夢見る文学少女?だった時代の、過去日記の立ち位置とは

今も昔もあるあるかもしれない、物書きに憧れて雑文を書き散らす、文学少年?文学少女?を気取った時期が私にもあった。
(いまだに「気持ちだけは」細々継続中?手を動かしてないから「気持ちだけ」ね。^_^;)

昨年末に帰省した際に、実家の断捨離のついでで、まさにそういう自分に浸っていたど真ん中の時期の日記が何冊も見つかった。大学ノートにシャーペンかなんかで無駄に大量に書き綴られたやつ。中高大と続いて、社会人の初めの頃までぼちぼち書いてたかな?

よ・・・読むに耐えない。。けど、恥かし面白い、過去の自分の文章。笑

これらを書いてた時期から30年くらい経ってて「あんま成長してないな」とか「そんなこと考えてたっけ」とか感想を抱く文章もあれば、
「え、これ何のこと?!」と まるで身に覚えのない、他人の文章を読むような気持ちになる文章もあって

実際、書いてる内容も色々なんだけど、総じてやはり今の自分に繋がってくる過去の自分がそこにいて、何だか面白くて、それらのノートの大半を持ち帰ってきてしまった。

実家の断捨離のつもりが、自宅の物を増やす結果になる、という。。悪循環だなぁ、とは思ったけど、そこはまぁ読んだら捨ててしまえばいいということにして、とりあえず手元に連れてくることにした。

・・・そんな話を、先月行った美容院で何かのついでに話す機会があった。

私が担当してもらってる美容師さんは2つ年上のほぼ同年代。数ヶ月に一度、髪をケアしてもらっている間、幾度となく聞かせてもらった様々なスタイリスト論だとか、それ以外も公私織り交ぜて様々な話題で会話させてもらってきた方なのだが。

はじめましては社会人になって間もない頃、たまたまホットペッパーのクーポンでお店に伺った時。それから早25年超、私が仕事を辞めてからもなお変わらず通い続けて今に至る。
結果、美容師として比較的駆け出しの時代の頃から、当時の所属店のトップスタイリストになった後もいろいろ変遷あって、代官山に自分のお店をオープンした後は大抵いつも1カ月先まで予約が埋まってるという人気店を切り盛りするようになるまでの、過程をずっと見てきたことになる。

その美容師さんも、過去の自分の日記をいまだに見返すことがあるのだそうだ。曰く、
「過去の自分のスタイルに対する野望とか、考え方とか書いてあって、昔考えてたことが今実現できてたり、若くてイキがってんな〜ということも書いてあるけど、割と古くなってないなって感じられるんですよね。当時から、ずっと先を見据えてきたっていうか、自信もあったし。当時の日記を見返すとまだまだこれからも成長できるって思えるっていうか、いいですよね、昔の日記。たまにふと、見返してます」
・・・会話だったから詳細はあやふやだけど、そんなような、日記にまつわるかっこいい話だった。

日記は昔から紙ベースの手帳を代用しているそうで、手書きの手帳を1年経ったらまた新しく買い換える、って感じで今も継続しているのだそう。紙の手帳だから過去のものも手に取ればパラパラ〜って見返せて便利なんだって。
予定を書き込む流れで、ヘアスタイルに対する自分の野望とか方向性とか夢とか、たくさん書き込んできたんだろうな。

手に職があって、まだまだ登りたい山や乗り越えたい壁が見えていて、日々が成長!って言い切れるのってかっこいい!そんな生き方・成長の証を記録してきたのが彼の日記なのだろう。
かっこいい。羨ましい。その経験ごと、自分が持っていたかった!泣。

私のグダグダ夢見野郎のイミフ日記とは質が違う!笑(あ、また劣等感発動したわ)
将来を見据えた文章も書いてこれなかったし、そんな生き方もしてこなかったな。もう今更だわ、仕方ない。

長期の目標を何も持たず、小さなことで悩んだり寄り道ばかりして、行き当たりばったりで生きてきた私の記録。それでも割と楽しく生きてきた、っていう自分のグダグダ記録は、最後に眺めて楽しんだら、捨ててしまおう。パラパラめくっても、おそらく役立つものはここにはない。

捨てられなかったらスキャンして、現物の紙媒体としては断捨離するつもり。自分の中で過去の完了したものとして消化してしまおう。

これからものらりくらり悩んだり迷ったりしながら生きてくんだろうな。
私のnoteはこれから、部屋を圧迫しない、イミフ日記の後継版になっていくかも。

ちょっと、美容師さんの日記みたいな要素(自分の成長やチャレンジが感じられるような?)がプラスできたらいいのだけれど。


昔はシャーペン使ってたけど、フリクションが出てからは筆記具はこれ一択だな^ ^フリクションの0.38一択♪



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