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★キャンピングカー生活まであと103日★「なぜ生きづらいと感じるのか」

あした何の日?

本日のテーマは、ある意味現代日本の大きなテーマといっても過言ではないかもしれません。

「どうすれば豊かになれるのか?」
「何をもって幸せな人生といえるか?」
「この先生きていて良いことはあるのだろうか?」

現代の日本人は、なんとなく昔よりも自分の生活や人生にモヤモヤすることが多くなったのではないでしょうか?

暗い話ですが日本の自殺者数の推移を調べてみました。

全体としてピークに比べて自殺数は少しずつ減少傾向にあります。
だけどコロナを挟んで少し増えてしまっているのが分かりますね。

コロナ直後の自殺数増加は若者世代で顕著

自殺数を例に挙げるのは極端になってしまうかもしれませんが、いつもの記事に倣って専門家ではないため正確性は無いものとしてご理解ください。

コロナ後もそうですが、平成9→10年の増加数がとんでもないです。
私が生まれたのがちょうど平成9年なので、勝手に気まずさを感じますが、この理由についても調べてみました。

そもそも、高齢化している国では高齢者の自殺者数は増えるのは社会的に自然な傾向だそうです。

しかし、平成10年に関しては全年代の自殺数が増加、特に45-64歳の中高年の自殺数が増えた。

理由は失業、雇用や環境の状況悪化の可能性が高い。
自営業者に関しても金融機関の経営悪化から中小零細企業の倒産が相次いだことによる自殺増加が考えられている。

私はこの考察を見て、とても怖くなった。

現在の日本は円安不況&超高齢化社会

まさに前述した自殺の引き金になりうる大きな2つの要因を満たしてしまっているのです。

これから自殺数がまた増えるのではないか?
という恐怖です。

それが自分やまわりの人間に降りかかる可能性だってゼロじゃない。
(でも私は自分を殺めるという行為だけは何があってもしないと強く決めている)

ここまで社会的な俯瞰の目線で現状を見てみたけど、個人レベルでも「生きづらい」なと感じることは少なくない。

先ほども述べた通り、円安に少子高齢化、賃金上がらず物価は上昇、人手不足に政治不信、よくここまでボロボロな国に堕ちたなと思う。

一体このまま行けば「失われた何十年」になってしまうんだろう。

誤解を生みそうだけど、私は文化的側面で見る日本は大好きだ。

けど生きづらさを感じる時は、ほとんど経済的であり社会的なことを考えさせられる時。

経済的な側面でいえば、自分たちの文化活動に充てる金銭の余裕や、人生のフェーズを謳歌するための余裕がどんどんと切り詰められている現状がある。

人にもよるが、私が思う「なぜお金を稼ぐのか?」という答えは自分が文化的活動・社会的活動に充てて幸せを感じるためだと思う。

もちろんお金を稼ぐだけが仕事だけじゃないけど、今は「お金」にスポットを当てて考えてみる。

文化的活動、つまり自分の趣味や人付き合いの享楽に浸れること。
社会的活動、つまりボランティアや創作活動、発信で自分が社会や他人から認められるような活動ができること。

これらをやろうと思うと、どうしても金銭が必要。

ゲームや漫画を買うのもそうだし、友達と飲みに行くのも、ボランティアといっても必要な道具を買ったりするお金がいる。

そう、残酷だけど、全てのものにお金が必要。

その必要なものを外的要因でどんどん削ぎ落とされるって考えると、もちろん心中穏やかじゃない。

自分の体で考えれば、それがいかに恐怖をもたらすのが分かる。

素人ながら全ての生命維持に必要なのが血液だと思う。
酸素を送るのも、栄養を送るのも血液があってこそ。

栄養素と酸素があってこそ、私たちの身体は思い通りに動いてくれる。

血液=お金。
身体を動かせること=文化的、社会的活動。
と考えることができる。

しかし「あなたの血液はどんどん身体から減っています。身体を動かすことを控えてください。」と言われたら?

それはお金が減っていく恐怖と似ている気がする。

自分で生み出せないなら、と他人から奪う者が出てくる。
他者への攻撃は現代の犯罪やパワハラと似ている。

血液が無くなれば人は死ぬ。
お金がなくても人は死なない。本来は。

だけど現代の超資本主義社会において、その原始的常識が変わりはじめている。

お金がなくても(生命的に)生きていけるはず、なのに心がついていかなくなって自分で生きていけないと決めてしまうのだ。

つまり「お金と心」の結びつきがどんどん強くなっている。金銭的余裕が心の余裕にも結びつくという。

私は一度ほぼ貯金が底をついた経験をしている。
だけど一人でいなかったから、助けられた。
夢中になれていたものがあったから、生きている。

そういう現状に変えてしまった現代社会の仕組みが、私は認められない。
許せない、というとお門違いかもしれない。

だけど本来の人間らしさを忘れて資本主義社会に洗脳されそれが当たり前だと思い込んでしまう人も少なくない。

同時に私はこの社会で、お金だけに限らず、
心が擦り減った人を助けていきたいと思う。

人間本来の意味に、価値に、気づいてもらいたい。
あなたの悩みは、社会というちっぽけな枠組みに囚われていないか?

社会が大事とするものと、あなたが大事なものの住み分けができているか?

社会で生きていくことだけが人生だと思っていないか?
お金を稼ぐことだけが正義と思っていないか?
見ず知らずの人に注目されることだけが自分の心を満たしていないか?

本当の豊かさは、自分の中に存在する。

それに気づくために、心にモヤをかける資本主義的目線を一度取っ払って「自分は何がしたいか」「自分は誰といたいか」「自分は何が好きなのか」を考えてみてほしい。

<<<あと103日>>>
必要ない人なんてこの世にいない

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