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memo21【長野式治療】気水穴処置について
長野式では炎症に対する治療として、この気水穴処置が推奨されています。
気穴というのは「経穴」、水穴はそのまま「水穴」でありその2つを合わせて気水穴処置です。
気穴(経穴)は、肺・金の性質を持っている穴のことです。
気穴は「血流・水分の代謝、配分、循行せしむる」ものだというのが、長野潔先生の言うところです。水穴はこの効果をより高めるようです。
基本的には火穴に圧痛のある経絡に対して使用します。
他にも疼痛に対して、疼痛に関わっている神経と関係している経絡を利用するのも効果的なようです。
五行理論はやはり侮れないなということを再認識させてくれる処置だと言えます。
刺鍼としてま気穴には浅刺、水穴には深刺が効果的なようです。いずれも補法です。
併せて火穴には瀉法を行うとより効果が発揮されるようです。
火穴診については一度記事を書いていますので参考にされてください。
参考図書・文献
長野康司、よくわかる長野式治療、2015、医道の日本社
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