

説明していきます。


1.成長思向スタートアップ型

→起業して大きな成長を求めて上場など目指す。


会社を起こしてどんどん大きく

していこうという大きな

目標を掲げていくスタンスですね。


2.プロフェッショナル独立型

→個人や少人数でプロにしかできない
   
   少人数で専門的な仕事をする。


お客様のニーズにしっかり応えて

専門的でハイクオリティーなサービスを

目指すわりと小規模なプロの仕事をこなす

会社組織ですね。


3.スモールアンドミディアムビジネス型

→上場を目指さず小中規模で運営していく
   
   会社モデル。


こう言った会社モデルで

真っ先に思い浮かぶのが飲食店です。


4.スタートアップ幹部型

→企業で幹部をしてから起業へ。


企業での経験を活かしそのまま挑戦できる

起業へのステップなので挑戦しやすいです。


5.大企業イントレプレナー型

→大企業にいながら新事業や改革に取り組む。


起業ではなく大企業のトップの立場になり

会社の中で新事業を起こしたり改革に

取り組めるので守られながら

挑戦できるカタチです。


このように一言に

起業家と言っても

色んなカタチがありますよ

という事です。


【起業を成功させるために大事なこと】



とはいえ起業して成功させるのも

簡単ではありません。

大事なことは『自己分析』をして

自分を知ることです。

”自分は起業に向いているのか”

”自分はサラリーマンが向いているのか”

”自分は将来何がしたいのか”

”起業するとすれば自分はどのタイプなのか”

以上のことを自己分析しないと

「やめておけばよかった」

と後悔します。


企業にもやり方もカタチも様々です。

自己分析をし社会や経済や企業に関する

知識をちゃんとつければ

起業のハードルは意外と簡単で

新たな幸せに気づける

ということです。

【70年サイクルが終わり起業の時代が来る】



著者は終わりにこう述べています。


”日本の歴史には70年サイクルがあると

 言われています”

”これを紐解くと人材の歴史です”

と。

明治維新では西郷隆盛・坂本龍馬

福沢諭吉・伊東博文など

立役者がいて、

それを引き継ぐ江戸時代の生き残り

高橋是清や東郷平八郎がいて

その後日本を戦争で敗戦に導いた

東條栄機や広田弘毅などのリーダーの

内向きの思考に陥ったのは

今のコロナ禍の日本と

よく似ていると述べます。


そんな日本を変えるのは

勇気を出して手をあげる

起業家であり、

70年サイクルで変わる日本は

これからは

起業家が増えることで

良く変わっていき

明るい未来が日本にやってくる。

そんな未来が実現できます。

世の中に有為な存在でありたい

と言ったところでこの本は

終わります。


【まとめ】



僕が感じたことは

サラリーマンも起業家も

どちらも価値があると思います。

大事なことは

自己分析をして

自分には何が合っていて

何がやりたいのいか

それによって

幸せに感じることも違うし

成し遂げたいことも

明確になるので

生きる道の選択が変わると思います。

これからの時代を読み

自分が幸せになれる選択をして

こらから有意義な人生を

描いていきたい

このように強く思いました。


この本が気になる方は

一度読んでみてください。

また違った角度で

物事が捉えられると

思います。


そんなところで終わりたいと思います。


閲覧ありがとうございました。



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