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memo15【長野式治療】火穴診とは?

「臨床メモ」のマガジンでも、鍼灸に関する記事を書いていこうと思います。今回は火穴診というやつです。「長野式」で推奨されている評価方法ですね。

火穴を使って、身体の状態をチェックしましょうというものです。火穴というのは、五行穴で火の性質をもつ経穴のことです。

火穴一覧
肝=行間   胆=陽輔
心=少府   小腸=陽谷
脾=大都   胃=解渓
肺=魚際   大腸=陽渓
腎=然谷   膀胱=崑崙
心包=労宮  三焦=支溝

火の経穴を押したときに圧痛などが認められれば、
「該当経絡の実証」
「臓腑器官での炎症」
「熱等の実証病変」
などの存在が示唆されるということです。

これだけでも、治療の方針を立てることができそうですよね。
ちなみに陰経の火穴の圧痛を重要視するのが長野式だそうです。
色んな人の火穴を押してみたくなってきます。

参考文献
長野康司 よくわかる長野式治療 医道の日本社

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