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「何かを感じようとする人間」

先日、ツイッターのフォロワーさんと興味深いツイート会話をしました。
きっかけは、彼女のこのツイート。

順を追って説明すると、この浅原ルミ子さんは去年までオランダに音楽留学されていたクラリネット奏者の女性。
ユトレヒト音楽院の最優秀卒業生トリオ(三重奏)として、アムステルダムのコンセルトヘボウ(オランダで最高のホール)で演奏会をされた時に聴きに行ったご縁なんです。

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実はこの時が初コンセルトヘボウだったので、ステキなきっかけをくれた浅原さんとのご縁に感謝です。

前置きが長くなってしまいましたが、そんな彼女がイチローさんのインタビューに対してツイッターでリアクションされていたんですね。イチローさんの言葉の内容は、おおむね下のような内容。

負けているチームには優秀なリーダーが必要だという意見がある。もちろんいたほうがいいけれど、それよりも大事なのは、「何かを感じられる人間」がそこにいるかどうか。
優秀なリーダーよりも「何かから何かを感じる姿勢を持つ人」が集まったほうが、チームとして上手く機能することがある。

これを浅原さんは、冒頭のツイートで「オランダの音楽家も同じだ」と述べられたんですね。しかも、オーディエンスですら受信発信していると。

そのことをもっと知りたくなった私は、思わず深追いして「それは感受性なのか」と質問。それに対する彼女のリプライがまた興味深いんですよ。

浅原さんの解釈では、「感受性+普段からの想像力と創造性」なのではないかと。

子供の頃からこういったことや自分で調べて自分で発表することやそれらを互いに受け入れる事が当たり前な学校教育も生きてだろうと感じます。

つまり、学校生活を通して「自分の考えや解釈を人に伝える」ことを学び、それが音楽にも表れているということですよね。演奏する側もオーディエンス側も。
音楽教育だけではなく、施された教育全体が音楽にも反映されるってすごく面白い解釈だと思いました。確かに演奏は人間がするものだから、その人間性を育む小学校(やそれ以降の教育も)の教育が音楽に反映されるのも、よく考えれば当然なのかもしれません。

子供の教育は、その後の人生に影響することもあると再認識しました。

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