『植物は<知性>を持っている』
私は現在、ライターとして記事を寄稿させていただいているのですが、
その原稿を書くためもあって、あらためて「植物」に関する書籍をかなり読み漁りました。中でもとても印象に残った本がこれ。
「植物は<知性>を持っている」という書籍です。
この本を読み終えて思ったこと。それは
「植物には知性があり、意志がある」ということです。
人間が登場するよりはるか以前からこの地球上に存在し続けている植物たち。
様々な環境の大転換があった地球にあって、一度も絶滅することなく、何億年も前からその命を繋ぎ続けるには、その変化を生き抜くための「知恵と知性」そして「生き続ける」という意志がなければできないことです。
太陽のエネルギーを生命エネルギーに転換する「光合成」で命を繋いできた植物たちは、太陽(宇宙)と地球を繋ぐ架け橋であり、光の結晶でもあると感じます。
その光合成という生命システムによって
酸素がなかった「赤い地球」を水と緑の「青い地球」に変えてくれました。
このはたらきがなければ、酸素を吸って二酸化炭素を排出する酸素呼吸方の生物は(もちろん私たち人間も)この地球上に存在することすらできなかったのですから。
私たち人間は、植物なしには生きてはいけません。
燃料(石油のもとだって植物プランクトンだし)から繊維、衣類、住居、文房具、食糧・・ありとあらゆるものが植物から成り立っています。
植物たちはものも言わず、動かず、黙々とその命を繋いでいます。
人間が自らの文明を発展させるために、放出し続けている二酸化炭素や有害な物質をも吸着し、浄化された酸素を供給し続けてくれています。
また、野性の動物たちは、体調を崩したり怪我をした時に、
どんな植物がその症状や怪我を癒してくれるのかを知っているといいますが、人間にとっても植物は同様の癒しをもたらしてくれています。
↑このあたりのお話は、このnote内の別マガジン「マクロビオティックよもやま話し」の中でお伝えしていこうかなと思います。
この地球上には、特定の症状にはそれを改善するための植物が必ず用意されていると言われています。
現代医学の薬だって元々は植物の有効成分を単離分離したことから始まったのですから。
植物は私たちに「大いなる癒し」をもたらしてくれる存在だとは思いませんか?
そんな植物の中でも「芳香植物」という香りの成分を多量に含む植物たちを利用した自然療法は、古代の昔から人を癒してきた歴史があります。
私は「香りの成分」もまた植物たちの「知性の結晶」であると感じています。
精油には植物だった時のエネルギーの全てが映しとられていると言われていますが、それを「精油」という形で活用していくのが現在の自然療法の一つ、アロマテラピーです。
精油に含まれる成分、植物としての形状、植物としてのあり方など
化学的に見えるものも見えないものも全ての情報が映しとられた精油が
私たちにどんな癒しをもたらしてくれるのでしょう。
身近な植物が持つ素晴らしい力をあなたの力に転化できるように。
植物たちが与え続けてくれる生命エネルギーをあなたのエネルギーに転じるためのアロマテラピーをお伝えしていくことにしましょう。
ぜひみなさんも、植物たちをもっと意識してみてください。身近な植物で構いません。そのありよう、生き方、その生態は、きっとあなたに様々な気づきをもたらしてくれることでしょう。
※ライターとしてお世話になっているデータムハウスさんのエッセンスというフラットフォームもぜひお立ち寄りください!
「アロマ、マクロビ、言葉」を通して自然とともにある「生き方、在り方について書かせていただいています。
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