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4冊目 『ただ、それだけでよかったんです』
こんにちは、豊世です。紹介する本もこれで4冊目なのですが、いまだに記事の書き出しになれませんね(笑)何か季節のあいさつとか入れた方がいいんでしょうか。でもただでさえ記事が冗長になりがちなので最初くらいはすんなり入ったほうがいいのではと思うので、今回も早速始めていきたいと思います。
今回紹介するのは松村諒哉さんの『ただ、それだけでよかったんです』です。この作品、KADOKAWAが主催している小説
1冊目 『半分の月がのぼる空』について(下)
こんにちは、豊世です。今回も橋本紡の『半分の月がのぼる空』(半月)について書いていきたいと思います。
前回は主に作品の内容について書いてきましたが、今回は小説が書かれた時期など、少し視点を変えて本作の魅力について語っていきたいと思います。
1、 ライトノベルとしては異色だった半月
何度か言及していますが、本作には原作である電撃文庫版と、後に改稿されて単行本化された完全版の2種類があります。
1冊目 『半分の月がのぼる空』について(上)
こんにちは豊世です。今回は第一回ということで自分の一番好きな小説を紹介したいと思います。橋本紡さんの『半分の月がのぼる空』です(以下、半月と略させていただきます)。ほんとに好きな作品なので多分長くなりますし、複数回に分ける予定です。では早速紹介していきます。
1、 あらすじ
本作の舞台は三重県伊勢市のある総合病院です。A型肝炎を患う主人公の戎崎祐一は、生まれつき難病を患っていてずっと病院暮ら