見出し画像

ツキイチレッスンはウォームアップをしながらウォームアップを学ぶこともできます

僕は毎日トランペットを吹く際、最初のウォームアップにかなりの時間を要するタイプです。
体の使い方という半ば感覚的なものをベストな状態に再現するため、ひとつひとつの動作を確認しながら呼び起こす時間が結構かかります。もしそれを怠ると、その日1日ずっと思ったように音が出せないリスクがあるため、かなり集中して丁寧に実践しています。
そのための時間は約1時間。もちろんその時間の中には準備や休憩も入れてますし、体の再現率が高い時にはもっと短時間で終わることがあります。

毎月複数回開催しておりますツキイチレッスンはお申し込みページの中に「レッスン時間は準備や片付けも含みます」と記載しています。ひとつのお申し込み枠は1時間。事前音出しは会場の都合上、できません。

したがいまして個人でウォームアップができないままレッスン時間がスタートしてしまうことになるのですが、荻原自信がウォームアップを推奨しているのに矛盾していないか?と思われてもしかたがありません。もちろん事前音出しができるのであればそれにこしたことないのです。その矛盾を解消するために、僕はそこでひとつ提案があります。

ウォームアップそのものをレッスンメニューに組み込む

いかがでしょうか。ぜひウォームアップのレッスンをリクエストしてください。
スタジオに入って楽器の準備を整えたら、個人での音出しは控え目にして、レッスン内容の一つとしてウォームアップを学ぶところからスタートするのもおすすめです。

ウォームアップとは何か、どんなことをどんなふうに、どんな順番で実践するのか、それはなぜなのか。解説と実践でコンディションを安定させていきます。

1時間あるレッスンの最初の10分程度をそれに費やす短時間ウォームアップ実践も良いですし、レッスン1回分すべてをウォームアップをテーマにしてみるのもおすすめです。

これまでたくさんの方のレッスンをさせていただいてわかったのが、「音出し」と「ウォームアップ」と「基礎練習」のカテゴリを明確に分けていない方が多く、そうした方は皆さんそれぞれの目的や到達点がわからない、とおっしゃいます。
音出しをしているうちになんとなく吹けるようになったから教本や曲練習に流れていく、というこの感じは実はあまり良くないと考えています。ぜひツキイチレッスンでそれらの境界線を明確なものにして、毎回のコンディションを最良のものにしてください。

ツキイチレッスンは内容自由の単発参加型レッスンです。今回ご紹介したウォームアップのようにベーシックなレッスンもぜひ一度は受講していただけたら嬉しいです。

詳細、お申し込みはこちらから

ご参加お待ちしております!


荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。