![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135827329/rectangle_large_type_2_30f8684eb42689b928acb4c0d512c96f.jpeg?width=1200)
memo15【長野式治療】火穴診とは?
「臨床メモ」のマガジンでも、鍼灸に関する記事を書いていこうと思います。今回は火穴診というやつです。「長野式」で推奨されている評価方法ですね。
火穴を使って、身体の状態をチェックしましょうというものです。火穴というのは、五行穴で火の性質をもつ経穴のことです。
火穴一覧
肝=行間 胆=陽輔
心=少府 小腸=陽谷
脾=大都 胃=解渓
肺=魚際 大腸=陽渓
腎=然谷 膀胱=崑崙
心包=労宮 三焦=支溝
火の経穴を押したときに圧痛などが認められれば、
「該当経絡の実証」
「臓腑器官での炎症」
「熱等の実証病変」
などの存在が示唆されるということです。
これだけでも、治療の方針を立てることができそうですよね。
ちなみに陰経の火穴の圧痛を重要視するのが長野式だそうです。
色んな人の火穴を押してみたくなってきます。
参考文献
長野康司 よくわかる長野式治療 医道の日本社
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?