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同性婚って今すぐ必要?①

この前、知人とLGBT関連に関して意見を言ったとき、「ホモフォビア(同性愛嫌悪)なの?」と言われたました。
こういうことを言わるので、あまり人前でLGBTに関して話をするのが好きでないです。
もちろん違います。LGBTの取り扱いに関する潮流に疑問を持っているだけです。
ちなみに「同性婚」もその一つです。

同性婚はいずれ認められるようになればいいけど、他の課題を横においてまで急がなくてもいいよね?という意見です。

今すぐ認められなくても社会生活を送るのに大きな弊害や不自由がないからです。
それはお前にパートナーがいないからだろ!と言われればそれまでですが…。
では、同性カップルが日本国内で社会的にどのような不都合があるのか、ネットによくある意見を基に話していきましょう。

〇世界的な潮流だから

世界各国で同性婚が認められているのだから、日本も認めるべきという意見があります。
確かに世界の潮流はそうですが、同性婚(パートナーシップ制度のぞく)を認めている多くは欧米諸国です。
そこにはやはり、同性愛に関する宗教的・倫理的考え方による迫害があったからだと思われます。
学校や職場はもちろん地域社会でのいじめや不当な扱い、傷害事件、殺人事件など、法で保護する必要があるほど社会での扱いが酷かったという歴史があります。

一方、現状として日本では深刻な同性愛に対する差別や迫害が存在しているとは思えません。
もちろん社会に受け入れられているというわけでもないですが、不当な扱いも受けていません。
宗教的にも文化的にも同性愛を排除するような背景がないからでしょう。

世界的潮流だからというなら、経済や教育、税金など他の政策面でもっと見習うべきところがたくさんあります。
同性愛、異性愛どちらの説克にも直結する問題を優先してほしいです。

〇不動産について

同性パートナーと同棲をするために部屋を探していても、審査を落とされたというのもよく聞きます。
これは同性愛が云々というより、日本の不動産や賃貸業界の仕組みにあると思います。
賃貸の審査においては、管理会社の審査を通っても、最終決定権は不動産のオーナーにあります。
つまり不動産業者の問題ではなく、オーナーさん個人の考え方によるところが一番大きいでしょう。
賃貸業の方に話を聞いたことがありますが、ノーマルカップルでも審査に落とされるときは落とされるようです。
オーナー側が恐れるのは、家賃の滞納、近隣住民からの苦情です。
カップル同士はすぐに別れて、同居が解消され、家賃の滞納が発生する可能性が高いそうです。
また、高齢者や夜のお仕事をされている人も落とされる確率は高いそうです。こちらはトラブル回避であることがほとんど。
高齢者は孤独死のリスク、夜のお仕事の場合は仕事関係のトラブルによる騒音問題等があるそうです。
同性愛カップルだから断れるというより、滞納や騒音のリスクが高いから貸したくないということが考えれられそうです。
もちろんオーナーさん個人が個人的な好みもあるでしょうが、例えそうだぅたとしても、表立っては言わないでしょうからそれを知る由はありません。
管理会社の自社物件というものもあるので、そちらを借りるというのも一つの解決策ではないでしょうか。

〇病院について

手術の同意書にサインをしたいのに断れた。入院中の面会を断られた。
これもよく聞きますね。
手術の同意書は手術に関する内容や目的、それに伴うリスクなどを本人・親族に説明し、同意をもらいましたというものです。
手術の同意書にサインするのは、原則患者本人。

ただし本人に意識がない、意思疎通が図れない場合に限り、親族にサインをもらうという運用になっているようです。
この場合、患者本人に家族や親族がいない、または縁が切れているなどが起こっている場合は、後見人などの代理人にサインをもらう場合もあるようです。これは医療機関によって対応が変わるようです。

また面会に関しては、現在はコロナウィルスの影響により、家族ですら面会が禁じられている医療機関が多いようです。
コロナ以前では、面会に関して入院患者または家族からの申し出がない限り、医療機関側が面会を断るケースはないようです。
たしかに友人はもちろん職場の上司が入院したときも普通にお見舞いに行けたしね。
面会を断れたというのは、本人に意識がなく、親族側が断りを入れていた可能性もあります。
親族との人間関係ができていないのであれば、断れらるのは仕方ないかなと思います。
異性カップルであっても、親族と人間関係が築けていなければ、断れることでしょう。

大きなテーマとしては相続等がありますが、ちょっと長くなったので、これはまた別の機会にお話ししたいと思います。

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