秋の夜長にはズバリ!
約1か月後の秋分の日(2021年は9月23日)に向けて、だんだんと夜の時間が長くなってきましたね。
皆さんは秋の夜長は何をして過ごしますか?
健康になりたい方はもちろん早寝しますよね??
早く寝ると体にはこんな効果があります。
①認知症予防
【早寝をする】=【起きている時間を短くする】ことになります。
起きている時間は、動いていてもボーッとしていても脳が働いています。この時、脳には老廃物の「アミロイドβ」が溜まります。そしてこの老廃物がたくさん蓄積すると、アルツハイマー病や認知症のリスクが上がるんです!!要はボケます。脳は寝ている間にノンレム睡眠という深い眠りに入る時間があり、この時間に『脳の掃除』をしているんです。なので、睡眠時間をしっかり確保して脳を休ませ掃除することは、こういった病気を防ぐことになります。
②体内時計を正しく整える。
人間には体内時計があり、1日約25時間で調節されています。そう、実際の時間とは1時間ずれるんです。体内時計は、朝日を浴びるとリセットされ生体リズムを保ち、睡眠・体温・ホルモン分泌のリズムも整えます。ホルモンバランスの悪さで体調が整わない人や、うまく睡眠がとれていない人は体内時計が正しくセットされていない可能性があります。その場合は、この後の③・④にも響いてきます。
③アンチエイジング
夜更かしをしていると、「メラトニン」というホルモンが出にくくなります。このメラトニンは強い抗酸化作用を持っていて、その効果はビタミンCやビタミンEを上回る効果があります!要はアンチエイジング効果が強いです。メラトニンが出ない場合、肌のハリがなくなり、疲れやすくなってしまいます。クマもできるし、シワも増えるし、くすみもシミも出てくるし肌にはいいことありませんよ!老化が早まるだけです。
メラトニンの恩恵を受けたい方は、夜暗くなってからの自然な眠気に逆らわないようにしましょう。一般的には朝日を浴びてから約16時間前後に分泌されると言われますが、一番は夜暗くなってから最初の自然な眠気で睡眠を取ると分泌が促されます。
④成長と回復
早寝ができていないと、「成長ホルモン」が出にくくなります。成長ホルモンは、疲労回復には欠かせないホルモンで、細胞のダメージの修復や再生を促すホルモンです。筋肉や骨・内臓など体の各器官は、活動していると疲労やダメージを負うので修復が必要です。その役割を担うのが成長ホルモン。肌のターンオーバーも早めます。子供が成長するのにも欠かせませんが、大人が元気に回復するのにも欠かせないホルモンです。メラトニンによって分泌が促されるので、しっかりと早寝をしてたくさん分泌させましょう。
⑤デジタルデトックス
最近ではこれが一番深刻かもしれません。夜更かしやダラダラとしているときに何をしますか?テレビやパソコン・スマホなどの画面を見ていませんか?これらの光にはブルーライトが含まれていて、ブルーライトは夜に浴びると体内時計を狂わせます。そのせいで中途覚醒や熟眠障害が起き、生体リズムが崩れて日中に元気が出ないことも増えてきます。②・③・④と関わってくるので夜更かしで電子機器を見るのは本当にやめましょう。ブルーライトや蛍光灯などの光を浴びる時間を少なくして、デジタルデトックスをおススメします。
秋の夜長はズバリ
早寝をしましょう。
疲れが取れない。忙しくて心に余裕がない。肩が凝る。冷えやむくみがある。どこかが痛いところがある。
そんな場合も早寝です。
体も心も使いっぱなしでは壊れます。養生しましょう。
Amanoteでした
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