トイメディカル株式会社

病気になったり、年齢を重ねて健康に不安が出てくると、様々な制限が出てきて日常の小さな幸…

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病気になったり、年齢を重ねて健康に不安が出てくると、様々な制限が出てきて日常の小さな幸せが失われることがあります。 私たちは、健康であろうとするために強いられる様々な我慢を技術の力で開放したいと願っています。 アッと驚く技術で食文化に寄り添いながら、食べる幸せを広げていきます!

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noteの使い方を変えていきます!     ~supported by 塩ナビ~

(初めましての方はなんのこっちゃではありますが…) この記事に立ち寄ってくださった方、フォロワーの皆様、 いつもnoteをご覧ご活用いただきありがとうございます。 この度、私たちトイメディカルはこのnoteを教育の場・発信の場へと 変えていきます! これまでのつぶやき投稿を楽しんでいた方は、X(旧ツイッター) トイメディカル【社員のつぶやき】 をご覧ください。社員の何気ない日常をつぶやいています。 さて、教育の場・発信の場といっても内容は多岐にわたると思いますので、 まず

    • 産地・製法と味わい by塩ナビ

      普段目にする食塩は白い粉末に見えますが、実は透明なんだそうです。 粒表面に当たる光が乱反射して白く見えているだけだとか。一方で、岩塩はピンク色など様々です。今回は、塩のそんな差とその理由についてお伝えしていこうと思います。 原料と産地に着目!日本における塩づくりは主に海水を原料としていますが、世界では海水以外に、岩塩、塩湖水、地下かん水を原料として塩をつくることもあります。 世界全体で見ると、年間生産量の約6割は岩塩で、3割程度が海水塩となっています。  海水の採取場

      • 今年の血圧、確認しましたか?~世界と日本~

        健康診断の基準改正!2024年4月から どうやらあまり知られていないようですが、 2024年4月から特定検診における血圧の再受診基準が変わりました。 以前)140/90 mmHg 以上(上140、下90)    ↓ 今後)160/100 mmHg 以上(上160、下100) 基準値なのに高めに設定されることになりますね。 上159だとしても、要治療のご案内は届かないという訳です。 検診結果に厚みがない(ご案内がない)と安心する私なんか要注意です。 治療を受けている人は?

        • 今日は世界高血圧デー(5/17)です! 日本高血圧学会から、高校生向け高血圧予防啓発動画と 第9回川柳標語コンテストの結果が出ていますよ♪ お時間のある方はぜひ!!! https://www.jpnsh.jp/topics/787.html https://www.jpnsh.jp/info_senryu.html

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        noteの使い方を変えていきます!     ~supported by 塩ナビ~

          塩の記念日についてのエトセトラ

          1月11日は「塩の日」 「しお」でも「エン」でもなく、そもそも語呂合わせでつくられたわけではない「塩の日」ですが、なぜこの日が塩の日になったのでしょうか? その理由は、遠い昔の戦国時代にまでさかのぼります。 (きっと歴史好きな方が広めたのではないでしょうか。) きっかけの日1569年1月11日 甲斐(現在の山梨県~長野県あたり)を治めていた武田信玄は、 相模(現在の神奈川県あたり)を治めていた今川氏との同盟を破棄し、 東海方面へと進出していきました。 それに怒った今川

          塩の記念日についてのエトセトラ

          塩の保存方法

          毎日といっていいほど使う塩。 皆さんはどのように保存していますか? 塩は腐らないといいますが、おいしく安全に保存したいですね。 保存のポイント塩は常温で保管 塩は、常温で保存して問題のない食品です。 食品表示法において、「常温で保存すること以外にその保存方法に関し留意すべき事項がないもの」にあたるので、一般的な食塩は保存の方法に関する表示を省略できます。したがって、パッケージに保存方法が書かれていなくても心配することはありません。 では、ここでいう「常温」とは何度か、ご

          歴史と塩、そして最前線へ

          塩の文化から、言葉ができたり世界各国の趣向が見えてきたり、とても興味深いですね。 今回は古代エジプトにも触れてから、私の知る最前線についてお伝えできればと思います。最後までよろしくお願いします。 古代エジプトナイル川文明と塩 エジプトといえば、ナイル川文明ですが、ナイル川の先に広がるアフリカの砂漠には干上がった湖があり、そこから塩を手に入れていました。 発展した文明とその交易により、古代エジプトの富裕層はバラエティ豊かな食生活を送っていたことが分かっています。中には400

          歴史と塩、そして最前線へ

          古代の中国やローマの塩

          塩は日本のみならず、世界で作られています。 しょっぱいという味覚は、そこで育った人間によって感じ方に差があるかもしれません。 今回は古代の塩にフォーカスしてお話していきます。 世界の塩古代中国 中国の山西省運城市にある運城塩湖では、紀元前6000年には製塩所がつくられ、湖面に浮かぶ塩の結晶を採っていたといわれています。 また、紀元前450年頃にはある人物が塩を煮詰めるために鉄鍋を使ったという記録が残っており、塩づくりに鉄が使われるようになったことを示す初めての資料と考えら

          古代の中国やローマの塩

          いまどきな塩づくり

          前回、ちょっと古風な塩づくりについてご紹介しました。 今回は現代の塩づくりについてフォーカスしていきます。 高温多湿な日本だからこそ発展した製塩法を紹介します。  イオン交換膜製塩法純国産の塩のほとんどは「イオン交換膜製塩法」 現在の日本における代表的な製塩法の1つで、海水の不純物を取り除きながら濃縮する製法です。 イオンにならない物質は通さない膜(イオン交換膜)を使用することからこの名前で呼ばれています。濃縮した塩水は蒸発缶(立釜)で結晶化させます。 海水を汲み上げ、

          ちょっと古風な塩づくり

          身近にある塩について、その作り方を紐解いてみました。 今回は塩の備蓄も行っている塩事業センターの情報からさまざまな塩づくりをみていきたいと思います。 また、海外の塩資源にもふれてみました。 塩づくりの工程3つ(濃縮・晶析・仕上げ)の工程 塩づくりの工程は、濃縮、晶析、仕上げ(加工)の3つに分けられます。 濃縮とは、海水の塩分を濃くする工程です。晶析は、溶液などから塩の結晶を育て集める工程です。 濃縮と晶析を一緒にやってしまうやり方もあります。 濃縮:天日(濃縮循環)、平

          ちょっと古風な塩づくり

          探求 学校でふれる塩(えん)とイオン

          ここではなじみの深い「塩(しお)」ではなく、化学分野おける「塩(えん)」と呼ばせていただきます。 みなさんは、なぜ水道水が腐らないか知っていますか? 身近な化学に関連付けて、塩(えん)に触れていきたいと思います。 消毒に使われる塩(えん) 私たちの生活に身近な塩(えん)のひとつが、次亜塩素酸塩です。 漂白剤・プールの消毒などに使われる次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)は消毒や殺菌の効果が期待できます。次亜塩素酸ソーダともいわれます。 プールの底に沈んでいる白いタブレットは

          探求 学校でふれる塩(えん)とイオン

          NaCl 塩の産業的役割

          前回から読みやすいように字数調整しております。 気軽に読んでいただけると幸いです。 産業的役割の塩日本は世界でも有数の工業力をもっており、600万トンもの塩はソーダ工業用として利用されています。 基礎原料として(Naが主役のソーダ工業) 塩は、さまざまな産業の基礎原料として役立っています。輸入された塩の多くは、ソーダ工業の分野で使用されており、輸入された天日塩がほとんどです。 ソーダ工業には、 ・苛性ソーダ(水酸化ナトリウム:NaOH) ・ソーダ灰(炭酸ナトリウム:N

          NaCl 塩の産業的役割

          サイエンス ミクロ視点の塩

          皆さんは、汗や涙をなめたことはありますか? 私は偶然口に入ったりとか、涙をなめたことあります。しょっぱいほどではありませんでしたが、塩味を感じました。(はい、おすすめはしておりません。) 度々になりますが、私たちの体内には塩分が含まれています。 ミクロの世界の塩塩分は体内で結晶化しているというよりは、血液などの体液中でナトリウムイオン(Na⁺)と塩化物イオン(Cl⁻)に分かれて働いていたり、違う物質に結合したりしています。 体内における塩分の働きをみてみましょう。 細胞

          サイエンス ミクロ視点の塩

          第9回 塩の品質 ~国内と海外~

          前回は海外と日本の塩の輸出入をお伝えしました。 今回は品質の違いについてお話していこうと思います。 食塩として口にする塩塩に含まれる成分 塩の主成分は塩化ナトリウム(NaCl)です。 その他にも、原料となる海水や岩塩由来のマグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、カリウム(K)などが含まれている場合があります。 ミネラルは生命を維持するために欠かすことのできない重要な成分で、体の中でつくり出すことができないため、食事などから取り入れるしかありません。それはヒト以外の動物で

          第9回 塩の品質 ~国内と海外~

          第8回 海外と比較した塩 ~生産と消費~

          今回は海外にも目を向けて、日本との関係をみていきたいと思います。 日本ではどのくらいの塩が生産され、海外からはどのくらいの塩を輸入しているのでしょうか? 生産量と消費量生産量の比較 英国地質調査所(BGS)がまとめた、世界の鉱物生産に関する統計資料『World Mineral Production 2014-2018』をもとに、日本の塩生産量を見てみましょう。 日本では2018年度に約 929,000トンの塩が生産されていました。 上位6カ国は、以下の通りです。 1位 

          第8回 海外と比較した塩 ~生産と消費~

          目次 ~記事まとめ2023 by塩ナビ~

          2023年 塩ナビの記事掲載まとめ 第1回 食品としての塩 ~食品表示からみる塩~ 第2回 自然の中の塩、からだの中の塩     現在の人気回✨ 第3回 塩の使い方いろいろ ~相互作用でうまみを引き出す~ 第4回 塩分摂取の極論 ~必要量とオーバードーズ~ 第5回 食塩摂取量の推移と変わってきたこと ~PDCAサイクルで読み解く~ 第6回 健康長寿のために ~食品・栄養成分を知る~ 第7回 栄養素 ~Mg(マグネシウム)と食物繊維~ あとがき 2023年も大

          目次 ~記事まとめ2023 by塩ナビ~