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駐日オランダ大使が語るオランダの魅力

TokyoMX 「大使館☆晩餐会」という番組でをご存じですか?

世界各国の駐日大使が大使館や公邸の内部を大公開!国の歴史や文化、料理を通じて世界をもっと身近に!

その番組が、オランダ大使館および大使公邸の様子を紹介してくれました。
しかも、番組の公式YouTubeチャンネルでプログラムを全編見られるんです。太っ腹ですね!

前半 

後半 

ペーター・ファン・デル・フリート大使とルー大柴氏のやりとりも面白い!
でもこの番組を見て以来、ことあるごとに夫が「藪からスティック」を連呼して困っています(笑)

何故オランダは幸せな国なのか

番組の終盤で、リポーターのルーさんが、大使にこんな質問をします。

オランダが幸せでハイクオリティな国だといわれる理由が知りたいのです。

それに対する大使の回答がとても興味深いものでした。

オランダは、自分らしくあることが可能な国だと思います。自分のアイデンティティを表現でき、もし自分が周りの人と違っていても、その違いをリスペクトされる国だと思います。違いというのは多岐にわたり、宗教・皮膚の色・性別など何でもです。オランダでは同性婚が認められています。男性同士や女性同士の同性婚は、20年前からあります。20年前から同性婚が法的に認められているのです。素晴らしいことですし、なんの問題もありません。日本では少子化を理由に同性婚を否定する声もあります。でもオランダでは、同性カップルにも子供や家族がいます。全く問題もありません。オランダは世界で初めて同性婚を認めた国です。誰でもありのままの自分でいられる。愛する人を愛せる。性別は関係ありません。個性を大切にし、性別に関係なく愛す。オランダ人は、それを誇りに思っています。そしてそれが幸せで温かく自由な社会を作っているのです。

もちろんどんな国にも差別的な人はいますし、全員がファン・デル・フリート大使と同じ考えを持っているわけではありません。けれど、大使のように社会的立場の方がこういう意見を述べられるって、とても素晴らしいことだと思います。

ファン・デル・フリート大使の言葉は、以前紹介したニュージーランドのウィリアムソン(元)議員のスピーチを連想させますね。動画のみ再掲します。

10月31日は、日本で衆議院議員総選挙が実施されますね。
もう期日前投票を済ませた方もいらっしゃるかもしれませんが、もしまだの場合は、ファン・デル・フリート大使やNZのウィリアムソン氏のように多様性を尊重できる候補者の方に一票を投じてほしいと思います。
それがひいては、日本に住むひとりひとりの人々の生きやすさにつながるのではないでしょうか。

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(Kindle版)「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間
(紙版)「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間

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