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雑談⑥「noteをSDGsの観点から勝手に考察」

noteとSDGsの関係性を、独自に(勝手に)考察します。

考察1:noteのバッジ

SDGsで重要とされていることは多々あるものの、その中の一つ、「効果を測定すること」はかなり重要であるとされている。理由としては、「やりっぱなし」だと、本当にやりたかったことが達成されたのか不透明なままになってしまうからだ。企業勤めの方には、耳が痛くなる確率が著者の肌感覚では80%以上である「効果の測定」。KPIやKGIでの管理は導入している会社も多いが、どのくらい、あるいは何%達成できたかというところまで見ている組織は多くはないだろう。

さて、noteの中で「効果を測定する何か」あるいは、「指標」といえるものは何かないか?

・・・ありました。

「バッジ」です。まとめてバッジの獲得状況やこれから何をしたらバッジを得れるのかわかりますので、リンクからご覧ください。

例えば、プロフィール用の記事を書いて設定したら、以下のバッジがもらえます。プロフィールも記事のうちの一つから選ぶという点は、noteらしさとも言えるでしょう。私自身、何かハッとしたものを感じました。

一方で、未獲得のバッジは、どのようにしたら獲得できるのか明記されています。例えば以下画像は、みんなのフォトギャラリーに画像をはじめて登録したらもらえるようです。ということで、私はこの記事の私オリジナルの画像を登録してバッジ獲得しようと、たんたんと、しかしどこかワクワクとその時に向かっています。

このように、何をしたらどうなるのか?ということを明確にするのは、複数人で何かをするときには非常に大切です。
企業の場合は、人事評価制度は可視化されているか?
家庭の場合は、家族が自分に求めていることや自分が家族に求めていることは明文化しているか?
といったこと等に応用もできそうです。


考察2:noteの超強力なエンパワーメント

SDGsには、以下の文言が登場しています。

ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う。(ゴール5)
女性のエンパワーメント促進のため、ICT をはじめとする実現技術の活用を強化する。(ターゲット5.b)
ジェンダー平等及び女性のエンパワーメントのための公的資金を監視、配分するシステムを有する国の割合(グローバル指標5.c.1)
2030 年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、すべての人々のエンパワーメント及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。(ターゲット10.2)

ここで、まずは「エンパワーメント」の意味等をご覧ください。

【用語】エンパワーメント
【英表記】empowerment
【意味】①自らの手で自らの未来を選び取るために必要な知恵と能力を身につけること(外務省「成長のための基礎教育イニシアティヴ」より)。②能力開花の妨げとなる様々な社会的抑圧や不足から解放され、社会的資源へのアクセス、対等な存在として政治・経済・社会・文化的生活への参画、権利などが満たされること。さらに、それぞれの人が本来自分に備わっている能力を最大限に活かし、自分の生活や環境を自分自身でコントロールする力を持てるようになること(福田和子氏より)。③権利や力の付与。能力強化(SDGsに関する外務省翻訳より)。
【例文】エンパワーメントという言葉の定義については、諸説あるというのが現状だが、各国内において言葉の定義をきちんと提示しなければ、議論や活動等すべてが噛み合わなくなってもおかしくない。もし、誰かの都合で言葉の定義すらも操作しようとしているのであれば、直ちに是正されるべきである。

つまり、低コスト・低スキルで個人の仕事の機会を拡大・創出する環境を提供することは、かなりSDGsに貢献していることになるのです。書く「権利」を与えているとも解釈できそうですね。noteを利用することで自己の能力が開花した、と感じている方がたくさんおられると思います。そういった方々は、noteの事業を通したSDGsアクションによって自分がエンパワーメントされた、と考えることが妥当かもしれません。もともと潜在的能力があった人が、活躍する場があることではじめて、開花する。

他のSNSやブログサービスを否定する気は全くありませんが、noteには広告がない分、収入の柱が少ないはずという点を考えると、ほぼ非営利組織ではないでしょうか。少なくとも私はそう感じています。プレミアム機能も、他サービスとコスパ比較したら圧倒的に安いので、私ももう少し慣れたら利用させていただきます。


さて、このエンパワーメントがうまくいくことによって、更なるSDGs的効果が期待されます。

「GDPの増加」です。

SDGsにある記載としては下記の通り。

一人当たりの実質GDPの年間成長率(グローバル指標8.1.1)
就業者一人当たりの実質GDPの年間成長率(グローバル指標8.2.1)
GDPにおける労働分配率(グローバル指標10.4.1)

まずは、「GDP」関連の言葉の意味をどうぞ。

【用語】グローバルGDP
【英表記】global gross domestic product
【意味】国民総生産から海外で得た純所得を差し引いたもの。一定期間に国内で生産された財・サービスの価値の合計で、国内の経済活動の水準を表す。世界各国の国内総生産(GDP)の総計。
【例文】グローバルGDPに関する災害による直接的経済損失を計測するために、日本ではGDPに対する災害に起因する直接的な経済損失の割合を測定する。

【用語】国民総所得
【英表記】gross national income
【意味】各経済主体が、海外からも含めて受取った所得の総計。GNI 。
【例文】実質GNI(93SNA)=実質GDP+交易利得+海外からの所得の純受取(実質) と計算され、「交易利得」を加えることで新たな調整を行い、国民が受取った実質的な所得をより的確に表すこととしたものである。

【用語】実質GDP
【英表記】real gross domestic product
【意味】国内総生産(GDP)について、価格変動の影響を取り除いて評価したもの。その年に生産された財の本当の価値を算出したもの。
【例文】名目GDPは生産数量に市場価格をかけて、生産された財の価値を算出し、すべて合計して算出するが、実質GDPはここから物価の変動による影響を取り除く。

つまり、個人の収入を増やす仕組みを提供しているnoteは、複数のSDGsの側面に貢献しているわけです。頭が上がりません。


最後に

noteをべた褒めする内容となりましたので、補足だけしておきます。
私はSDGsを結構信じており(100%ではありません)、その観点であらゆる行動を自己制限しています。

例えば、羽振りが良くてもブラック企業との関係は断ってきたり、優れたサービスやおいしい食べ物でも、「その生産者が1億人いる日本に暮らしたいか」と考えたときに、何かひっかかるときは感覚的な判断を最終決定指標にしています。

というわけで、私はそこそこ変わった価値観の人間です。その私が、noteなら何か気持ちよく物事を進められるかもしれない、と感じて、今こうやって利用者の一人をさせていただいております。

忖度無しで、すばらしいサービスだと思うわけです。

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