設計というツールで共に働くということ
建築は面白い
かつて棟梁という職業があった、
現在では棟梁と呼べる職業仕事をしている人は少ないだろう。大工作業をしているだけの人が多くなってきた。
棟梁の仕事は設計から現場管理そして大工工事まで全てを行う。もちろんお施主さんとの直接の打ち合わせもする。
今は設計という仕事が独立していった。設計は設計図を書く。
設計はもともと必要ではない仕事である。
棟梁が担っていた部分を分業しているだけだ。
設計という仕事ができたことで
『建築』におけるコンセプトを具現化することができるようになってきた。
明確に意図を伝えることができた。
完成前に感動を与えることができるようになった。
これはもはやコミュニケーションのツールである。
コミュニケーションの根底には何がるのであろう。
楽しさ、幸せ、ワクワクを感じるものであるのではないだろうか。
それはどんな条件で生まれるのか?
そう考えた時に
楽しく仕事をする事で表現されるものである事
一緒に働く喜びがいいコミュニケーションを作ることができる
と考えた。
その時、設計は成長すると。
これがトラスデザイン技術者スクールの根底にある思いである。
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