分け隔てなく人と関わるために必要な事
まずは徹底的に個人主義者である事だ。
そのためには集団のなかの個人ではなく
集団と距離を置いた個人である必要性がある。
現代人は構造的に取り込まれてるから100%独立するのは不可能である。ホームレスやフリーランスであっても結局は社会構造の外には行けないからだ。
しかし虎の威を借る狐のような生き方
社会地位を顕示する生き方
業界権威を妄信し、立場主義を振りかざす生き方
推し活をして四六時中狼狽する生き方をしない事は簡単だ。
すなわち100%環境から独立はできないが、
60%から70%集団や組織から距離置く事は誰だってできるのだ。
個人主義というのは別にフリーランスになるとか海外で活躍するとか怠惰な引き籠りになるとかそういう話ではない。即に構造や集団や組織やクラスタに吸収されている頻度を自分で調整して距離を置く事が個人主義なのである。それができなければ分け隔てなく人と付き合えないであろう。
寺山修司や竹中労が云う「人は弱いから群れるのではない。群れるから弱くなるのだ。」は名言が苦手な私でも凄く腑に落ちる言葉だ。
まさにその通りだ。
なぜ人々はブラック企業、カルト宗教から田舎の閉鎖村、ネットの歪んだクラスタから抜けられないのか、なぜジャニオタや表現の自由戦士はいつまでも痴愚なのか、それは卑屈な最弱人間がその集団内ではそこそこ重用されるからだ。
そこから抜けて新しいコミュニティ形成をする事が困難になりつつあると自覚しているからだ。
次に特別な関係性を持たないという事だ。
特別な関係性というと何か凄く良いもののように思われるが要はセクトやカルト集団やドメスティックな支配-服従関係の事だ。
その中で選民思想や陰謀論やカルテルなどが横行したり「〇〇のために」という偽善で推し活やホスト狂いが推進されてしまう。
その中では「自分は凄く良い事をしている」と信じられるがそれは狭い集団や組織、関係だから、ネットの歪んだクラスタだからこそ通用するのである。
分け隔てなく人と関わるためには特別な集団や組織や関係を形成しない事が重要となる。
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