コミュニティガーデンコーディネーター・木村智子

まちのあちこちでのコミュニティガーデン&公園づくり…その派生としてのまちづくりをサポー…

コミュニティガーデンコーディネーター・木村智子

まちのあちこちでのコミュニティガーデン&公園づくり…その派生としてのまちづくりをサポート。「それぞれの人が、それぞれの想いを形にする物語を一緒に描き、背中をそっと押すこと」をしています。有限会社スマイルプラス代表。http://smileplus.ltd/

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コミュニティガーデンからはじめるまちづくり

1 . 現代のまちが抱える課題と花を通してできることまちの高齢化、それに伴う独居高齢者の孤独死、3.11以降の防災対策など、まちの中には人と人とのつながりが必要な場面が溢れていて、「コミュニティの再生が必要」と誰もが考えています。「でも、難しいよね。声をかけてもなかなか人が集まらないんだよ…」という声を、みなさんもあちこちでお聞きではないでしょうか? そんな切実な背景のもと、花やみどりをきっかけにまちのコミュニティづくりをしようという動きがここ数年ますます盛んになってきまし

    • 自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第9回 生物多様性という言葉2

      <東京都清瀬市、東久留米市、西東京市、新座市で配布中の地域情報誌「りあん lien」で連載中の「子どもと一緒のガーデニング」のweb版(16号)です。> ガーデニングには自然と仲良く暮らすヒントがいっぱいです!自分も楽しみながら、子どもたちを自然の入口に連れて行ってみませんか? りあん14号でも取り上げましたが、生物多様性は21世紀の重要なキーワード。子どもと一緒に知ってもらえたらなと思います。 1.生物多様性という言葉生物多様性は、一言で言えば、地球の上で、色々な生き

      • 自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第11回 蜜と虫たち

        <東京都清瀬市、東久留米市、西東京市、新座市で配布中の地域情報誌「りあん lien」で連載中の「子どもと一緒のガーデニング」のweb版(18号)です。> ガーデニングには自然と仲良く暮らすヒントがいっ ぱいです!自分も楽しみながら、子どもたちを自然の入口に連れて行ってみませんか? お花を見ていると、色々な虫がやってきます。その多くが花の蜜を吸いに来ています。どうして花は蜜を持っているのかな? 花に訪れたハチやチョウチョを見ながらするお話のネタです。 1.きれいな花に

        • 自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第10回 目に見えない生き物たち

          <東京都清瀬市、東久留米市、西東京市、新座市で配布中の地域情報誌「りあん lien」で連載中の「子どもと一緒のガーデニング」のweb版(17号)です。> ガーデニングには自然と仲良く暮らすヒントがいっ ぱいです!自分も楽しみながら、子どもたちを自然の入口に連れて行ってみませんか? 1.目に見えない生きものたち「目に見えない生きもの」と言っても妖精さんではないですよ。 私たちの身の周りには、私たちの目では認識できないくらいの小さな生き物が信じられないくらいの数暮らしていて、

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          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第9回 生物多様性という言葉2

          <東京都清瀬市、東久留米市、西東京市、新座市で配布中の地域情報誌「りあん lien」で連載中の「子どもと一緒のガーデニング」のweb版(16号)です。> ガーデニングには自然と仲良く暮らすヒントがいっぱいです!自分も楽しみながら、子どもたちを自然の入口に連れて行ってみませんか? りあん14号でも取り上げましたが、生物多様性は21世紀の重要なキーワード。子どもと一緒に知ってもらえたらなと思います。 1.生物多様性という言葉生物多様性は、一言で言えば、地球の上で、色々な生き

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第9回 生物多様性という言葉2

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第7回 生物多様性という言葉

          <東京都清瀬市、東久留米市、西東京市、新座市で配布中の地域情報誌「りあん lien」で連載中の「子どもと一緒のガーデニング」のweb版(14号)です。> ガーデニングには自然と仲良く暮らすヒントがいっ ぱいです!自分も楽しみながら、子どもたちを自然の入口に連れて行ってみませんか? 水やりなどをしながら、子どもたちに易しくお話ししてあげてくださいね。 1.生物多様性という言葉21世紀の重要なキーワードです。子どもと一緒に知ってもらえたらなと思い、取り上げました。 生物多

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第7回 生物多様性という言葉

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第4回 イチゴを植えて食べてみよう

          <東京都清瀬市、東久留米市、西東京市、新座市で配布中の地域情報誌「りあん lien」で連載中の「子どもと一緒のガーデニング」のweb版です。> ガーデニングには自然と仲良く暮らすヒントがいっぱいです!自分も楽しみながら、子どもたちを自然の入口に連れて行ってみませんか? 大好きな果物を育てて、花を咲かせ、実が大きく育っていくところを子どもに見せてあげませんか?一緒に、観察できたら、子どもの目がきらきらすること請け合い!食べられるガーデニングの一歩めは「イチゴ」にしてみてはど

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第4回 イチゴを植えて食べてみよう

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第3回 チューリップの球根植えに挑戦!

          <東京都清瀬市、東久留米市、西東京市、新座市で配布中の地域情報誌「りあん lien」で連載中の「子どもと一緒のガーデニング」のweb版(13号)です。> ガーデニングには自然と仲良く暮らすヒントがいっ ぱいです!自分も楽しみながら、子どもたちを自然の入口に連れて行ってみませんか? 種から育てて花を咲かせることは、大きな感動がありますが、水やりを忘れないとか、お日様をいっぱい当てるとか、少しだけ手間がかかります。その点、球根は、花のための養分を前の年に蓄えているので、簡単に

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第3回 チューリップの球根植えに挑戦!

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第6回 球根の水栽培に挑戦!

          <東京都清瀬市、東久留米市、西東京市、新座市で配布中の地域情報誌「りあん lien」で連載中の「子どもと一緒のガーデニング」のweb版(13号)です。> ガーデニングには自然と仲良く暮らすヒントがいっ ぱいです!自分も楽しみながら、子どもたちを自然の入口に連れて行ってみませんか? 秋になるとホームセンターにはチューリップなどの秋植え球根が並びます。子どもとガーデニングを始めるのには絶好のチャンス!ぜひ今年は、秋植え球根の一種「ヒヤシンスの球根」を使った「水栽培」に挑戦し

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第6回 球根の水栽培に挑戦!

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第5回 土づくり

          <東京都清瀬市、東久留米市、西東京市、新座市で配布中の地域情報誌「りあん lien」で連載中の「子どもと一緒のガーデニング」のweb版(12号)です。> ガーデニングには自然と仲良く暮らすヒントがいっ ぱいです!自分も楽しみながら、子どもたちを自然の入口に連れて行ってみませんか? 「ガーデニングの成功の8割は土で決まる」とよく言われています。実際、自分で花を育てていても実感! 土が悪いと何をしても植物は育たないのです。良い土づくりに何が大切か?についてちょっとお伝えします

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第5回 土づくり

          JINDAIペレニアルガーデンプロジェクト

          昨年度の事業となりますが、神代植物公園の宿根草園を、人にも環境にも優しいガーデンにリニューアルする「JINDAIペレニアルガーデンプロジェクト」を、NPO法人GreenWorksと弊社、有限会社スマイルプラスで受託し、無事に全6回のワークショップを終えることができました。 全6回の様子は以下のnoteの記事で見ることができます。https://note.com/jindai_perennial このプロジェクトは、東京ガーデンパークアワードの第2回、神代植物公園で行われる

          ラジオ深夜便アンコール放送のお知らせ

          2021年6月に、ラジオ深夜便(NHKラジオ第1放送)で、アンカーをされている須磨佳津江アナウンサーにお声をかけていただき、お話しさせていただきました。 そのアンコール放送をしますと連絡いただきました。 3月21日(木) 1時台 感覚的には、20日水曜日の深夜便の日付が変わってすぐの1時台だそうです。 質問されるままに自由にお話しさせていただいたのですが、素敵なテーマをつけてくださり放送されました。テーマは「ガーデンから 始まる・理想の社会を 夢見て」。 もし、興味

          ラジオ深夜便アンコール放送のお知らせ

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第8回 コミュニティガーデン

          <東京都清瀬市、東久留米市、西東京市、新座市で配布中の地域情報誌「りあん lien」で連載中の「子どもと一緒のガーデニング」のweb版(15号)です。> ガーデニングには自然と仲良く暮らすヒントがいっぱいです!自分も楽しみながら、子どもたちを自然の入口に連れて行ってみませんか? 1.コミュニティガーデンてなんだ?コミュニティガーデンを簡単な言葉で表すと「みんなの庭」。場所・形・大きさなんの制約も無くて、誰かと楽しみながら関わって、つくる人や、そこを見て楽しむ人の笑顔がある

          自然への入口はじめの一歩 子どもと一緒にガーデニング 第8回 コミュニティガーデン

          高齢化が気になる住宅地で、まちの交流のきっかけとしてのコミュニティガーデンワークショップ2回目

          1.2回目で目指すこと兵庫県宝塚市の自治会からご依頼いただいたコミュニティガーデンワークショップ2回目は11月に続いて年明けの1月に行いました。 3回シリーズの2回目。いよいよ、まちのみなさん自身がコミュニティガーデンについて考える回です! 1回目では、まずは地域のみなさんにコミュニティガーデンについて知り、理解を深めていただくために「花が持つ可能性」と、それを「楽しみながら続けていくためのコツ」についてお伝えさせていただきました。 その上で、自分たちが住むまちについてワ

          高齢化が気になる住宅地で、まちの交流のきっかけとしてのコミュニティガーデンワークショップ2回目

          ご近所遊びコーディネーター養成講座で〜コミュニティを育む公園〜

          2023年1月15日(日)は、浜松NPOネットワークセンター主催のご近所遊びコーディネーター養成講座最終回5回目を担当させていただきました。 エヌポケットの担当さんと打ち合わせを重ねて、公園を使って遊びの企画をするとき、コーディネーターとして気を配るといい点についてお話ししました。 以下、今回ポイントとして挙げさせていただいた内容です。 ①関わる人の多様性を増やす ②対話の場をつくる ③そのうえで、役割分担してみんなで楽しむ 立場の違いを乗り越えるためには、相手の立場

          ご近所遊びコーディネーター養成講座で〜コミュニティを育む公園〜

          高齢化が気になる住宅地で、まちの交流機会をつくるためのコミュニティガーデンワークショップー1

          1.きっかけ 昨年春に、兵庫県宝塚市のある自治会から連絡をいただきました。 「とてもいい住宅街だが、もっと地域のコミュニティを活発にして、住みよいまち、住んでいてよかったと思えるまちに、これからもしていくために、コミュニティガーデンという手法を使えないだろうか?」というものでした。自治会のMさんとの、電話とメールでのやりとりが始まりました。  ちょうどリモートで開催するコミュニティガーデン講座がいくつかあったのでその講座に参加していただき、全体像をつかんでいただくところから始

          高齢化が気になる住宅地で、まちの交流機会をつくるためのコミュニティガーデンワークショップー1