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【海外ボランティア】カンボジアで井戸を掘る

前回、僕の初めての海外ボランティア、カンボジアに井戸を作った話をしました。


それから毎年一基ずつ井戸を作ったんですよね。なので今回はその話を。

上下水道もないカンボジアの農村部では、汚れた溜め水や雨水を生活用水として使わないといけない家庭もある。そんな地域できれいな水を使えるようにする井戸を作るのに、当時の日本円で約2万円。
現地の人たちの月収に相当するそのお金も、僕たち日本人にとっては、少し何かを我慢したら出せる金額だなと、それで毎年支援することに決めました。


結局井戸作りは5年ほど続け、色んなNGO団体などの支援によりその地域の人たちはみんな井戸が使えるようになったとのことで、井戸作りは一旦終了して今は別のボランティア活動をしています。
井戸は僕が5個、その間に僕の活動を聞いて共感してくれた友達が同じく支援したいと声をかけてくれ、全部で10個くらいの井戸を贈ることができました!

①バレへんからってふざけた看板をたてる


作った井戸の横には看板が立てられ、好きなメッセージと名前が書けるんですね。

一番最初に作った看板には割とまじめに、

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HOPE PEACE TO EVERYONE 、「みんなに平和を」的なことを書いたんですが、毎年作っていくとなり、考えたわけですよ。

「現地の人って日本語読めへんし、観光地じゃないから観光客が見ることもない。てことはもっとふざけて良いんじゃ…?!


2個目に作った井戸がコレです。

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そしてこれがたしか、3個目。

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林先生が流行りだした時に作ったんですね。笑


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日本語ならバレへん理論で友達もふざけだしてます。

②井戸を堀りにいく

何個か作った頃に、一緒に作ってくれていた友達も「自分の作った井戸を見に行きたい!」と言ったのでまた見に行こうかーという話になりまして。

その時にふと思いついたんです。
いつもお金を送金して作ってもらっていて、それは雇用も生み良いことなんですが、井戸作りも実際にやってみたいな、と

井戸を作るのに1週間くらいかかると聞いていたので、イチから全部は日程的にも技術的にも無理やし、、、ということで、1日だけ井戸作りの手伝いをさせてもらうことに!

そんなこんなで井戸掘りに行くことを会社の同僚に話してたら、同僚も「私もやりたい!」と言ってくれたので3人で行くことに。


みんなスケジュールと休みがバラバラだったので現地集合で集まったのですが、同僚は初カンボジアだったので初日にアンコール・ワットのツアーに行っていて、その時一緒になった一人旅の女の子2人も加わり結局5人で井戸掘りに行ってきました。

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③(井戸堀りする前に)ギックリ腰になる


井戸作りは、地下20mだか30mくらいだかの穴を掘り、綺麗な水がでるところへ配管を繋げて汲み上げる、という感じなのでその穴掘りをするわけです。

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ただですね、実は出国の2日前に突然「ぎっくり腰」になりまして。。。
そやのに出発の前日飲みに行ってしまったおかげで寝坊してフライトぎりぎりにかけ込み、コルセットも忘れるという失態まで犯し。笑

頑張って井戸掘りをすすめるも…
(もっている棒をグリグリと動かし沈めていき、溢れ出る泥水が綺麗な水になったらOK!て感じです)

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めちゃくちゃ腰が痛い。笑


しまいには、友達から「なんやそれは!全然腰がなってない!見とけ!」と

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井戸作りボランティアの発起人は速攻で井戸掘りクビになりました。。笑



出来上がり

そんなこんなで完成した井戸がコチラ!!↓

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(撮影は後日完成後)


ちなみに、この井戸を作る前にその家族が以前使っていた井戸(?)がこれだったそうです。。↓

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これを生活用水って言ったらダメですよね。
さすがに炊事には使えないので炊事用の水は近くの井戸があるお家までお水をもらいに行っていたそうです。

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でもシャワーなどはこの溜め水を使っていたそうなので、自分たちが使える井戸ができたことをとても喜んでもらえました!

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いや〜よかった、ぎっくり腰の奴でも井戸作れるってわかって。笑

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