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わたしが介護職のリスキリング支援に力を注ぐ理由

こんにちは!広報の遠藤です。
誰もが幸せに暮らせる未来を目指して、トライトメンバーの挑戦をお伝えする「オープン社内報SHIFT」。
今回は、介護職の入門資格といわれる「介護職員初任者研修」の取得支援から就業までをサポートする『介護ワーカーカレッジの責任者を務める千代澤さんの思いに迫ります!




メンバーの自己紹介

遠藤:はじめに、トライトに入社したきっかけを教えてください!
千代澤:実は、入社のきっかけは私の子どもなんです。前職では不動産営業をしていましたが、子どもの幼稚園の送迎時に、先生方がいつも笑顔で話しかけてくれる姿や、多くの子どもたちに目を配る忙しさを見て、先生方が働きやすくなるサポートがしたいと思うようになりました。そこで、保育士・幼稚園教諭をはじめとする医療福祉領域の転職支援を行うトライトキャリアに入社しました。


3,000名以上の介護職を目指す方をサポートする『介護ワーカーカレッジ』

遠藤:お子さんがきっかけで医療福祉領域に飛び込まれたんですね!現在は、介護職に特化したリスキリング支援を担当されていますが、具体的にどのような支援なのですか?
千代澤:『介護ワーカーカレッジ』では、介護業界に初めてチャレンジする求職者様に対し、介護における基本的な業務や知識、技術を身につける「介護職員初任者研修」の受講機会を、47都道府県の専門学校と連携して提供しています。
介護業界の人手不足解消に加え、政府が掲げるリスキリング施策支援にも貢献しており、2024年1月には経済産業省が進める「リスクリングを通じたキャリアアップ支援事業」の補助事業者に採択されました。これまでに、累計3,000名以上の方の資格取得支援を行っています。


リスキリング支援を通じて、はじめて介護職に挑戦する方の働く自信につなげたい

遠藤:千代澤さんは、なぜリスキリング支援に携わろうと決意されましたか?
千代澤:保育職・介護職のキャリアアドバイザーを務めていた時から、求職者様のキャリアにおける可能性や付加価値を引き出すことにやりがいを感じていました。その一方で、医療福祉業界のような人材不足が切迫している業界に対し、無資格・未経験の方でも活躍できる環境を提供する方法を探していたんです。そんな中、上司から『介護ワーカーカレッジ』立ち上げの責任者として推薦いただきました。介護職を目指す方に資格を取得いただくことによって、その方の付加価値を高め、介護業界で働く自信にもつなげられる。さらに、現場で活躍いただくことで、人材不足解決に寄与できる、この
可能性を強く感じたことが、キャリアシフトのきっかけになりました。


まずは自ら挑戦し、学ぶ姿勢を大切に

遠藤:仕事にチャレンジする方の背中を押すサポートこそが、リスキリング支援なんですね。『介護ワーカーカレッジ』をスタートして3年弱が経過しましたが、日々の業務では何を意識していますか? 
千代澤:週5日、1日8時間、家族やパートナーよりも長く過ごす部署のメンバーに対しても働く自信や誇りにつながるようなマネジメントを意識しています。私の部署では、「全員主役」というテーマで、一人一人の強み・適性に合わせた業務分担を特にこだわっています。
入社して7年になりますが、今、人生で最も学びの多い時間を過ごせており、毎日が刺激的です!トライトでは、年齢や経験問わずさまざまな価値観を持つ方々と関わる機会が多いので、常に素直に学びを得ようとする姿勢も意識しています。
何より、私はトライトで一番ポジティブな熱血おじさんだと思っているので(笑)、周りのメンバーが前向きに仕事をしてもらうため、何事に対してもまずはチャレンジしてみる!というスタンスを私自身が背中で見せるようにしています。



いつか子どもたちに思いが伝わり、志が伝播することを願って

遠藤:メンバーを思う強い気持ちが伝わってきました。千代澤さんご自身のキャリアにおいては、何を一番重視して日々過ごしていますか?
千代澤:家族に対して自分の仕事について誇りを持って伝えられるかどうかや、仕事への姿勢を通じて子どもの将来に良い影響を与えられているかどうかが何よりも大切ですね。『介護ワーカーカレッジ』の取り組みは、介護業界の労働力不足の課題に寄与する、社会貢献性の高い事業であると信じています。その誇りを持って仕事をしていますし、いつか私の子どもも、社会貢献につながるような仕事を担ってほしいと願っています。


自分が起点となって、「誰もが幸せに暮らせる社会」を広げていきたい

遠藤:心を常に燃やし続けている千代澤さん、今後の目標をぜひ教えてください!
千代澤:『介護ワーカーカレッジ』のサービスを通じて実現したい「誰もが幸せに暮らせる未来」への思いを、自分が起点となって従事者様と利用者様、ひいては地域社会に伝播するような仕事をしていきたいと考えています。特に、シニア層の雇用機会の創出に力を入れることが鍵だと考えています。直近のニュースでは、2023年における就業者全体の21.8%が60代以上であると報じられています*が、肉体労働の多い医療福祉業界では、資格取得支援に加えて、シニア層の労働負荷を軽減し長く活躍いただくための就労支援や就労環境整備も重要です。当社の展開する転職支援サービス、ICTサービス等を掛け合わせて、性別、年齢、経歴問わず、全て方に寄り添い、働く上での可能性を引き出していくサポートをしていきます。
* 総務省「労働力調査」より 参考:シニア雇用とは 就業者数約1400万人、若手に肉薄 きょうのことば - 日本経済新聞 (nikkei.com)

遠藤:千代澤さんの「誰もが幸せに暮らせる未来」への軌跡、志が伝わってきました!千代澤さん、ありがとうございました!

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