なぜトランセンドが選ばれるか
継続してご購入いただいている法人のお客様に、「なんでトランセンドを継続して買ってくれているんですか?」というアンケートをしてみました。
その中で頂いた回答をまとめてみます。
(ちょっと長いのでお時間のある時にぜひどうぞ。)
【1】製品の中身が勝手に変わらないから
トランセンドに切り替えた理由としては以下
・「他社SSDを買っていた時、当初はMLCだったのにいつの間にかTLC に代わってた」
・「DRAMのチップメーカーが、購入するタイミングによって都度異なるのが嫌だった」
・「『台湾のメーカーなんてどこも同じです』と言われたがトランセンドは違った」
と言った意見がありました。
日本の産業用メモリメーカーではほぼあり得ない事ですが、他の台湾メーカーでは製品の中身が勝手に変わることはよくあることです。実際これを理由に切り替えていただくお客様は多いです。
トランセンドでは後程ご説明する「社内管理システム」によって、全てのBOM情報がリアルタイムで管理されていますし、当然販売後のトレーサビリティーも同システムにて世界中が繋がって管理されています。
さらに法人向け産業用メモリであれば製品内部の情報がしっかり管理されているので、購入毎に中身が勝手に変わっていたということがないのです。
【2】EOL/PCN連絡をちゃんともらえる
こちらも他台湾メーカーあるあるです。
ただそれは正直仕方がないことでもあります。個人ユーザー向けがメインの台湾メモリメーカーの場合、より新しい部材(NAND/DRAMチップ)の方が安く、入手もしやすいので、強引にでも移行せざるを得ないのが、というのがメモリの業界です。
DRAMやNANDを作っているチップメーカーの戦略自体がそういう構造になっています。
しかしトランセンドはチップメーカーとの長年のパートナシップにより、
10年前の古い仕様のものでも安定供給してもらえてます。
その為、お客様が長期に渡って安心してご使用いただけますし
そろそろEOL/PCNになりそうという場合は前もってご連絡することができます。
そのため代替品への移行もスムーズに行って頂けます。
正直に伝えてもらえる
背伸びをしないという事かなと思います。
「安い他社製を買ったが、メール対応も遅く、ドキュメント提出も時間がかかった」
「カスタマイズを依頼したが断れたので、引き受けてくれた他社で進めたが、そもそも仕様的に不可能だという事が後になってわかり、トランセンドの提案した譲歩案でなんとか収めることができた。御社は物理的にできない事は最初から正直にできないと言ってくれた」
これはメモリに限った話ではなく、張り切りタイプの営業に多いのですが
実際には「実現できるかどうかわからないけど」といった案件を取りに行っちゃうケースがありますよね。
トランセンドは自分たちの状況や能力、市況を考慮してお仕事をお引き受けしています。
そしてお客様の要求に関しては、営業担当が孤軍奮闘して進めるのではなく、プロジェクト毎に日本支社のバックオフィスが台湾本社(開発・技術サポート・PM・生産 等)と密に連絡とり、万全な体制でバックアップしています。
トランセンドは他の台湾系メモリメーカーと異なり、日本法人の社員数が平均の4~5倍と多いので、営業個人に負担がかからず正しく分業がなされています。
営業担当者が無茶な道を選ぼうとしても、バックオフィスが冷静に判断し、状況によってはお断りを入れることもあります。
背伸びしてお客様の要求を応じても、将来的に無理がきかなくなって結果お客様に迷惑をかけてしまうリスクは取らず、最初から自分たちのできる範囲を説明した上で、トランセンドをご納得いただいて選んでいただいています。
ドキュメント関連の提出が早い
ここは恐らく、一番の特色になるかと思います。
「輸出関連ドキュメントは即座に対応してくれてありがたい」
「他社は環境関連資料をもらうのにとても時間がかかっていたが、トランセンドはとてもスムーズ」
「営業担当者が外出していても、別の人が対応してくれるのでストレスが無い」
「価格は他社より高かったが、事務的やり取りの工数が楽なので妥当な価格だと思える」
まず業界的に珍しい事ですが、トランセンドは下記の全ての資料を独自の自社開発システムで運用しています。
・製品仕様情報
・生産状況
・部材管理
・顧客管理
・プロジェクト管理
・各種社内申請
・各種社内ドキュメント
まさに「メモリ製品を売る会社の為」に作られたシステムなのでとても便利で、お客様にもドキュメントや資料を一早く提供できます。
代理店の対応が良い
もちろん、間に入っていただいている代理店さん達のフォローが良い事も多分にあります。
プロジェクト営業部では、名前や規模、業界での立ち位置といったところだけでの判断はせず、トランセンドの思いを理解していただけている厳選した代理店さんとパートナーシップを組ませていただいております。
まとめ:単価だけでなく、トータルコストで考える
このように、価格だけでは見えないトランセンドの良さを知っていただいた上で、トータル運用コスト(工数費用等)とした評価をいただけていました。
逆に言えば、自社のリソースに余裕があるお客様は、単価を追求した方がメリットがあるという事ですね。
こういったアンケート結果を基に、今後も真面目で正直なメモリメーカーとして皆様に信頼を提供し続けます。
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