見出し画像

【#音源あり】 Ecological Transition 〜自然のリズムを暮らしに取り戻していくために〜(外部イベント) Ecological Memes 発起人・小林泰紘さん

こんにちは。

株式会社ゆめみ の Liberal Arts Lab 主宰で行われたオンラインイベントの音源をライブラリーにアップロードしました。

「自然のリズムを自らの暮らしに取り戻す」というテーマで「自然」「暮らし」「リズム」をキーワードにして行われた対話の音源をお楽しみください。

▼プログラム名
Ecological Transition 〜自然のリズムを暮らしに取り戻していくために〜
※ 主宰:株式会社 ゆめみ Liberal Arts Lab
※ 企画:三浦祥敬( @shokei612
    
▼開催場所
オンライン(株式会社 yumemi Liberal Arts Lab主宰オンラインイベント)
 
▼内容
自然環境を前提にした社会を形成している私たちの暮らしを、「自然」や「エコロジー」について考えることで、捉え直してみませんか?

新型コロナウイルスによる社会の変化を通して、「自然とのつながりを感じたい」ということをコロナウイルスが流行する以前よりも感じている人が増えているのではないでしょうか。 

本イベントでは、Ecological Memes の発起人・小林 泰紘(こばやし やすひろ)さんをお迎えし、「自然のリズムを自らの暮らしに取り戻す」というテーマでお話します。

※Ecological Memes(エコロジカル ミーム)はエコロジーや生態系をテーマにこれからの時代の人間観を探っていく領域横断型サロン。自然との共生や身体感覚への回帰、あるいは循環型の暮らし、より生命的な世界観や組織の在り方などが広がっている時代に、生態学や複雑系科学、あるいは東洋思想や身体知性など様々な分野の知見を掛け合わせながら、エコロジー(あるいは、そうしたことを志向する個人の在り方や社会の移行)というものと向き合い、これからの時代の生き方・暮らし方・群れ方についての学び合っていくための探索型コミュニティです。
▼話題提供者
小林泰紘さん(Ecological Memes 発起人)

----プロフィール----
株式会社BIOTOPE Creative Catalyst / Ecological Memes 発起人
世界26ヶ国を旅した後、HUB Tokyoにて社会的事業を仕掛ける起業家支援に従事。その後、人間中心デザイン・ユーザ中心デザインを専門に、金融、人材、製造など幅広い業界での事業開発やデジタルマーケティング支援、顧客体験(UX)デザインを手掛けた。現在は共創型戦略デザインファームBIOTOPEにて、企業のミッション・ビジョンづくりやその実装、創造型組織へ変革などを支援。自律性・創造性を引き出した変革支援・事業創造・組織づくりを得意とし、個人の思いや生きる感覚を起点に、次の未来を生み出すための変革を仕掛けていくカタリスト/共創ファシリテーターとして活動。座右の銘は行雲流水。趣味が高じて通訳案内士や漢方・薬膳の資格を持つ。イントラプレナー会議主宰。エコロジーを起点に新たな時代の人間観やビジネスの在り方を探る領域横断型プロジェクト Ecological Memes発起人。https://www.ecologicalmemes.me/

▼モデレーター
詩人・リサーチャー 三浦祥敬(@shokei612)

----プロフィール----
1991年佐賀のお寺生まれ。京都大学総合人間学部卒。
コ・クリエーション(共創)による新規事業開発の伴走を得意とするデザインコンサルティングファームに1年半在籍後、独立。「文化継承における抑圧からの解放と人間性の回復」に関心があり、「よりよく生きる思想・技術」として仏教思想をベースにしたライフ・メンタリングやワークショップの実施を行う。僧侶・松本紹圭氏との共著に『トランジション 何があっても生きていける方法』(春秋社、2019)。最近は、京都で詩作の日々を送っている。2020年5月、文化と共に過ごす時間を貸し出す文化プロジェクト「Transit Library」の設計を開始。

Note:三浦祥敬 Note ページ
共著:『トランジション 何があっても生きていける方法』

音源はこちらです。(3つに分かれています。)
Part-1:イベント導入
Part-2:小林泰紘さん講演部分
Part-3:小林泰紘さん×三浦祥敬さんの対話部分

▼音源

Sportify
https://open.spotify.com/episode/7GpUpHUgdUQjf8U34rLOZO
 
Anchor
https://anchor.fm/transit-library/episodes/624-Ecological-Transition-efv35r

以下にイベントで話されたことのメモを共有します。

▼メモ
・自然と離れて生きるために人は都市を作った
・産業革命下、フランシスベーコン「知は力だ」
・自然を支配していくという世界観
・渋谷と熱帯雨林の音の比較
・さまざまな音の調和が起こる森
・渋谷は別々の音がわっと / 熱帯雨林は調和
・熱帯雨林はハイパーソニックサウンドが流れている
・リズムは波。音。
・要素還元的な社会観の繁栄
・よりよく生きるとしての捉え直しが起こる都市
 
・野生のオーケストラが聴こえる-サウンドスケープ生態学と音楽の起源 
・サウンドスケープ生態学 / バイオフォニー/ ジオフォニー
・人間がつくりだすアンソロフォニーに閉じこもりがち
・音を聞くことで生息地全体の健康状態を知ることができる
・自然と暮らしのリズムが崩れてきたのかもしれない
・暮らしのリズムと自然のリズムの不調和が起こっているのでは?
・メディテーション、キャンプ、サウナなどにいく人の増加
・土いじりをする人の増加
・違和感を抱き続けるのはストレス、それを感じないようになる
・感覚を感じる余白。服交換神経を活性化しようとする人が増えている
・コロナを機に本当に大切なことは何かに向き合うスペースが生まれた
・自分の感覚を開くスペースの重要性
・南方熊楠の三つのエコロジー
(1)精神のエコロジー
(2)社会のエコロジー
(3)自然生態系のエコロジー
・神社合祀に反対した南方熊楠。自然環境と社会と人の精神への危機感。
・個、集団・群れ、惑星
・つながり合い、関係性に着目していくこと:エコロジーな態度
・中沢新一さんの「ジェラシネ化」の話
・文明のリズムと自然のリズムがズレてきた
・自然と共に繁栄するメカニズムを探究していく
・Regenerative Leadership
・共同体的な身体感覚
・自分が感じることを大事に暮らしを営んでみる
・リズムを整える実践を共有していく
・詩を書き続けていること / 自分の響きを受け取ろうとする時間
・東京で余白を上手く取れなかった
・意味のない時間を過ごすのが怖いという声
・朝、瞑想をする時間
・娘が起きてくると娘との共奏の時間になる
・朝起きてまずスマホを見るという習慣を白湯を飲むことに変えた
・毎日白湯の味が違う
・和蝋燭のゆらぎ
・自分が空っぽの時、お湯がどこを通っていくかをセンシングできる
・暗闇でお風呂に入ること
・自然のリズムのゆらぎによる心の落ち着き
・公園での静寂の時間、心の静けさ
・大自然に遠出できずとも、自分が感じるスペースを持てるか
・資本主義社会で、止まらない、止まれない
・コロナは強制的な停止だった
・いろんなものが過度・過剰だったのではないか
・何もしないことを味わうことができるかどうか
・走り続けないと不安になるということ
・少しでも止まったらだめだという強迫観念がある
・スペースが空いたところから何が生まれようとしているのか
・余白に耳を澄ます
・止まることは逆行するのではなく新しい流れが生じていくのに必要

参考

○ 株式会社ゆめみ Liberal Arts Lab

LiberalArts of After Internet

Liberal Arts Lab は、株式会社ゆめみの中でも特に、様々な好奇心のアンテナを持っていて、それでいて協調性のないメンバーが有志で集まった社内横断的な組織です。

現役のエンジニアやクリエイター、もしくはそれを目指す人たちのための、インターネット以降の「教養」をアップデートできる場となることを目指しています。

○ Ecological Memes

○ Journey of Regeneration 再生の旅 




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?