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かるぱっちょの旅日記
2022年10月1日 20:38
*前回の物語はこちらから!!! 2018年8月24日、午前11時頃。ピアッサ地区から次の目的地であるアルバミンチ、またその先のカイヤファールへと向かうはずだった私たち。そのために情報を集め、ようやく見つけた3つのバス会社。しかし、その全てに振られる始末。私たちの目的地へと向かうバスは、存在していなかったのです。エチオピアに入国した初日、私たちは早くも先への進み方が分からなくなってしまいました。
2022年10月8日 21:32
*前回の物語はこちらから!!! 2018年8月24日、情報収集から候補に挙がっていた3つのバス会社に振られ、次の目的地への移動手段が完全に絶たれてしまった私たち。それでも、別のバス会社を探すため、粘り強く人に尋ねて回りました。そして、ようやく新たなバス会社を知っているという男性と出会い、彼に案内されて到着したバス会社は、女性が1人でやりくりしている6つのボロ会社。案の定、そこに目当てのバスはあ
2022年10月16日 22:11
*前回の物語はこちらから!!! 2018年8月24日、夜7時半頃。私たちは5階の自室の窓から、アワサの街をぼーっと見下ろしていました。他者を信用できなくなってしまったエジプト。何とか自分のことだけでも信用できる人間に。そう願って取り組んだ情報収集。しかし、エチオピアの初日を振り返れば、あっけなく崩れ去る他者と自分。そして、頼るべきものが1つもなくなった私たちが感じたのは、初めて抱く類いの恐怖。
2022年10月30日 19:44
*前回の物語はこちらから!!! 2018年8月24日、「もう外に出たくない。」と恐怖を抱きながらも、「外に出るしかない。」という、矛盾した謎の快感に後押しされる形で、飛び出したエチオピアの夜。この一歩が私の旅に大きな影響を与え始めていたことを、この時の私はまだ知りませんでした。 そして翌早朝、昨夜の外出で得た快感を薄らと身にまとい、バス停まで歩きました。するとその道中、目の前を通るバスの目