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イライラするのがあたりまえな子育てを楽しむためには【育児哲学#4】

・予定通りにいかないのが子どもで、いちばんのストレス
・心の余裕をもつにためには人に頼って余裕をつくる
・心の余裕をもって偶然を楽しめる親になろう





われわれは心を柔軟にし、
予定したことに過度に
執着し過ぎないようにしなければならない。


◆古代ローマの哲学者 セネカ『生の短さについて他二篇』引用




「これこそが正解である!」「これ以外はあり得ない!」と、ひとつの答えに執着しすぎることは、心の平静を奪い去ってしまう。予定したことに執着しすぎると、偶然というものに対応できなくもなる。ある程度の軽薄さをもつことで心の平静さが保たれることもあるのだ。偶然こそ、おおいに楽しもう。


子育てにおいて、いちばんのストレスは予定通りにいかないことです。

0歳~1歳あたりはまだ動ける範囲も思考もそこまで広くないので、ある程度の管理はできるのですが、2~4歳あたりになると体力もついてきて「欲」や「考える力」もできてきます。

すると、予想もしないことがたくさん起きるし、予定もままならない出来事が次から次へと起こります。

やんちゃな時期は「どうしてそうなった?」と思うキズやタンコブをつくってきますし、風邪も頻繁にひきます。遊びにいく予定をしていても、キャンセルする出来事もたくさんありました。

まだまだあります。

予定した電車に間に合わない、お店の展示品を壊してしまう、成長痛で夜寝ていても騒ぎ出して起こされる、会いたかった友達に会う前に寝てしまう。

仕事と育児と、どちらが大変かというと、圧倒的に育児だと考えます。

マニュアルもスケジュールも、その都度その都度変わる育児は、圧倒的に大変です。対価もなく、結果も曖昧です。正解も不透明です。

そして、ひとつ間違えれば最悪の場合、子供が不慮の事故に遭遇するかもしれません。そんな仕事は少ないでしょう。


ウチの3歳児も、予想や予定もできないことだらけです。

子育てには「余裕を持ってください」と、育児の専門家や周りの親身な方々にはよく言われますが、これがなかなか1人ではできるものではありません。

父親、母親、おじいちゃん、おばあちゃん、保育園・幼稚園の先生、学童、預けられるテーマパークみたいなところに頼ることによって、初めて「余裕を持つ」ことができるでしょう。

自分の時間も、誰かをしっかり頼って、そして心に「余裕」をもってください。

そして、偶然を楽しめるようになってください。

子育てにおいて、親も子どもも無理のない笑顔で過ごしましょう。



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ご興味がありましたら、ぜひお手にとって見てください。

これを見るだけでも、すこし心に余裕を持つことができるかもw


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