#12 BRTによる代替可能性
鉄道閑散線区の代替交通の選択肢として、BRT(バス高速輸送システム)が挙げられるようになりました。東日本大震災の被災区間復旧で、JR東日本が気仙沼線と大船渡線の一部に導入して実効性が認められ、注目を集めました。線路敷に専用道を整備して定時性・高速性を確保。高校や病院、役所を経由した柔軟なルート設定で、運行頻度も従来比1.5-3倍に向上しました。ICカード乗車や運行情報表示も備えるほか、運行管理は鉄道システムの考え方を踏襲して「鉄道ライクな」(JR東日本幹部)乗り物となっていま